オーブリーオーガニクスGPBシャンプーの成分解析と口コミ評価をしていきます。
オーブリーオーガニクスのシャンプーは、オーガニックメーカーがよく利用する成分が配合された「THEオーガニックシャンプー」です。
昔のことは僕はよくわからないのですが、昔「石鹸シャンプー」だったのが、現在は変わったので、そのことで「改悪」とよく言われているようですね。
石鹸シャンプー好きの方には大きな衝撃だったんでしょうが、石鹸シャンプーにそこまでメリットを感じない僕的には、全く改悪には感じないです。
オーガニックシャンプーと言っても、「洗浄力が強いものと、弱いもの」様々ありますが、オーブリーオーガニクスは洗浄力の弱い「やさしいオーガニックシャンプー」になっています。
それでは成分解析からしていきましょう!
■「販売終了」の噂も見かけますが、現在販売されています。「販売終了の噂の真相」は記事後半で!
オーブリーオーガニクスGPBシャンプーの成分
【成分】
アロエベラ液汁、ココアンホ酢酸Na、ココイルイセチオン酸Na、グリセリン、ココイル加水分解ダイズタンパクNa、コメエキス、カプリル酸グリセリル、レウコノストック/ダイコン根発酵液、加水分解コメタンパク、クエン酸、キサンタンガム、ココイルメチルタウリンNa、香料、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ウンデシレン酸グリセリル、ホホバ油、月見草油、ローズマリー油、乳タンパク、グレープフルーツ種子エキス、キラヤ樹皮エキス、アスコルビン酸、トコフェロール(天然ビタミンE)、乳酸桿菌/エリオジクチオンカリホルニクム発酵エキス、シア脂、リン脂質
<バニラバルサムの香り>
- 59ml 528円(税込)
- 325ml 1980円(税込)
オーブリーオーガニクスGPBシャンプーの解析
それではオーブリーオーガニクスGPBシャンプーの成分解析をしていきます。
まずはシャンプーで一番大事な洗浄成分でメインで配合されているのが以下2種
両性界面活性剤で低刺激低洗浄力の「ココアンホ酢酸Na」にアミノ酸系で特にオーガニックブランドがよく利用するココイルイセチオン酸Naの組み合わせです。
かなり低刺激で、洗浄力も結構控えめな感じですね。
敏感肌の方には良いのではないでしょうか。
※泡立ちを補助してくれる「起泡剤」が配合されていないので泡立ちは悪いと思います。「泡立たない=汚れが落ちていない」ですので、しっかりと泡立つまでしっかり洗浄しましょう!(シャンプー前のすすぎが最重要項目になります)
それ以外の成分もオーガニックメーカーらしく、各種植物エキスやオイル成分が配合され保湿をしてくれます。
他にも加水分解コメタンパクや乳タンパクなどのプロテイン系がより保湿力を高めてくれます。
毛髪補修成分系は配合されていませんが、低洗浄&保湿ケアで、敏感肌や乾燥肌への優しいシャンプーに仕上がっていると思います。
THEオーガニックシャンプーという製品を利用してみたい人には勧めできるシャンプーの一つだと思います。
■当ブログでおすすめしているTHEオーガニックシャンプーのNO1は「ドットエヌ」です。
■オーガニックシャンプーのイメージには印象操作も結構含まれます。そんな闇にも触れている記事も興味がありましたらご確認ください。
オーブリーオーガニックGPBコンディショナーの成分解析
オーブリーオーガニクスGPBコンディショナーの成分解析も簡単にしておきます。
アロエベラ液汁、加水分解コムギタンパク、シア脂、セタノール、レウコノストック/ダイコン根発酵液、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ステアリン酸グリセリル、セテアリルアルコール、ステアリン酸、エタノール、グリセリン、ステアリルジモニウムヒドロキシプロピルラウリルグルコシドクロリド、ココイルグルタミン酸Na、香料、乳酸桿菌/エリオジクチオンカリホルニクム発酵エキス、乳タンパク、セージ油、グレープフルールエキス、リン脂質、ローズマリー葉油、ラベンダー油、アスコルビン酸、フキタンポポ葉エキス、トクサエキス、イラクサエキス
