BOTANISTで有名なI-neの別ブランド「YOLUカームナイトリペア」
- シャンプー
- トリートメント
- ヘアオイル(アウトバストリートメント)
の成分解析とアットコスメなどの口コミを総合的に評価していきます!
■YOLU ヨル カームナイトリペアシャンプー
強洗浄力+補修効果あり
■カームナイトリペアトリートメント
シリコンコーティングベース+補修効果あり
■YOLU カームナイトリペアヘアオイル
ノンシリコン(合成オイルは配合)+補修効果あり

敢えて「YOLUシャンプー」をおすすめはしないかな・・・という感じ。
ヘアカラーの褪色を早める可能性もあるので、その点にも注意が必要です。(詳しくは記事後半で)
トリートメントはうまく使えそうですね。(こちらも詳しくはトリートメントの解析で!)
ということでシャンプーの解析からしていきますね!
ヨル カームナイトリペアシャンプーの成分解析
YOLU ヨル カームナイトリペアシャンプーの成分解析をしていきます。
いつものようにシャンプーで一番大事な洗浄成分は以下↓↓
■成分をタップすると詳細が表示されます。
※その他にも洗浄成分は配合されていますが、極小量なので割愛



1000円以下の市販シャンプーでよく見かける作りです
この洗浄力の強さを、その他の補修成分で補う作りになっていますが、、、
そもそも「毛髪は死んだ細胞」
なので、一度負った傷は、元には戻らず”誤魔化す”ことしかできません。
ですのでなるべく負担をかけないことが最も大事になります。
そのような理由から、当解析サイトでは、洗浄力にもっともこだわって解析しています。
Tシャツはどんなに優しい洗浄剤を使っても、洗うたびに段々傷んでいくことは想像できると思います。
ただ、傷みの進行度は、洗浄剤のやさしさによって変わってくることも想像できると思います。
シャンプーで言うと、洗浄剤がそのまんま洗浄成分で、補修成分とは柔軟剤のことです。
洗浄力の強い洗剤でTシャツを洗って、その後柔軟剤でふんわりと仕上がっても、それは誤魔化しているだけだということも想像できると思います。
一度傷んだTシャツが新品のようにきれいに再生することはありませんよね?
毛髪もそれと同じです。
ですので、くどい様ですが・・・
大事なことなので何度でも言いますが・・・
シャンプー&トリートメントの解析の中で、最も大事であり、
「製品評価の9割決まる!!」というのが洗浄成分の質です。
ぜひ、洗浄成分の質にこだわってシャンプーを選択していただきたいと思います<m(__)m>
話しは戻りますが、それ以外の成分についても見ていきます。
==============
==============
■肌と毛髪の「CMC脂質」ケア
- 各種セラミド
- コレステロール
■キューティクルケア「クオタニウム-33」
■毛髪補修成分「イソステアロイル加水分解コラーゲン」
■持続型うるおい成分「異性化糖」
■YOLU ナイトリペアの由来になっているであろう持続型補修成分「γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)」



ということで、かなーり濃ゆい作りですね。
- 頭皮ケア
- 保湿
- 毛髪内部補修
- キューティクルケア
すべてできる感じです。
そしてさらに!
■リンス剤「ジステアリルジモニウムクロリド」配合
シャンプ後にトリートメントをすると、ヌルっとサラサラになるのはこのリンス成分「第4級カチオン界面活性剤」(以下、”カチオン成分”と記載)のおかげ。
で、「ジステアリルジモニウムクロリド」はそのカチオン成分の一つです。



