価格が高い美容院と安い美容院の違いは?

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価格の高い美容院と安い美容院の違いって何なんでしょう?

 

実は、「原価の違い」はわずかな差です。

 

●世の中カットだけで12000円する美容院もあれば、1000円カットの美容院もあります。

●カット+カラー20000円の美容室もあれば、4980円くらいの美容室もあります。

 

「原価の違い」がわずかな差なら、これだけの価格の違いはどこから来るのか?

 

実は・・・タイムコスト(お客様一人にかける時間)の違いが最も価格に影響するとご存知でしたか?

 

今回はこのカラクリについて解説していきます!

 

記事の最後に、「タイムコスト(お客様一人にかける時間)」が少ない美容院の見分け方も紹介していますので、最後までご覧くださいね。

 

飽きたら一気に最後の方だけ読んでいただいても・・・(^^;)

 


当記事の検索流入ワードで東京を中心に全国展開している格安チェーン店「Agu hair」関連のキーワードが非常に多くなっています↓↓

  • アグヘアーなぜ安い
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当記事は「Agu hair(アグヘアー)」について書いている記事ではありません。

 

安い美容室のカラクリについての話になっていますのでご了承ください。

 



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目次

美容院の価格がお店によって違う理由?

美容室の料金表に騙されないで

  1. 家賃の違い
  2. 材料コストの差
  3. タイムコスト
  4. 一度に一人で掛け持ちする人数

大体このあたりの事を総合的に換算して大体の値段が決まります。

そしてこの中でも一番価格設定にかかわってくるのは、「3」「4」だと思います。

 

つまり「タイムコスト」と「掛け持ちする人数」です。

 

美容院のタイムコストの考え方

一番価格にかかわってくるのはこのタイムコストです。

つまり、カットのお客様の「来店~退店」までの時間。

 

例えば

 

1時間に6000円の売り上げが目標なら

  • カット(来店から退店)を1時間かけて施術するなら6000円/一人。
  • 1000円のカット専門店は、10分×6人=1時間で6000円の売り上げ。

これで価格は全然違うサロンでも1時間のタイムコストは同じ6000円になりました。

(当然1000円カットの場合は、1時間に6人来店していただける集客力がないと成り立たないわけですが。)

 

このように美容院の施術、特にカットはどこまで行っても人力です。

ですので、「美容師が関わる時間に応じて値段が変わる」というのが基本です。

 

 

安い美容院が駅前に多いのはなぜ?

美容院トラブル回避のためにホームページで確認すること

「大型チェーンの美容院をおすすめしない理由」の記事でも書いたように、

駅前の美容院は

  • 「見るからに安そうな美容院」
  • 「高そうに見せてクーポンで結局低価格になる美容院」

が多いです。(特に大都市では)

 

それは先ほどの例のように、安い価格設定の美容院は「集客がいっぱいあることを前提」に、価格設定を考えているからです。

カット2000円でガンガン切りまくるつもりが、1時間に一人しか来店がなかったらシャレにならないですからね(>_<)

なのでなるべく人が集まる駅前に出店したがります。

 

その最たる例?というか、最も安い美容院業態の「1000円カットサロン」は駅前ではなく、駅ナカに出店していますよね。(QBハウスとか)

 

つまり安い美容室ほどタイムコストの関係でより駅に近いとこや人の密集しているエリアに出店して安い価格でガンガンお客様を回す!!というスタイルになります。

 

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美容院の価格の決め方、続き

「美容室で予約したのに待たされる」問題を考える

と、「タイムコストやら価格の決め方についての話」に戻ります。

1時間のタイムコストを6000円と設定した美容院。

「カットは丁寧に1時間かけたいからカット料金6000円!!」と決めました。(来店~退店までの時間です)

 

次に考えるのは「カラーいくらにしようかな・・・。」ですよね。

 

そんな時はカット&カラーに要する時間で考えます。

「2時間だな」と思えば、このお店のタイムコストは1時間6000円なわけなので、単純に考えたら12000円。

 

で、

 

■ショートヘアの人なら1時間45分くらいで終わりそうだから

  • 6000円(1時間)+6000円×3/4(時間)=10500円

 

 

■ロングヘアだと2時間15分くらいかかりそうだから

  • 6000円(1時間)+6000円(1時間)+6000円×1/4(時間)=13500円

 

これで、

 

髪の長さS.M.Lの料金が決まりましたね。

  • S:10500円
  • M:12000円
  • L:13500円

 