- 59ml 528円(税込)
- 325ml 2090円(税込)
コンディショナーで2番目に多い配合が「加水分解コムギタンパク」というのはかなり珍しいな、と思います。
こちらはプロテイン系なので保湿成分。そこまで配合量が多くならないと思うので、ほとんどアロエベラ液汁(ほぼ水)で出来ているんだな、という印象です。
特別な毛髪補修成分は配合されず、各種エキスやオイルで保湿保湿保湿…という作りですね。
毛髪を強制的にツルツルにしてくれるシリコン系などは配合されていないので、シリコン系トリートメント(世の中の9割の製品はそう)になれている人にはかなり物足りない仕上がりになるのではないでしょうか。
慣れてくると自然なツヤが出てくると思いますよ。
オーブリーオーガニクスGPBの上手な使い方
オーブリーオーガニクスGPBは、
- 洗浄力が弱い(泡立たない)
- コンディショナーが物足りない
などの不満も出やすいです。
そのため、メーカー側では正しい利用方法を推奨しています。
「オーブリーオーガニクスGPBを使ってみたけど気に入らなかった」という人は、ただ辞意使い方をチェックして、もう一度チャレンジしてみてくださいね。
ポイントは3つ
- シャンプー前のすすぎをとてもしっかり
- シャンプーは2度洗い
- コンディショナーは1~2分放置して、成分を浸透させる
です。
オーブリーオーガニクスGPBシャンプーの口コミチェック
オーブリーオーガニクスGPBシャンプー&コンディショナーの口コミをアットコスメでチェックしていきましょう!
と思ったら、旧作の口コミは見つけましたが、新作の口コミは見つかりませんでした。
旧製品は423件中★3.0・・・あまり良くないですね。
ですが、ガチのオーガニックシャンプーとはそういうものではないでしょうか。
結構多くの方が勘違いしていると思うのですが、
「オーガニックシャンプー=人にやさしい」ではないと思います。
「オーガニックシャンプー=自然環境や動物にやさしい」だと思います。
植物から作られたものがすべてやさしいかと言えばそんなことはありません。ですので人の頭皮や毛髪には負担になることもあります。
しかし、オーガニックシャンプーは生分解性に優れ、動物実験をしないなど「自然環境や動物にやさしい」です。
この辺のコンセプトをしっかり把握せず、
オーガニック⇒髪の毛にやさしいイメージ⇒ダメージ毛に向いている
という勘違いをして、ヘアカラーやパーマをしているダメージ毛に利用すれば、当然より毛髪コンディションが悪化することもあります。
そして世の中のほとんどのリンス剤(トリートメント・コンディショナー・リンス)にシリコンが配合されている中、シリコンやそのほかのコーティング成分もほとんど配合していないTHEオーガニック製品を使えば、今までの仕上がりのツルツル感などはありませんので、その点も評価を落としやすい点です。
この辺りのことも理解して、オーガニックシャンプーを利用するかしないかで「評価がだいぶ変わってくる」ので、ガチ系のオーガニック製品は★評価の伸びは悪いことが多いですね。
※THEオーガニック系の製品でも慣れてくると、自然な収まりや、自然なツヤなど満足いく結果になることも多いです。が…シリコン系の仕上がりとは違うのでその辺は好みです。
シリコンは超安全素材なので、シリコン系の仕上がりが好きな人は変な心配をせずシリコンイントリートメントを利用すると良いですよ♪
オーブリーオーガニクスシャンプーは改悪した?