元々かなり濃ゆーい作りの上に、リンス剤までシャンプーに配合されているので、かなり重厚感がありそうですね!
ここまでを見て、メリットデメリットは
- ナイトリペアのイメージ通り、朝のパサつき緩和・寝ぐせの緩和
- まとまりがある
- 厚化粧すぎるので、それを落とすために洗浄力が強くなり毛髪の負担になる
- ボリュームがなくなる
- カチオン成分による頭皮刺激
この中で最も注目なのが
- 「厚化粧を落とすために洗浄力が強くなり毛髪の負担になる」
- 「カチオン成分による頭皮刺激」
というデメリットです。
厚化粧on厚化粧??
トリートメントも洗浄成分を除けば上記のような成分が配合されているので、
シャンプー&トリートメントをすると「厚化粧on厚化粧」をしたイメージです。
そのため仕上がりは非常にまとまってツヤも出て良い感じになるのでしょう。
なので口コミ評価も高くなると思います。
ただ、「厚化粧on厚化粧」ということは、それをしっかりと除去できるクレンジング力が必要ということです。
お顔で想像すればわかると思いますが、
ファンデーションの上からファンデーションを塗っているような感覚ですので、それを除去するのに負担がかかるのは想像できると思います。
その点を考えると、当サイトの解析基準ではお勧めのシャンプーではありません。
頭皮刺激に注意
通常、カチオン成分はリンス剤にしか配合されていません。
なぜかというと「頭皮への刺激が強い」からです。
「リンスは頭皮につけない」と言われているのは、このカチオン成分の刺激から頭皮を守るために言われています。



カチオン成分がシャンプーに配合されることで、「洗浄力の強さによるごわつき」を感じさせないようにしているのかもしれませんね。
シャンプーまとめ
ということでシャンプー解析をまとめると
- 頭皮ケア
- 保湿
- 毛髪内部補修
- キューティクルケア
など網羅的なところは評価できる一方
- 強洗浄力による頭皮・毛髪への負担
- カチオン成分配合による頭皮刺激
など気になるところもあるリンスインシャンプーです。
当シャンプー解析サイトでは「洗浄力の質」が評価基準の「8割~9割」を占めているので、その点で言うと、当サイトのおすすめシャンプーではありません。
YOLU カームナイトリペアトリートメントの成分解析
YOLU カームナイトリペアトリートメントの成分解析は簡単に。
トリートメントは洗浄成分を除けばほとんどシャンプーと配合成分は同じです。
詳しくはこちら(シャンプー解析内での説明)をご確認ください。
ザックリと書くと
- 保湿
- 毛髪内部補修
- キューティクルケア
全て網羅しています。
で、トリートメントにはシリコンが高配合され、しっかりと毛髪をコーティングします。
- ジメチコン
- アミノプロピルジメチコン
ちなみに
シリコンを否定しているわけではありません。
- ハイダメージ毛
- 今までどのシャンプーでも納得できなかったシャンプージプシーの人
には、シリコン入りシャンプーはおすすめです
↓↓
その他、トリートメントにのみ配合の特徴的な成分は・・・
■毛髪補修成分「イソステアロイル加水分解ケラチン」
■CMCケア「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」
…アミノ酸系セラミド類似体(詳しくはこちら)
まとめると
シリコンで毛髪コーティングしたうえで
- 保湿
- 毛髪内部補修
- キューティクルケア
がすべてできるので、網羅的で結構良いのではないでしょうか。
ただ気になるのはシャンプー解析のところでも既述ですが、
■シャンプーも厚化粧
×
■トリートメントはもっと厚化粧
の「厚化粧on厚化粧」
なので、これを除去するためにシャンプーの洗浄力が上がり、結果それが毛髪の負担になるのではないかと思ってしまいます。
で、この記事を書いていて閃いたのが、
当サイトのシャンプーの中で最もシンプルイズベストな、ベストシャンプーの一つ「ハイビスカスヘアシャンプー」との組み合わせ。
ハイビスカスヘアシャンプーは、洗浄成分の質だけで勝負している、それ以外の余計なものがほとんど配合されていない稀有なアミノ酸シャンプーです。(NOトリートメント)
アットコスメの口コミを見るとシャンプーだけの評価なのにかなり高評価。
(通常はトリートメントも含めた仕上がりで評価されています)
とは言え、ハイビスカスヘアシャンプーだけでトリートメントなしは物足りないという人もいらっしゃると思います。
でも、トリートメントにもこだわりすぎると高くつくし・・・
というときに市販品で手ごろな価格の「YOLUトリートメント」との組み合わせは、コスパ的にもかなり良いのではないでしょうか。
結構おすすめかも♪
YOLU カームナイトリペアオイルの成分解析
YOLUカームナイトリペアヘアオイル(アウトバストリートメント)の成分解析も簡単に~。
シャンプーやトリートメントに配合されていた毛髪補修系の成分が大体含まれていて、ノンシリコンの作りになっています。
シャンプー&トリートメントで十分厚化粧な作りになっていたので、
「オイルはノンシリコンで若干軽い作りにしたのかな」
という印象です。
結構、良い作りだと思います。
それこそ、厚化粧になりすぎないように、
の組み合わせで使うと、
- 重すぎてボリュームナシのペッタンコになりすぎず
- でも、まとまり良くツヤツヤ
- 毛髪補修も出来る♪
と良いとこ取りになりそうですね♪
YOLUカームナイトリペアシャンプーの口コミ
YOLUカームナイトリペアシャンプーのアットコスメなどの口コミをチェックしていきます!
だいぶ長文になってきたので簡単に<m(__)m>
「465件中★5.0」
なかなか評価しずらいですね・・・。
これだけ厚化粧な作りなら、もっと評価が伸びても良い気がしますが・・・。
とは言え、多くのコメントは
- さらさら
- しっとり
- ツルツル
- うるうる
と非常に高評価のコメントが多いです。
あとは
- 香りの良さ
- パケ映え
によって、評価に加点が加えられている印象です。
注意点としては、カチオン成分の影響か
- 「YOLUを使うとニキビが出来る」
的なコメントもあるので、頭皮が弱い方は一応気を付けてくださいね。
ヘアカラーが褪色しやすい!?
洗浄力がとても強く、さっぱりはしますが、カラーがめちゃめちゃ落ちます。
ハイトーンなので、カラーの抜けはわかりやすいのです。
気に入らないカラーになってしまった時に使おうかな…
このような口コミがアットコスメでありました。
そして上記画像の様に、公式ホームページ上でも、ヘアカラーの褪色についての言及があります。
原因は2点考えられます。
- 洗浄力が強い
- 油性成分が多すぎる
1点目は今まで既述の内容で想像がつくと思います。
で、2点目。
「油性成分」についてですが、YOLUは全体的に油性成分が多いです。
そのおかげでまとまりやすかったりするのですが・・・
人工色素も油性成分であるため、油で油を落とす乳化作用が働いてしまい、カラーが褪色しやすいことが考えられます。
これは、美容室の現場でも結構意識して気を付けるポイントになっています。
ハイトーンのカラーをした後に、下手に油性成分の多いトリートメントをしっかりつけようとすると、その過程でどんどんカラーが褪色していきます。
なので、ハイトーンで傷んでいる毛髪だから本当はしっかりトリートメントをしたいけど



