ボタニカルシャンプーはおすすめなの?響きって大切♪

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ボタニカルシャンプーはおすすめなの?響きって大切♪
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何年か前にこのブログのどれかの記事で、これからこの都合の良い「ボタニカル」というワードを製品名に関した製品がどんどん生まれるんだろうと予想していましたが、本当にそんな様相になってきました(笑)

 

ボタニカルってのは本当に都合のいい言葉なうえに、どこのメーカーでも謳いやすい文句なんですよね♪

 

で、「ボタニカルシャンプーっておすすめなの?」と聞かれれば「モノによる」という答えになります。

 

だって、ボタニカルかどうかって「シャンプーの良し悪しを語る上でどーでも良い言葉なんだもん(;^ω^)」

 

ボタニカルだから良いシャンプー!!

・・・

「はぁ??」

 

という感じなんです(笑)

 

グーグルで「ボタニカル」で検索すると、検索上位に出てくるサイトで「ボタニカル」が良いものであることや、「石油系と違って~」とかいろいろ書かれていますが「いやいやいや、違うでしょ(笑)」

 

「ボタニカルだから良いもの!!」って・・・「はぁ???」(2度目(笑))

 

ボタニカルを押したいメーカーさんの宣伝を美魔女ブロガーさんや残念な美容師が本気で信じて世の中にさらに広めていくという悪循環に陥ってますよね(>_<)

 

※ここで注意です!!この記事は「ボタニカルはダメ!!」と言っているのではなくて「ボタニカルであることと製品の良し悪しは全く関係ない」ということを書いていますm(_ _)m

 

ですのでボタニカルを謳った優れたシャンプーもあれば、ボタニカルを謳った皆さんが言うところの「石油系シャンプー」もあるんですよ( ゚Д゚)

 

騙されないでくださいねm(_ _)m

 



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目次

ボタニカルシャンプー一覧

ちょっとボタニカルの響きを謳ったシャンプーを列挙してみようと思います。

ここは、サラーっとすっ飛ばしていただいて構いません(笑)

きりがないのでこの辺でm(_ _)m

 

いや、本当に多い!!

これだけでも「今売れるワードなのがわかりますよね!!」

 

しかもとーっても都合のいいワードというか、使い勝手のいいワードなんですよね♪

 

どー言うことかと言えば・・・。

 

ボタニカルの言葉の意味は??

まずはボタニカルを直訳すると何になるか?

「植物の。植物性の。」

という意味になります。

 

そうなんです!!

 

今までだって

「植物エキスの~」

「植物由来成分90%の~」

なんて製品いくらでもありましたよね?

 

それが「ボタニカル」と名前を変えただけですからね。

 

そしてそもそも

「植物エキスの~」

「植物由来成分90%の~」

ということにほとんど価値なんてないんですから(;^ω^)

 

だから「ボタニカル」なんてどーだって良いんです♪

 

シャンプーで一番大事なこと

ボタニカルがどーでもいい理由は、シャンプーで一番大事なことは何かを考えるとわかります。

このブログの成分解析ではいつも言いますが「シャンプーで一番大事なのは洗浄成分」なんです。

当たり前ですよね。シャンプーって汚れを落とすことが目的なんですから。

 

で、シャンプーはすればするほど傷みます!!

 

これはTシャツの洗浄について考えるとわかります。

新しいTシャツ。どんなに優しい洗剤で洗おうが、洗えば洗うほど生地が傷んでいきますよね?

もちろん強洗浄力の洗剤よりは傷み方は穏やかだとしても。

かといって優しすぎる洗剤だと汚れが取れなくてダメですよね。

 

ということは、汚れも落とせるけどなるべく洗浄力も控え目で極力優しく洗える。という洗剤があったとしたらそれが一番良い洗剤ですよね?

 

でもそれでも洗うほどTシャツが傷んでいくのは想像つきますよね。書かれている文字なんかはどんどん薄くなっていきますね。

 

で、柔軟剤入り洗剤ってのがありますが、その場合の柔軟剤がシャンプーでいうところのコンディショニング成分ですね。

さらに柔軟剤がトリートメントという関係性が成り立ちます。

 

まとめると

==========

●柔軟剤入り洗剤=コンディショニング剤入りシャンプー

●柔軟剤=トリートメントやコンディショナー

==========

 

ということでシャンプーをすると毛髪は少なからずダメージします。そして毛髪は死んだ細胞ですので負ったダメージは蓄積されていきます。再生されることはありません。(これもTシャツと一緒ですね)

 

だからこそなるべく汚れは落とせるけど、ダメージが極力少ない・刺激が少ない優しい洗浄成分を配合しているかが成分解析では一番大事になってきます。

 

※似たような話のブログ記事です。興味のある人は合わせてお読みください。
「シャンプー/コンディショナー/洗い流さないオイル/大事なのはどれ?」
「シャンプーを評価するときに考慮していること」

 

ボタニカルシャンプーとはどういうもの??