オーブリーオーガニクスシャンプーのことをググると
- オーブリーオーガニクスシャンプー 改悪
というキーワードで多く検索されていることが多いです。
どういうことなのかちょっと調べてみました。
どうも2010年ころまでは「石鹸シャンプー」だったようです。
それがあるタイミングで石鹸シャンプーから、普通のシャンプーと同じジャンルのアニオンや両性の界面活性剤を利用した洗浄成分に変更になった。
さらに、リニューアル後、この界面活性剤の量が増えた…というソースが「改悪」ということのようですが…
これは2つの考え方があります。
- 石鹸至上主義の人には完全な裏切り
- 低刺激のイメージでオーブリーを利用していた人にはそこまで大きな問題ではない。むしろ質感向上。
石鹸至上主義の人への裏切り
シャンプーは、合成界面活性剤が洗浄成分のシャンプーというのが一般的です。
石鹸シャンプーと特別銘打っていないほぼすべてのシャンプーがこれで、アミノ酸系も石油系もすべてこれに含まれます。
で、人によっては、合成界面活性剤系のあらゆるジャンル・多くの低刺激と言われているシャンプーを試しても、頭皮トラブルが起きてしまい、最終的に石鹸シャンプーにたどり着いた、と言う人もいらっしゃいます。
こういう経緯で石鹸シャンプーを利用している人からしたら、いくら低刺激な合成界面活性剤を利用していたとしても許せることではないのかな…と思います。
ただ別に合成界面活性剤を毛嫌いする必要はありません。
石鹸シャンプー自体は脱脂力も強く、毛髪にとってあまり良いコンディションにはなりません。
特にカラーやパーマ毛との相性は最悪です。
でもその代わり石鹸に対するアレルギー反応を持っていない人が多いため、いろいろな製品でトラブルを起こす人でも「石鹸シャンプーならOK」という話なだけで、石鹸シャンプーがすぐれているという話ではありません。
なので、アレルギー的にいろいろ製品が合わない場合は石鹸シャンプーが良いですが、その頭皮トラブルが「乾燥が原因の場合」は、石鹸シャンプーでかなり乾燥するので逆に症状を悪化させる場合もあります。
乾燥が原因の頭皮トラブルには「アミノ酸系が良いでしょう」
このように石鹸シャンプーは低刺激で、すべての頭皮トラブルを持つ人におすすめ。
というものではなく、いろいろな成分が合わなくて、結果「石ケンに行き着いた」という人にとっては正義。
という感じです。
ですので、「最終的に石ケンに行き着いた」という人達がオーブリーを使っていた場合は完全な裏切りになるんでしょうね。
石鹸シャンプーにこだわりなければ改善
上記でも触れました石鹸シャンプーは「脱脂力が強く」、パーマやカラーなどのダメージ毛には最悪な相性です。
その点リニューアルされて、低刺激、且つ、低洗浄でマイルドな洗浄成分に変更されたので、多くの人には良くなったと感じるのではないかと思います。
(あくまでも石鹸シャンプーとの比較であり、通常のシャンプーに比べればそれでも質感コントロールには物足りなさが残ると思います)
ですので、石鹸シャンプーにこだわりがなく、「THEオーガニック感」が欲しいのであれば、リニューアルされたオーブリーオーガニクスGPBシャンプーの方がより大衆受けしやすい製品になっている印象です。
販売終了の噂は?
オーブリーオーガニクスで検索すると
「オーブリーオーガニクス 販売終了」と言うキーワードでよく検索されているようです。
先に結論だけ言うと販売終了はされていません。
何年か前にリニューアルされる頃に、旧作の販売終了とリニューアル版の販売までに少し期間があり、オンラインショップで欠品状態が続いていたため「販売終了の噂」が飛び交っていたようですね。
現在は公式オンラインショッピング以外にも、リニューアル版が「Amazon」「ヤフーショッピング」で販売されています。
オーブリーオーガニクスGPBシャンプーの総合評価
オーブリーオーガニクスGPBシャンプー&コンディショナーを総合的に評価すると。
- 低刺激&低洗浄なやさしいシャンプー
- 毛髪補修への期待はできない
- 保湿力はある
- 人工的な成分の配合が少なく、ツルツル感などには乏しい。代わりに使い続けることで自然なツヤやふくらみが出る
と、THEオーガニックな作りのシャンプーです。
僕はオーガニックに特別感はないのであまりお勧めではありませんが、THEオーガニックなシャンプーを探している人にはお勧めできるシャンプーの一つです。
「薄毛&白髪ケア+毛髪補修」のオールマイティNO1!&リンス要らずの時短シャンプー
超低刺激で安心安全!なのにしっとり♪このシャンプーが気に入ればこれ以上のシャンプーなし!
ダメージケアNO1:超ハイダメージ(ブリーチ毛)にはシリコンシャンプー「シャンプー難民」の方にもおすすめ!!
■「アンククロスシャンプー」
美容室シャンプーNO1/香りでモテる♪
大注目!クリームシャンプーならこれ1択
■「メデュラシャンプー」
シャンプージプシーの終止符は…オーダーメイド
コメント