とアシスタントに指示するくらいデリケートなときもあります。
なので、カラー持ちを良くしたいときは他の選択肢になるのかなと思います。
※※「油性成分の乳化作用」はカラー褪色の話ですが、公式サイトのアナウンスでは「パーマ施術直後も控えるように」とのことなので、単純に「洗浄力が強い!」ことが一番の原因かもしれませんね。
YOLUカームナイトリペアシャンプーの総合評価
YOLUカームナイトリペアシャンプーを成分解析&口コミでまとめると
■強洗浄成分なリンスインシャンプー
■毛髪補修系トリートメント
■ノンシリコン毛髪補修系アウトバストリートメント
の組み合わせになっています。
評価の8割~9割は洗浄成分の質で判断しているので、その点では当サイト基準のおすすめシャンプーではありませんが、
- 頭皮ケア
- 保湿
- 毛髪内部補修
などの残り1割~2割の部分はなかなか良い組み合わせで出来ています。
油性成分が多く仕上がりはまとまりやすいので、仕上がりは好評のようです。
ですが、すべてYOLUで揃えると、濃厚すぎるように感じるので、
シャンプーのみ、THEシンプルなアミノ酸シャンプー「ハイビスカスヘアシャンプー」にして残り2点
- トリートメント
- アウトバストリートメント
のみYOLUにする。
という組み合わせも結構おすすめですよ♪
その他、カラーの褪色が早くなる可能性があるので、こだわりカラーをしている人は違うシャンプーを選択するのも有りだと思います。
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