ここまでを理解いただけるとボタニカルが何者なのかを理解しやすいです。

 

まず基本的にボタニカルを冠しているシャンプーには

  1. 数種類の植物(ボタニカル)エキスやオイルが配合されている
  2. 製品の〇〇%が植物(ボタニカル)由来成分

このどちらかの特徴、或いは両方の特徴を持ってボタニカルと冠している製品が多いです。

 

ボタニカルエキス配合のボタニカルシャンプーについて

まずはボタニカルエキスが配合されているボタニカルシャンプーについて。

 

これは上記Tシャツの話でいうと、「柔軟剤入り洗剤」の柔軟剤にボタニカルエキスを入れているということです。

 

シャンプーで一番大事なのは洗浄成分ですので、シャンプーに配合されている柔軟剤(コンディショニング成分)はおまけというか補助的な成分です。

 

ここにボタニカルエキスが配合されていてもシャンプーの評価が上がるわけではありません。

==========

◆とっても洗浄力が強いので毛髪や頭皮の負担になる洗浄成分+柔軟剤はボタニカルエキスが配合されているボタニカルシャンプー。

◆適度に汚れも落とせて頭皮にも毛髪にも低刺激な優れた洗浄成分+柔軟剤にヒアルロン酸やアミノ酸を配合しているボタニカルじゃないシャンプー。

==========

どちらが良いかなんて聞くまでもないですよね。

 

柔軟剤がボタニカル成分かヒアルロン酸かアミノ酸かって正直どれでも良いです(;^ω^)

 

大事なのは洗浄成分なんですから。

 

ということで、ボタニカルエキスが配合されている洗浄成分がダメダメなシャンプーなんていくらでもあるんですよ( ゚Д゚)

 

つまり、ボタニカルシャンプーでも良いシャンプーと悪いシャンプーがあるということですね。

 

あっ!!

洗浄成分話でおまけの話をすると

ボタニカルシャンプーは泡立ちが悪い!?

ひどい話です(>_<)

ひどいミスリードです( ゚Д゚)

ラックスボタニカルピュア1

もうわかりますよね??

泡立ちの良し悪しと、おまけで配合されるボタニカルエキスにはそもそも関連性はないんですよ。

 

洗浄成分+起泡剤などの組み合わせで泡立ち具合が決まりますので、ボタニカルエキスが配合されているかどうかは全く関係ないです。

 

こー言う宣伝文句多いですよね。

「ノンシリコンなのに泡立ちが良い」

「オーガニックなのに~」

みたいなやつ。

 

ほとんどの場合関係性のないことが多いです。

これも騙されないでいただきたいものですねm(_ _)m

 

植物由来成分〇〇%以上配合のシャンプーとは

ボタニカルを冠しているシャンプーで「植物由来成分90%配合」とか書かれている場合もありますね。(90%でも87%でも何でもいいのですが)

 

これって、そもそもそんなにすごいことではないと思うんですよね(;^ω^)

おそらく植物由来にそこまでこだわらずに製造しても、植物由来成分のパーセンテージって結構高いですよ。

 

例えば全成分配合比率も公開している「ちふれアミノシャンプー」

「成分」

水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ラウロイル加水分解シルクNa、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、BG、ラベンダー油、コカミドメチルMEA、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、クエン酸、クエン酸Na、エチドロン酸、塩化Na、酢酸Na、イソプロパノール

 

ちふれの場合、一番配合の多い「水」だけで約79%

でラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ラウロイル加水分解シルクNaやボリクオタニウム・ラベンダー油などのわかりやすい植物由来成分だけをプラスするだけでも、

◆97%植物由来(水を含む)

なんて宣伝できちゃいます♪

 

或いは、水以外の成分だけで、やはりわかりやすい植物由来成分だけのパーセンテージでも

◆92%植物由来成分

になりました(笑)

 

で、例えば石油由来も植物由来も存在する「BG」。

これが植物由来のBGを利用していたとすると、さらにパーセンテージは上がっていくわけです!!

 

という感じで植物由来エキス〇〇%以上配合とかって、そんなに大したことではないんです!!

 

で、そもそも植物由来にこだわったらいいシャンプーか?と聞かれれば、これもまーったく関係ないんですね。

 

まあそれも先ほどの「洗浄成分が一番大事」という話につながっていくのですが・・・。

 

ラウレス硫酸Naは石油由来?植物由来?

ラウレス硫酸Naという洗浄成分を例にして説明するとわかりやすいです。

ラウレス硫酸Naは古くから存在する洗浄成分で、最近では世の中の「ラウレス硫酸Naバッシング」であまり配合されなくなった成分です。(サルフェートフリーなどの宣伝を見かけたらこれを配合していないという意味です。)

 

僕的にはラウレス硫酸Naは洗浄力が強いがゆえに毛髪や頭皮への負担があるのであまり好んではいません。(もちろん使用量やほかの成分とのバランスにもよりますが)

 

でも世の中のバッシング内容には「石油由来成分だから~」というものがよく盛り込まれます。

色々なシャンプーの宣伝で、「ダメダメな石油系シャンプーがあります。でも当社は安心のアミノ酸系で~」的な宣伝を見かけますよね?

