BOTANISTルース ボタニカルスカルプセラム ストレートのシャンプー&トリートメントを成分解析と口コミレビューで評価していきます!
BOTANISTルースシリーズは
- ストレート
- エアリー
の2タイプあります。
今回はストレートを解析していきますね。
その他、アウトバストリートメント2種
ー ルース ボタニカルインシャワーヘアセラム
ー ルース ボタニカルマルチオイル
もまとめて解析していきます!
最後にストレートとエアリーの違い、どっちが良いのかも解説します。
先に結論としては
なかなか良いシャンプー&トリートメントです。
シンプルな作りでスカルプ系っぽい感じです。
ただ、シンプル且つノンシリコンな分、仕上がりに物足りなさが残るかもしれません。
逆に、これで満足出来れば、敢えてシリコンイントリートメントを使う必要はないでしょう。
それでは成分解析からしていきますね!
ボタニスト ルース ボタニカルスカルプセラムシャンプー ストレートの解析
ルース ボタニカルスカルプセラム「ストレート」シャンプーの成分解析をしていきます。
いつものようにシャンプーで一番大事な洗浄成分は以下↓↓
■成分をタップすると詳細が表示されます。
※その他にも洗浄成分は配合されていますが、極小量なので割愛
その他の洗浄成分と比較してかなり多い割合で配合されている「ココイルメチルタウリンNa」の特徴が強く出る形になっていると思います。
つまり、低刺激且つ適度に洗浄力のある作りですね。
全体的な組み合わせもよく、良い洗浄成分群だと思います。
洗浄成分以外で特筆すべき成分は以下。
■瞬間的に毛髪内部補修出来る
■本物の頭皮ケア成分
その他、
- トウシキミ果実/種子油、コメヌカ油、スクワラン
などがキューティクルケアをしてくれますね。
シャンプーまとめ
シャンプーの成分解析をまとめると、
シンプルで結構良い作りです。
- 洗浄成分は優秀
- 頭皮も毛髪もシンプルにケア出来る。
という作りのやさしいスカルプシャンプーですね。
ルース ボタニカルスカルプセラムトリートメント ストレートの解析
ボタニスト ルース ボタニカルスカルプセラムトリートメント ストレートの成分解析は簡単に~
ノンシリコントリートメントです。
基本的には、シャンプーのように
- ペリセア
- グリチルリチン酸2K
などは同じく配合されているうえで、
プラスアルファ
油性成分を多く配合することでまとまりを良くするような作りになっています。
ただ、ノンシリコンの分、仕上がりのまとまり感はどうなるかな?
というのが一つだけ懸念されますが、試してみてその点がクリアされるようでしたら悪いところはないので長く使っていけるトリートメントですね。
こちらもシャンプーと同様、シンプルでやさしい作りだなという印象です。
ボタニスト ルース ボタニカルインシャワーヘアセラムの成分解析
ボタニスト ルースシリーズのアウトバストリートメント2種も解析していきます。
まずは一つ目。
ボタニカルインシャワーヘアセラムの解析からです。
成分的には
最も多く配合されている「水添ポリイソブテン」はほぼシリコンの様な成分です。
それに続く2種「ジメチコン、ジメチコノール」はシリコンです。
つまり、ほとんどシリコン様成分とシリコンで作られてオイルです。
※美容製品に配合されるシリコン(正確にはシリコーン)はそもそもオイル状です。
※以前、シリコーンと正式な形で書くとよく「シリコンとシリコーンは違うものですか?」という質問が来たので一般的になじみのある”シリコン”と記載しています。
シリコン系以外で特徴的な成分は
■ドライヤーなどの熱に反応して毛髪補修をしてくれる持続型補修成分「γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)」
つまりお風呂上り乾かす前に使うことで、ドライヤーの熱に反応して”毛髪に吸着して防御&補修をしてくれる”優れものです。
ちなみに高濃度シリコン処方だから悪いということは全然ありません
むしろ、シリコンオイルであるがゆえにベタベタせずにサラサラ仕上がりになります。
ただ、多くのアウトバストリートメントはほとんどこの作り(ほとんどシリコンオイルで出来ている)なので、
- ボタニストが好き・香りが好きだから同じシリーズを使いたい
ならこちらを使えばいいし、
- ほとんど同じ作りなら、もっと安いやつでいいや!
