カットが上手い美容師と成分に詳しい美容師は違う?

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「段を入れる」「段を付ける」とはどういうこと!?
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今回はカットが上手い美容師と成分に詳しい美容師等の違いというか、

成分に詳しい・理論に詳しい美容師がカットが上手いかはわからないし、逆にカットがすごいうまい人が理論的に素晴らしい知識を持っているとも限らない

という話。

 

何でこんな記事を書こうかと思ったかというと、僕のブログでは

●「オーガニックカラーなんて何の意味もないですよ」

「オーガニックカラーとは。普通のカラーとの違いは?」

とか

●美容院のメニューでやるべきメニューと断ってもいいかな?というメニュー

「美容院ですすめられたら断るメニュー・やるべきメニューは?」

という記事を書いています。

 

ここで勘違いしないでいただきたいのは、

例えば「オーガニックカラーなんて、普通のカラー剤とほぼ同じです。」という記事を読んだことで、自分が通っている美容院を気に入って行ってたのに、「オーガニックカラーを+1000円で勧められた(゜レ゜) 騙された<(`^´)> 実はひどい美容院なんだ!!」

 なんて勘違いはしてほしくないということです。

 

気に入っているならそのまま通ってOKですよ。

 

 



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料理を作るのが上手い人と、各食材の栄養素に詳しいかは別ですよね?

 

勿論

  • 料理が上手くて、栄養素にも詳しい人もいれば
  • 料理は超うまいけど、栄養素の知識は全くない場合もあるし
  • 栄養素には超詳しいのに、味付けのセンスがなくて超マズイ場合もありますよね(゜レ゜)

 

栄養士さんとシェフは違うってことです。

 

勿論栄養士の資格を持っているシェフもいるでしょうし、資格がなくても栄養の知識が豊富なシェフもいっぱいいるでしょうが。

 

そう考えると、カットが上手い美容師がみんな成分にも理論にも精通しているわけではないと理解できると思います。

 

 

ですので、

「オーガニックカラーは刺激が少なくて頭皮にも毛髪にもダメージが少ない」という間違った情報を発信している美容師がカットやカラーが下手というわけではありません。

 

だってメーカーの営業マンはそうやって説明するんですから。

きちんと営業マンの説明をまじめに聞いて、信じればそういう説明になるんですよ。

 

 

ここ最近美容業界で猛威を振るっているメーカーがあります。

「ハーブカラーとかオーガニックカラーとかイメージ戦略でのし上がってきたメーカー」って感じですが(ナ〇ラです。)、もう何年も前ですが、ここの営業マンさんと話していた時の話。

==============

営業マン「オーガニックカラーが出ました。低刺激で頭皮にも毛髪にも優しい処方で~~」

僕「ア――大丈夫ですよ。”かくかくしかじか”でしょ?わかってますよ。イメージ戦略って大事ですもんね」

※この話です⇒「オーガニックカラーとは。普通のカラーとの違いは?」

 

というと、

営業マン「ご存知ですか?まあぶっちゃけそうなんですよねぇ(笑)今オーガニックって言葉流行ってますんでね(笑)普通のカラー剤と同じなんですけど、オーガニックカラーだからプラス1000円メニューと提案すれば単価あげられますよ(笑)」

っとおっしゃっていましたねw

 

わかってるんです。営業マンも。

でも「お客さんを騙すには美容師から」って感じで美容師にもそうやって説明するってのが真相です。

 

ですので、成分に探究心のない美容師ほどメーカーさんの言いなりになってしまう傾向はあるかと思います。(逆に言えばメーカーさんを信じて、自分は技術を磨くというパターンもありますよね。)

 

そして成分に探究心が有ろうが無かろうが、

  • カットのうまさ
  • カラーの色の調合の妙
  • パーマをおばちゃんパーマにせずにおしゃれにデザインできる

には関係ないんですよね。

 

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以前、いろんなシャンプーのネット上の口コミを見ていた時に、気になる口コミがあったんです。

 

残念ながら、どの口コミだったか、もう見つけられないんですが

こんなことが書いてありました。

 

