カウブランド無添加シャンプーを美容師目線で評価(成分解析)してみました。

※リニューアルされました。こちらの成分解析は「カウブランド無添加シャンプーしっとりタイプ」の成分解析です。

※「カウブランド無添加シャンプー」の”さらさらタイプ”はこちら
「カウブランド無添加シャンプーさらさらの成分解析」

 

◆他の代表的な市販シャンプーの解析はこちら

 

◆市販のCMシャンプーの立ち位置をよくご理解したうえで記事をお読み下さい。

まずはこちらを一読⇒「市販のCMシャンプーのおすすめ度」

 

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カウブランド無添加シャンプー(しっとり・さらさら)の評価

カウブランド無添加シャンプーは、しっとりタイプ・さらさらタイプ共に、市販のシャンプーの中では非常にシンプルなつくりです。(良い意味で)

 

且つ、シャンプーで一番大事な洗浄成分の作りもそんなに悪くありません。

ですので、市販の価格帯の中で低刺激性の優しいシャンプーを探している人には(つまり肌が弱い方)、候補の一つになるかもしれないシャンプーですね。

 

ただ、

  • 「毛髪ダメージがあるから補修したい」
  • 「パサつきやすいからまとまるのが欲しい」」

などの性能を求めている場合は、こちらのシャンプーではないと思います。

 

その場合、市販シャンプーの中では以下のシャンプーの方が優れているかなとは思います。

 

でも、その他の市販のシャンプー達よりはいいシャンプーだと思いますよ。
「ヘアレシピシャンプーを美容師が解析すると。」

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繰り返しますが、無添加系のシャンプーなので1000円以内の市販シャンプーの中ではお肌が弱い方にはおすすめです。

 

 

 

カウブランド無添加シャンプーしっとりの成分

【成分】

水、DPG、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ココアンホ酢酸Na、トリイソステアリン酸PEG-160ソルビタン、ラウレス-4カルボン酸Na、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ココイルグルタミン酸Na、ベタイン、ポリクオタニウム-50、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココイルアルギニンエチルPCA、クエン酸

 

カウブランド無添加シャンプーしっとりの解析

元々の無添加シャンプーの成分がこちら↓↓だったので少し変更がありますね。

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【リニューアル前の無添加シャンプーの成分】

水、DPG、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸Na、スルホコハク酸ラウレス2Na、テトラステアリン酸PEG-150ペンタエリスリチル、グリセリン、ココイルグルタミン酸Na、PCA-Na、コハク酸ジエトキシエチル、ポリクオタニウム-10、クエン酸

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ちなみに結構勘違いしやすい人が多いので強調しておきますが、「しっとりタイプ」というのはカウブランドシャンプー2種で比べたらしっとり系だよ。ということで、ほかのメーカーのさらさらタイプよりもしっとりしているかは別の話です。

 

「しっとり」と書いてあるからって、「ほかのさらさらタイプのシャンプーと比べてもしっとりする♪」という勘違いで購入すると「話が違う!!」ということになりかねませんので、あくまでも「カウブランド無添加シャンプーの2種類の中ではしっとり系」と把握しておいてくださいねm(_ _)m

 

ではちょっと解析しながらリニューアル前のカウブランドとの比較もしていこうと思います。

 

洗浄成分の解析

まずはシャンプーで一番大事な洗浄成分は、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ココアンホ酢酸Naです。

●両性ベタインで低刺激・低洗浄なコカミドプロピルベタイン。

●アミノ酸系の低刺激・低洗浄なココイルグルタミン酸2Na

ここまで新旧同じです。

 

ここから違いが出てきます。

リニューアル前のカウブランドでは「スルホコハク酸ラウレス2Na」が配合されています。これはとても低刺激だけど、洗浄力が強い成分。

上位2種の洗浄力の弱さを補ってバランスをとっている作りだった以前のものに比べて、リニューアルした「しっとりタイプ」は上位2種の次がココアンホ酢酸Naです。

こちらは低刺激・低洗浄な両性界面活性剤です。

 

ということで、しっとりタイプは洗浄力がすべて低刺激・低洗浄タイプなので、「洗浄力はちょっと弱いかな?」という感じ・・・。

その分仕上がりはしっとりですね♪

 

※ほかに洗浄成分としてラウレス-4カルボン酸Na(酸性石鹸)なども含まれていますが、配合順的に補助的な配合だと思うので割愛します。

 

