• 髪の毛を極力傷ませずに施術します。
  • 髪の毛のダメージを最小限に抑えます。

という触れ込みのパーマやカラー等の施術の宣伝。

 

まあ僕もこのブログでそのような表現を使うことは多々ありますが、人によってはこの意味を大きく勘違いしている人がいる気がします。

 

【スポンサーリンク】

 

仮にパーマをかけたときに(カラーに置き換えても同じ話になります)

  • まったくダメージなしを「0」(そんなことはあり得ませんが)
  • 通常起こるダメージレベルを「100」

と数字にするとします。

 

で、勘違いしている人は、「毛髪ダメージを最小限に抑えます」と言われると、最小限だからダメージが「1」とか「2」くらいに抑えられると勘違いしていませんか?

 

でも実際は、処理剤やら薬剤のチョイスやらで毛髪ダメージを極力抑えようとしても「90」くらいのダメージはするんじゃないですかね。

(これも勘違いしないでいただきたいのは、ケアなどをしないながらも普通にパーマをかけたときに起こるダメージを「100」としたときの話です。失敗して必要以上にダメージをしたものを「100」と言っているわけではありません)

 

でも、極力努力をした結果の「90」レベルのダメージですので、宣伝文句としては「ダメージを最小限に抑えます」という文句になります。

 

そもそも「パーマがかかる」という時点で相応のダメージがかかるんです。

「パーマがかかるのにほとんどダメージがない」なんて言う魔法のお薬は残念ながら存在しません(>_<)

パーマがかかる仕組み

 

冒頭に書いたように僕のブログでも「ダメージを極力抑える」という表現は使用しますが、上記の意味で使用しています。

 

「極力ダメージを抑える」と「ほとんどダメージがない」というのは似て非なる言葉ですよね。

 

多くのサロンもそういう意味で使用していると思います(たぶん(;^ω^))

 

ですので消費者の人からすると、騙されているように聞こえるかもしれませんが、そんなつもりはないんですよね。

 

だって「10」でも施術ダメージが減らせれば素晴らしいことじゃないですか・・・というのは美容師的にはパーマをかければダメージするのは当たり前、魔法の薬なんてないとわかっているからそう感じるんでしょうね。

 

でも、消費者の中にはそれを拡大解釈して「0」に近いと勘違いしている人が多いんでしょうね。

 

だってパーマもカラーも縮毛矯正も毛髪内部をいじくって髪の形状を変えようとしているんですよ。

顔の整形で外科手術をして顔の内側の形状を変えるのに「ほとんどダメージがない」なんてありえないじゃないですか。

外科手術だって極力体の負担にならないように手術すると思いますが、それは「ほとんど負担がない」という意味ではないですよね?

それ相応の負担があることは前提で、その中で「極力負担を減らすように最大限の努力をします」ということですよね。

 

「ダメージを極力抑える」と書いてあったのに「毛髪が傷んだ!!」

という口コミがあった場合、「そりゃそうだ。ダメージがないとも「0」に限りなく近いとも書かれていないし・・・。」と思ってしまう<m(__)m>

 

過去記事でも何度も出てきた話ですが、

美容師的には「普通にかけたらあれだけ傷むのに、極力ダメージレスの努力をしたことで、これだけのダメージで済んだ♪大成功!!」と思っても、

お客さん的には「極力ダメージをしない」的に言われると「傷まないもんだ」くらいの感覚で来店される人もいるので、その場合に上記の口コミのような美容院側とのギャップが生まれて「悪い口コミ」が生まれることもあるんだろうなぁ・・・と。

===========

詳しくはこちらの記事で
「美容室の前処理トリートメントってした方がいいの?おすすめ?」
「美容院で前処理剤と施術後のトリートメントどっちが大事?」

===========

しょうがないことではあるんです。

「何もせずにパーマをかけたら大体これくらいのダメージになるな」とわかるのは、美容師が常日頃パーマ施術をしているからですので、お客さんには通常のダメージレベルがどんなものかなんてわかりませんもんね。

 

まあなので僕は宣伝で「極力傷ませません」「最小限のダメージで」と謳っていても、カウンセリングで「しっかりと負担があることをお知らせします。そのうえで極力ダメージがないように施術します。努力します。」と・・・。

 

ここまで説明すれば大体皆さんわかってくれます。

「確かに毛髪の形状が変わるのに傷まないなんて虫のいい話があるわけないわよね」と。

 

ホント説明ってのは大事ですよね・・・。

 

でも、説明されるのが嫌いな人ってのも結構いますので、そこもまた難しいところ(>_<)

この記事に共感するような出来事を経験したことがある人は、この記事を読みながら「その当時ちゃんと説明してくれればよかったのに」と思うかも知れませんが、そう思う人の中にも、実際その当時まだ経験する前ならここまで説明されて逆に「うっとうしい」と感じる人もいるのではないですか?

 

その匙加減というのは本当に難しいです。

まあ僕は「あの美容院説明されすぎてうっとうしい」と悪い口コミを言われる方が「あの美容院何にも説明してくれなくて・・・」という悪い口コミを言われるよりは「マシかな」と思うので、なるべく説明はするようにしています。

 

それに本当に説明が嫌な人は「説明があまりない美容院に行っていただければいいだけですしね」

 

と話がそれましたが、

こういう宣伝文句って、ミスリードを誘っているのか、そのつもりがないけど消費者側が勝手に勘違いするかの云々は置いておいてホント多いです。

 

【スポンサーリンク】

 

過去にもいろいろそのようなミスリードや勘違いの話はしていますが、一例をあげると

「スカルプDのCM」

このワードに聞き覚えはないですか?

「確かな実感」

 

で、CMの一部分を見ていただくと

「確かな実感」とありますね。

で、右下の赤枠で囲っているところを見ると「爽快感を表しています」と書かれています。

 

そうなんです。

消費者は「確かな実感」というフレーズを、「育毛の実感」だと解釈している人が多くないですか?

 

違うんですよ。「確かに実感する」のは「爽快感!!」

(笑)

 

スカルプDに限らず、こういうミスリードを狙う手法などを多く見かけますので、、、というか一般的に宣伝というのは「景品表示法」等の宣伝広告に関する法律の範囲内でいかにミスリードを誘うかの競い合いなのではないかと思ってしまいます(;^ω^)

 

そうですよね。いかに優れた製品に見せるかはこの宣伝次第で、これこそ「広告代理店の腕の見せ所」でしょうからね・・・。

 

と話はだいぶ逸れましたが

  • 髪の毛を極力傷ませずに施術します。
  • 髪の毛のダメージを最小限に抑えます。

の意味を勘違いしないようにご注意くださいね<m(__)m>

 

ミスリードや誇大広告に関する記事はこちら

 

ちなみに今のシャンプー戦国時代もミスリード合戦です!!

  • オーガニック
  • ボタニカル
  • 自然派
  • 無添加

などなど・・・。

シャンプーを評価するうえで何の影響も与えません(笑)

優れたシャンプーかどうかと、オーガニックであるかどうかは全く関係ありません。

それこそメーカー広告や、テレビ宣伝によるミスリードですよね。