ちなみにケラスターゼのどれかのシャンプーの口コミです

「ケラスターゼはおすすめ?美容師の考察」

 

==============

美容師に勧められて購入してみました。

で、使ったら私の髪の毛はごわごわ。

旦那さんも「いつもの市販シャンプーよりも髪がきしむ」というのでおかしいなと思って、インターネットで成分の事を調べていたら悪い成分のオンパレード。

こんなものを勧めた美容院にはもう行きません。

美容学校で何を勉強したんだか<(`^´)>

 ==============

こんな感じです。

 

まずはこれ↓

美容学校で何を習ってきたんだか<(`^´)>

って書いてありましたが、

 

美容学校で成分の事なんて習いません。国家試験でもパーマの理論・カラーの理論などもやりませんので美容学校の授業でもやりません。

(最近はやるのかな?学校によっては授業じゃなく、自由に選択する放課後授業でそういうのを習う学校もあるみたいですね。少なくともシャンプーの成分についての細かい授業のようなものはありません)

 

以前も書きましたが、美容学校なんて美容師が現場で必要な知識は教えてくれません

 

 

だって美容師免許の試験内容は、現場での実践に役立つことがほとんどない状態ですので。

 

美容学校は美容師免許を取るための学校なので、美容院で働くために必要なことを教えてくれるとこではありません。教えてくれる先生も美容院で働いたこともなく、美容学校を卒業してそのまま美容学校に就職、という人も多々いますので。

 

皆、美容学校を卒業してから、美容院で習うんです。

だから無免許でも普通にカットなどがうまい人はうまい!!って話はこちら(笑)

「カリスマ美容師ブームと無免許美容師」 

 

 

ですので成分の事は当然美容学校では習いません。(やるとしてもほんのちょっと)

 

そして、美容院で成分を習うとしても、その美容院で販売しているシャンプーのメーカーさんが講習に来て、自分のメーカーに都合のいい成分にだけスポットライトを当てて「その成分がいかにいいかをプレゼンするだけ」です。

 

その商品を売るメーカーさんに習うのに、そのメーカーにとって都合の悪い真実なんて教えてくれるわけないですからね。

 

だからまじめな素直な美容師さんほど教えてくれてるメーカーさんのことを信用していますから、疑って自分では調べないですよね。

 

しかもメーカーはこういいますから。

「美容師さんは技術の勉強にお時間をかけてください。薬剤やシャンプーなどの理論や成分については我々にお任せください」

要は「二人三脚でやっていきましょう」的なことを言います。

 

本当に僕はこの言葉を何人かのメーカーさんや材料屋さんに言われました。

常套句なんですかねww

 

僕は天邪鬼なので、その言葉に疑いの目しかむけられないんですよね(-_-)

「都合の悪い真実を美容師に知られたくないってか?」

みたいな・・・ww

 

勿論、「カットもうまくてパーマ・カラー理論も確立してて、シャンプーなどの成分知識もある」ってのが僕は理想だと思っています。

そして自分は「それに近づきたい」とは思います。

 

特にパーマ、カラー理論などは、ダメージレス施術をできるかどうかにもかかわってくると思ってますので、ホントは理論もしっかり勉強するべきだとは思います。

 

でも、

●知識のない美容師が腕もないわけではない。

●僕より知識がない美容師でも、僕よりカットのセンスのある人はいるでしょう。

●僕より知識がある美容師でも、僕よりカットのセンスがない人もいるでしょう。

 

ですので、、、

【結論!!】

その美容師の腕が気に入っているなら、シャンプーなどの成分知識には目をつぶりましょうw

 

もし腕は気に入っているんだけど、成分知識がない美容師さんに施術してもらっているなら、このブログでシャンプーは探してくださいm(__)m

※おすすめシャンプー一覧⇒個別のシャンプ―解析・おすすめはこちら

 

そもそも、僕の周りでもあんまり成分に詳しい美容師っていませんよ。

 

「シリコンはダメだ」とか「オーガニックカラーだから髪に良い」とか「コスメパーマだから髪が傷まない」とか本気で言っている美容師って結構いますので(;^ω^)

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