と思えば、ドラッグストアで販売している数百円のアウトバスオイルも似た作りのものが多いので、それを選択するのも有りかなと思います。
※ディスっているわけでは全くなく、もっと高い美容室専売オイルでも多くの製品は「ほとんどシリコンオイルで出来ている」ので、当美容室のお客様には上記の様に説明して「必ずしも美容室で購入する必要もないですよ」と説明しています。
一つだけ言うならば、美容室の高いシリコンオイルや、解析中のボタニストルースヘアセラムは、ほとんどシリコンオイルで出来ているうえで、毛髪補修成分なども加わっていることことに優位性はあると思います。
個人的には、ヘアオイルに2000円近く出すなら、まずはもっとグレードの高いシャンプー&トリートメントにお金をかけてあげて、ヘアオイルは数百円のものを使用した方が長い目で見た場合は良いのかなと思います。
BOTANISTで選ぶならプレミアムシリーズがあるので、シャンプー&トリートメントはそちらを選択して、アウトバスは数百円のものか、そもそも使わなくてもいいかも??
という手もありますよ♪
ボタニスト ルース ボタニカルマルチオイルの成分解析
最後にボタニスト ルース ボタニカルマルチオイルの成分解析もしていきます。
マルチオイルは「ボタニカルインシャワーヘアセラム」と違い、コメヌカ油などで作られているので「天然ヘアオイル」ですね。
というと、
と
- 天然
- 自然(ナチュラル)
- ボタニカル
- オーガニック
- 植物
などのワードに条件反射的に「こっちの方が良い!!」と飛びつく方がいらっしゃいますが、全然そんなことはありません。
例えば、コメヌカ油は酸化しづらいオイルですが、それでも人工オイルであるシリコンの方が酸化しづらいと思います。
よく言われる「成分安定性に優れている」というやつですね。
天然成分は、酸化することで化学変化を起こしやすく、酸化する前は「良い成分」だったはずが、酸化して「毒化」することもあるわけです。
人工的に作られている成分はそういうリスクが極力排除されるように作られているので「成分安定性に優れているんですね。」
つまり、「化学変化をしづらい」ということですね。
とても良い成分だけど、天然のままだと酸化して悪くなるから、科学的に合成して「その成分の良いところは残して、酸化しづらいように作成する」
と考えれば、「天然が良い」「合成は悪」とは一概には言えないと思っています。
と、話しはだいぶ脱線しましたが、もちろん天然成分や、ましてやコメヌカ油が悪いという話をしているわけではなく、むしろ天然オイルとしては酸化しづらいオイルだと思います。
ただ「天然とかボタニカルとかオーガニック」というシャンプーや化粧品を評価するうえでほとんど意味のない、消費者に「良さそう♪」とイメージさせるためのイメージ戦略に踊らされないでほしいなと思っています。
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ここから解析に戻ります。
最も多く配合されているのがコメヌカ油、というかほぼコメヌカ油で出来ているオイルだと思います。
※基本的に1%未満しか配合しないエキス類が3番目に記載されているので。
コメヌカ油は紫外線吸収能をもつオリザノールを含むので日焼け止めオイルなどのベース基剤に使われることもあるので、毛髪の日焼け対策にもなるかなと思います。
ちなみに、ほぼ天然オイルで出来ているオイルは好き嫌いがはっきり分かれます。
それは付ける量をちょっとでも間違えるとベタベタ・ギトギトになって、「何日か頭を洗っていない人」」の様になってしまいやすいからです。
逆に言えば超乾燥毛や、超剛毛で普通のヘアオイル(シリコンオイルのこと)では物足りない、という方には、ずっしりと重くなる天然オイルはおすすめとも言えますが・・・
正直美容師になって23年以上、天然オイルじゃないと対応できない毛髪には出会った記憶がありません。
そう考えると、イメージ的に「天然オイルを使いたい!」というこだわりがない限り、僕からはおすすめしません。