この場合の石油系ってラウレス硫酸Naなどの洗浄剤を指した言い方なんです。

 

が・・・

実は・・・

ラウレス硫酸Naは植物由来。つまりボタニカル由来のものがほとんどなんですよ!!

最近配合されているラウレス硫酸Naのほとんどは石油由来ではありません(キッパリ( ˘ω˘ ))

なぜかというと、ラウレス硫酸Naは石油から抽出されるものよりもヤシから抽出されて製造されたものの方が原価(仕入れ値)が安いんです( ゚Д゚)

 

仕入れ値の高い石油由来のラウレス硫酸Naを敢えて利用するメーカーがあると思いますか?

 

ほとんどないそうですよ。

 

ってこの話は付き合いのある原料メーカー兼化粧品製造を手掛けている会社の社長さんから聞いた話なんです。原料を卸している会社の社長さんの話ですのでかなりの信ぴょう性ですよね(^^♪

 

ですのでほとんどのラウレス硫酸Naはヤシ油由来なんです。つまり植物由来です。ボタニカルです(笑)

 

でも僕は知っています。

この会社でOEM製造している「とあるシャンプー」の宣伝でも、「石油由来の洗浄剤を利用しているシャンプーはダメ。当店はアミノ酸系洗浄成分だから~」という宣伝をしていることを( ゚Д゚)

 

まあ最終的に売れるなら「都合の悪い真実は伏せちゃえ!!」ということなんでしょうね(;^ω^)

 

という感じでラウレス硫酸Naなどを石油由来と言って罵って、「当社のシャンプーは~」と宣伝するのはとっても簡単な販売手法なんです。

 

と話は戻りますが、ということでラウレス硫酸Naが配合されている場合もヤシ油由来ですので、ボタニカルを謳って全く問題ないんです。

実際上記で紹介しているボタニカルを冠しているシャンプー達。この中にはラウレス硫酸Naベースのボタニカルシャンプーもありましたよ。

 

で、ヤシ油由来のラウレス硫酸Naは石油由来のものと違って優秀な洗浄剤かと聞かれれば、別に石油由来のものと特に変わらないです。

つまり洗浄力が強いので頭皮や毛髪に負担になる成分です。

でも、植物由来成分(ボタニカル成分)ですよ。

 

いかがですか?

「植物由来成分〇〇%配合」のボタニカルシャンプーだからって良いシャンプーかどうかはわからないですよね?

 

植物由来だから優れているわけではないんです。

 

植物由来の成分の中にも良し悪しがあるんです。

 

仮に、ヤシ油由来の成分には

ココイルグルタミン酸Naもラスレス硫酸Naもあるんです。

ココイルグルタミン酸Naはアミノ酸系で低刺激低洗浄の良いやつです。

ラウレス硫酸Naは上記で書いた通りです。

 

ね?

植物由来って全く関係ないです。

 

ボタニカルシャンプーは安全?

ボタニカルであることと安全であることも全く関係ありません。

まあそうですよね?

植物ってすべて安全ですか?

安全じゃない植物なんてごまんとありますよね?

 

まあこれは極論ですね(;^ω^)

言い方を変えます。

あなたはアレルギー体質ではないですか?

 

ボタニカルを冠したいがために、20種類のボタニカルエキスを配合って・・・アレルギー体質の人が使ったらその20種類の植物エキスやオイルのどれかに反応して頭皮かゆくなっちゃうかもしれませんね(;^ω^)

 

安全な製品ってのは何十種類もの成分が配合されている製品じゃなく、なるべくシンプルに少ない成分数でまとめてある製品だと僕は思っています。

 

成分数が少ない分だけ、自分がアレルギーを持っているかもしれない成分を回避しやすくなりますので。

 

でも、世の中的にはいろいろな耳障りの良い成分が多く配合されているものが安全なシャンプーのように聞こえますよね?

だから本来はそんなに数十種類も配合する必要がないのに、購買意欲を掻き立てるために無駄に耳障りの良い成分が配合されてしまうんです(>_<)

 

「頭皮が弱い」「アレルギー体質」の人は何十種類も●●エキスや〇〇オイルが配合されているものは避けた方が良いですよ。

 

あと妊婦さんもm(_ _)m

 

 

◆頭皮トラブルにお勧めのシャンプー

「スカルプDボーテ」

 

 

まとめ

いかがですか?

今回の話はボタニカルというワードで説明しましたが、実は「ボタニカル」を「オーガニック・ノンシリコン・自然派」etcに変えればほとんど同じ話が成り立ちます。

 

シャンプーに限らず化粧品全般も今は宣伝力がものをいう時代です。

 

せっかくこのブログを読んでいただいている皆様には、ボタニカルなどの言葉に騙されずに本当に良いものをご選択いただきたいなと思いますm(_ _)m

 

◆最後に繰り返しますが、ボタニカル製品がダメなのではなく、ボタニカル製品でも優れたものとそうじゃないものがあるということです。

つまり成分解析においてボタニカルであることやオーガニック出ることはまーったく何の意味もなさないということですm(_ _)m

 

◆当ブログでは言葉遊びに惑わされずに成分解析をしています
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◆過去にボタニカルの記事やオーガニックの似たような記事も書いています。

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