以前はカウブランド無添加シャンプーは1つのシリーズだけでしたので「中間の洗浄力」で作ってあったんだと思いますが、「しっとりタイプ」と「さらさらタイプ」に分かれることで、中間な洗浄力よりも「少し弱い」「少し強い」の2種に分かれたんだと思います。

 

で、こちらは「少し弱いタイプ」ということですね。

 

そのほかの成分

ほかの成分で特徴的なものはDPGが水の次に高配合なところです。

DPGは保湿剤であり、防腐効果もあるので、防腐剤を配合していないカウブランドにとっては、「DPGが多めに配合してある」というのは防腐力を高めるためにも必要な処置だったんでしょうね。

 

防腐剤に関しては、記事後半に詳しく「裏話」を書いていますので是非読んでみてください!

 

キーワードは

無添加が安全なんて・・・

まぼろし――!

です

 

 

 

それ以外で、新たに加わったもので気になるのは

  • カチオン界面活性剤のグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココイルアルギニンエチルPCA

の2つ。

 

まあ俗にいうリンス剤です。

カチオン界面活性剤は「毛髪柔軟性・軋み改善・帯電防止」などの目的で利用される、まさにリンス剤たるゆえんになる成分です。

でも、「リンスは頭皮に付けない」といわれているのはこのカチオン界面活性剤に皮膚刺激があるからです。

通常カチオン界面活性剤はその皮膚刺激のために頭皮も洗うシャンプーには配合されていません。

 

と、カウブランド無添加シャンプーしっとりタイプに配合のグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココイルアルギニンエチルPCAの2種は、皮膚刺激があまりないように改良されている成分です。

が、、、「カチオン界面活性剤=吸着する成分」ですので、頭皮が弱い人には敢えて配合されていなくても良いような・・・と個人的な見解ですが。

まあほとんど問題ないとは思いますが。

 

ただ、こういうのが配合されていなかった以前のカウブランド無添加シャンプーよりも毛髪コンディション的には優れたつくりになっていると思います。

 

カウブランド無添加シャンプー解析まとめ

まとめると非常に低刺激・低洗浄力な洗浄剤の組み合わせなので、乾燥肌の人には向いているかもしれません。

逆にスタイリング剤やアウトバストリートメントにオイルタイプを利用している人などには一回の洗浄では除去できないかもしれません。

 

アレですかね・・・一部マニアの人の中で流行っている「ノープー(湯洗い)」。

興味はあるけど全くシャンプー使わないのにも抵抗がある・・・なんて人にはかなり低洗浄力の「カウブランド無添加シャンプーしっとり」良いかもしれませんね。

まあ僕はノープーに関してはそんなに・・・という感じですが。

※僕のノープーについての見解などはこちら
「ノープー/湯洗に育毛の効果はある?本当に頭皮と髪に良いの?」

 

●個別のシャンプ―解析・おすすめはこちら

 

カウブランド無添加シャンプー
【メーカー】
 牛乳石鹸共進社
 

 

※さらさらタイプの解析はこちら

「カウブランド無添加シャンプーさらさらの成分解析」

 

カウブランド無添加シャンプーの安全性は?

ベビーシャンプーは大人にもおすすめ

カウブランド無添加シャンプーを検討している人の中には、「ほかのシャンプーでトラブルが起きるから無添加のカウブランドが良いのかな?」ということで試そうと思っている人って多いと思います。

実際どうかというと、安全な部類のシャンプーだと思います。

 

理由は単純。「成分数が少ないから」です。

アレルギー体質の人にとって成分数が多い製品は敵です(>_<)

アレルギー体質の人はいろいろな成分にアレルギーがあるでしょうから、少しでも成分数が少ない製品にした方がアレルギー成分に当たる可能性が少なくなると思いませんか?

「オーガニックオイル8種。〇〇エキス5種配合♪」なんて宣伝を見ると良さそうに思いますが(実際悪いわけではありませんが)、アレルギー体質の人にはそれだけリスクが増えるのではないでしょうか?