さらに言えば、天然オイルでギトギトな毛髪は、パーマなどのケミカルメニューに影響必須なので美容師的にはその点も天然オイルをお勧めしたくない理由だったりします汗
その点、シリコンオイルの優れているところは、付ける量を間違えてもベタベタになりづらく安定的にツヤツヤサラサラな仕上がりになれることです。
と、個人的にはあまりお勧めしない天然オイルですが、、、
「ボタニスト ルース ボタニカルマルチオイル」はアウトバスとしての利用だけでなく、「マルチ」と書かれているだけあって
- シャンプー前の頭皮に塗布してマッサージするオイルとして
- 手肌用ボディオイルとして
という使い方もあるので、そちらの目的で使用する分には良いのではないでしょうか。
いずれにせよ、マルチオイルでも、ヘアセラムでも、使用後はしっかりシャンプーをして除去してあげないと、取り切れていないオイルが日々積み重なっていき、毛髪コンディションの悪化を招くのでご注意くださいね。
※メイクをしっかりした後は、しっかりクレンジングしないと、メイク残りがある上から翌日さらにメイクを重ねていくと、お化粧もよれるし、肌も悪化していくし・・・と同じ感覚です。
ボタニスト ルース ボタニカルスカルプセラム ストレートの口コミレビュー
最後にボタニスト ルース ボタニカルスカルプセラム ストレートの口コミレビューをアットコスメでチェックしていきます!
「588件中★5.8」
ノンシリコンシャンプー&トリートメントでこの評価なら高評価と言っていいのではないでしょうか。
口コミレビューを見るとシャンプー&トリートメント共にノンシリコンでありながら
- まとまりがある
- 指通りが良い
そして、
- デザインがおしゃれ
- 香りが良い
と、実用的にも見栄え的にも評価が高いところは、さすが現在のシャンプー業界で一番乗っているボタニストシリーズなだけあるなという印象を受けました。
■口コミサイトやSNSで口コミをチェック
BOTANISTルース ボタニカルスカルプセラム ストレートの総合評価
ここまで
- BOTANISTルース ボタニカルスカルプセラム ストレートシャンプー&トリートメント
- ボタニスト ルース ボタニカルインシャワーヘアセラム
- ボタニスト ルース ボタニカルマルチオイル
を成分解析してきました。
シャンプー&トリートメントは、シンプルで且つ悪いところはほとんどないので、使ってみて問題なければ長く使い続けられる製品だと思います。
もし、物足りなさが残る場合、シンプルが故に
- カラー・パーマダメージに対応をしきれていない。
- クセや剛毛で広がる毛髪に対応しきれない
ということだったり、ノンシリコンによる仕上がりの低下が考えられます。
その場合は、当サロンおすすめシャンプー辺りを選択いただけると良いと思います。
「ボタニスト ルース」ストレートとエアリーどっちがおすすめ!?
ボタニストルース
- ストレート
- エアリー
どっちが良いでしょうか?
結論から言えばどっちでもいい。
正直大きな枠組みは大体同じです。
で、最後の仕上がりの部分で重めになっているか軽めになっているかの違いだけですね。
成分も含めて言うと
- ストレートは、オイル成分が多めで重めに仕上がるので、つまりクセが若干伸びやすい
- エアリーは、アミノ酸系成分などの保湿成分で軽めの仕上がりなので、軽い⇒フワフワ⇒エアリー
という感じですね。
ちなみに同じシリーズで何種類かある場合、比較対象は、そのシリーズの中でのことなので、
例えば、
■「Aシャンプー・Bシャンプー」それぞれ「サラサラ・しっとり」の2タイプがあった場合
A.Bそれぞれのブランドの中でのサラサラ、しっとり比較なので、
もしかしたらAのしっとりタイプよりも、Bのサラサラタイプの方が、「実はしっとり仕上がる」ということもあります。
それでいうとボタニストストレートは、ストレートという名称ですが、シンプル+ノンシリコンなので、他メーカーのしっとりタイプの方がストレート気味になりやすい可能性があったりします。
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