最近、僕がどこかに引っ越して美容院を探さなくてはいけなくなったらどこに行くかなぁ・・・。
なんて目線でホットペッパービューティーを眺めているのですが、何度も記事で書いているように、まずは高いお店からチェックします。
もちろん高ければいいわけではなく、僕の中での勝手な判断基準で、さらに「取捨選択」していくのですが
⇒「価格が高い美容院と安い美容院の違いは?」
⇒「高い美容院でも下手な美容師がいる理由」
⇒「価格の安い美容院をおすすめしない理由は価格の決め方にあり」
でもその時に注意と言うか「皆さん、騙されないで!!」と思うことがあります。
============
事例で説明してみますね↓
ホットペッパービューティーで地域別で検索すると何件もの美容院が掲載されていますよね。
その中で、とある美容院をピックアップしました。
この画像の赤枠で囲っているところに「カット料金 ¥4860」と書いてありますね。こんな感じでここには美容院のカットの定価の料金が掲載されているんです。
で、このお店のデータを詳しく見ていくと以下のようなデータの載っているところがあるのですが、「備考」のとこに「施術された方に次回使える”30%OffCard”を差し上げます。 」と書いてありますね。
※備考欄以外のとこにこのような記述がある場合もあります。例えばクーポンページに「誰でも使える30%offクーポン」が組み込まれていたりなど。
ってことはですよ、このお店は2回目以降も¥4860円の30%off
つまり¥3402で施術が受けられる。
って、2回目以降もずっと¥3402で施術が受けられるってことは、このお店の本当のカットの価値と言うか、このお店がカットで取ろうと思っている価格は元々¥3402ってことですよね。
その場合、定価はただの罠ですよね(-_-;)
これは「¥4860が定価のお店が¥3402でカットしてくれる」というお得感を狙ってのものでしょうが、毎回30%offで¥3402なのであれば、カットの価値は¥3402ってことですよ。
気持ちはわかるんですよ。
カットの定価を高く書きたいと言う思い。
だって他のサロンの美容師から見て、カットの定価が2500円とかって書いてあったら「あーそんくらいの美容院ね」って思われますので。
「プライド」的に高い価格を書いておきたい!!と。
(オーナーが美容師だと特にこの傾向は強いですかね。)
で、お客様も、
定価が高くて割引が効いていれば、「お得感」を感じる人もいるし・・・。
あとは、よくある話で、新規クーポンばっかりだと、
「ずっと来てる私たちにはクーポンとかのサービスはないわけ?」
って言う既存の方の不満も出てきますから、それ対策にもなるし・・・。
等々いろいろな作戦のもとに料金表やクーポンは作られるわけです。
でも、今回の事例のように「ずーっと毎回30%off」のようなことする美容院って、個人的にはあまりおススメできる美容院には思えないんですよね。
「騙してでもいいからお客様を取り込もう」と言うことですもんね。
まあ逆にいえばそれくらいしないと潰れちゃうくらい、ライバル店との競合が激しい業界なんでしょうけど。
だからこそ、そこまでせず、価格もそれなりに高いのに口コミも概ね良くて長く続いている美容院ってのは
- 「信用できる!!」
- 「失敗が少ない!!」
のではないかと思います。
でも、ぜーったい失敗しないわけではないです。
たまたましでかしてしまった失敗が、たまたま”あなた”を施術中の時に起こる可能性だってあるわけですし。
でも、その可能性は安いお店よりも低くなるし、失敗した時の対応もいいと思います。
※このような記事を書くと、「私は高いサロンで失敗されて、今はもっと安いお店に通っているけどそちらの方が上手いよ。」という意見を持つ人もいるかと思いますが、それは確立の問題でたまたまそのような事例になっただけです。
そしてこのブログは美容院ジプシーの人向けに書いていますので、「なるべく最短でお気に入りのサロンを見つけるなら~」ということを考えて記事にしていますので、その場合は「価格もそれなりに高いのに口コミも概ね良くて長く続いている美容院」を狙った方がお気に入りの美容院に当たる可能性が早いかなと思っての記事です。ご了承ください<m(__)m>
「美容院ですすめられたら断るメニュー・やるべきメニューは?」
コメント