 

ですので成分数が少ないカウブランドは、アレルギーを色々持っている方的にいえば”あなた”にとってのアレルギー成分が配合されていない可能性が高いです。

 

だからこそ、カウブランド無添加シャンプーシリーズは「肌が弱い」「アレルギー体質」の方には「市販ではおすすめのシャンプー」という事になります。

(アレルギー物質は人それぞれ違いますので全員にとって安全なわけではありません。人によってはカウブランドが合わない人もいます)

 

◆同じ理由で低価格帯でお勧めのシャンプーはこちらです↓↓

「ベビーシャンプー「ピジョン 泡シャンプー」は大人にもおすすめ♫」

 

市販込み!女性に人気のアミノ酸シャンプーおすすめランキング|成分解析順に評価してみた。

 

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無添加マジック!?

無添加マジック

最後にちょっとやんやとm(_ _)m

 

カウブランドのホームページに記載されている、

「着色料」「香料」「防腐剤」「品質安定剤」無添加で、「無添加シャンプー」

と謳っていますが、以前の無添加記事でも書いたように、無添加だから安心なんて

・・・

「まぼろしーーー!!」

です。

 

例としてカウブランド無添加シャンプーに配合されている防腐剤代わりの保湿成分「DPG」を例にとってみると、

防腐剤として使われる「低刺激なDPG」と「刺激の強いパラベン」、実は防腐力が十分になる配合濃度で比較すると「パラベンの方が低刺激」とも言われています。
 
ですので、パラベンにアレルギーを持ってなければ、実はそこまでDPGの優位性はありません。

※詳しくはこちら⇒「市販込|無添加シャンプーおすすめランキング|美容師が無添加のウソ暴きます!」

 

さらに合う合わないは人それぞれ、”あなた”にとってパラペン(旧表示指定成分)という防腐剤は問題なくても、DPGが合わない可能性だって「0」ではないですよ。

(→旧表示指定成分とは

 

勿論「成分解析」でも書いているように、全体の作りとしては成分の種類も少なくシンプルで低刺激に作っているので安全なシャンプーです。

ただ、「無添加」という響きに期待はしすぎない方が良いですよ。 

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ちょっと、このシャンプーから話はずれますが、以前ネットの口コミで

「このシャンプーは無添加って書いてあったのに、使ったら赤く発疹が出たから、ホントはこれは無添加じゃないと思う<`ヘ´>」

と口コミで怒ってた人いましたけど、あなたにとってアレルギーのあるものが無添加と書いてあるわけではないってことです。

 

だから「全部植物由来で安心です」と記載があっても、あなたがその植物にアレルギー持っていたらダメでしょ?

だからメーカーはなにも嘘ついていませんよ。たぶん・・・。

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※更新しました。

衝撃!!オーガニック化粧品のパイオニア「ジョンマスターオーガニック」で成分表示偽装が発覚しました( ゚Д゚)

もしかしたら上記口コミの人の場合も、そんな不正があったのかもしれませんね(/o\)
「ジョンマスターオーガニックの誤表記の具体例」

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「防腐剤無添加」って書いてあって代わりに色んな種類の植物エキス入れて防腐剤代わりにして・・・

んで、あなたがその植物でアレルギーを起こしただけなんではないですかね((+_+))

 

過去記事でも何度も言っていますが、もう言葉のマジックに翻弄されるのはやめましょうね(-。-)

世の中には言葉のマジックがいっぱいです

「シャンプーの誇大広告を考える」

「オーガニックって意味あると思います?」

「オーガニックカラーとは。普通のカラーとの違いは?」

「ボタニカルシャンプー?オーガニック?ノンシリコンの違いは?」

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まとめ

まとめ

話は戻りますが、このカウブランド無添加シャンプーは市販の中で低刺激のシャンプーを探しているのならおすすめです。

カウブランドは低刺激ということでおすすめですが、市販の中でバランスが良くておすすめなのは以下です。

 

 

 

 

◆無添加を求めている方が想像する無添加に最も近いシャンプーはこちらです。(だって要冷蔵ですよ( ゚Д゚))
「おすすめの無添加(防腐剤フリー)シャンプーはある?」
「SORAスカルプシャンプーGOLDの成分解析。美容師のおすすめ?」

 

◆そのほかのおすすめ無添加シャンプーランキングはこちら
「市販込|無添加シャンプーおすすめランキング|美容師が無添加のウソ暴きます!」

 

 

 

※市販のCMシャンプーの立ち位置をよくご理解したうえで記事をお読み下さい。

まずはこちらを一読⇒「市販のCMシャンプーのおすすめ度」

 

 

●個別のシャンプ―解析・おすすめはこちら