でも、「ちょっとこれだと差がありすぎだな。じゃあMサイズの12000円をベースにS.Lサイズは500円づつでいいや。いや1000円づつかな。いや、ややこしいから一律12000円でいいかな。」という感じで一律料金になったり・・・。

 

こう考えれば、「カット&カラー5980円」などの安いお店が、低価格の早切りサロンだってことがわかりますよね。

 

1時間のタイムコストが6000円なら、1時間でカット&カラーするということですからね。

或いは、2人掛けもちで担当してお待たせしながら2人まとめて2時間で終わらせるか。

(ちなみに今回の記事でずっと目安にしている1時間6000円のタイムコストですが、今回の話で例として出した価格なだけでそれが美容業界の基準とかそういうことではありません。)

 

 

ちなみにカラー剤の放置時間は、説明書には「30分」と書かれているものが多いです。(特に白髪染)

今若者に人気の外国人風カラー剤なども「15分~20分」等と書いてあります。

放置だけでこれだけの時間が本来必要です。

 

 

それにプラスして

  • カウンセリング
  • カット
  • カラー塗布
  • カラーシャンプー
  • 仕上げ

ですからね。

 

相当スピード感のある施術をしていることがわかりますよね。

 

 

つまり、カット+カラー1万円以上の美容院と同じように、外観も内装もラグジュアリーでおしゃれそうでも、結局「5980円」の美容院であるのなら、それは5980円の美容院以上ではないんですよね・・・。

 

「1時間ちょっとでホントにこだわって施術ができますか?」ってことなんですよ。

 

カウンセリングなんて新規でいらっしゃったら15分くらいはかかると思うんです。

で、カラーの放置時間は最低でも15分。

ってことは、「カット+カラーリング施術」と「仕上げ(ドライなど)」トータルで30分しか時間がないんですよ。

 

 

もちろん腕がある人なら1時間ちょっとでそれなりのものを作りますよ。ただ、いつも言いますがこのサイトのメイン読者様は「美容院ジプシーの方々」

 

髪質に悩みや、細かいこだわりがないなら、安い美容院で腕がある人が見つかれば理想的ですよね♪

 

でも美容院ジプシーの方はこだわりが強かったり、髪の毛に悩みを抱えている人です。そういう方は早切りカットに行くのはお勧めしません。

 

だってじっくりカウンセリングをすればするほど、施術時間がギュギュッと短くなってしまうんですよ!!

 

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一度に一人で掛け持ちする人数によっても価格は変動します

ヘアカラー剤の使いまわしサロンがある?

大体は上記に書いたタイムコストをメインに価格は決まっていくのですが、もう一つ、そもそも「一人で何人くらいまとめてお客様を担当するか。」によっても価格は変動していきます。

例えば、

1時間のタイムコストを6000円と設定した場合

●「一人ずつ順番に1時間かけて施術していく美容院」は、カット6000円/一人

●3人まとめて担当して「その3人を、お待たせしながらカットして1時間で終わらせる美容院」は、カット2000円/一人

このように、一人ずつ施術していく美容院よりも、一気に何人もまとめて施術する場合の方が価格は安くなりますよね。

もちろんアシスタントがいるお店ではもう少し考え方は変わってきますが、いずれにせよ、安くなればなるほど、一人のお客様に関わる時間(触れている時間)は短くなっていきます。

 

しかも、「途中で結構待たされる」という”おまけ”つき・・・。

 

これでは、本来のポテンシャル(腕)は6000円のサロンの美容師と同じだとしても、技術の低下は避けられませんよね・・・。

 

つまり、美容院ジプシーの方にはおすすめできないです。

「ホットペッパーの美容院の口コミが削除される理由」

「価格の安い美容院をおすすめしない理由は価格の決め方にあり」

 

価格の違いに材料費の差はある?

カラーアレルギーにおすすめのノンジアミンヘアカラーとは?

 

価格帯が高い美容院でお客さんに「価格の高い美容院と安い美容院の違いは??」と聞かれると、「材料コストの違いです」と答えることが多いです。

確かに、少しはその可能性はありますが、実はぶっちゃけ「原料コストの差は微々たるもんです。」

 

だって、都内のカリスマサロンのカラー剤も、田舎の超低価格サロンのカラー剤も同じだったりします。

 

それ以外の補助剤とかの周辺アイテムの有無や、そのグレードで確かに材料費に違いは出ますが、詳しい額は避けますが、高価格帯サロンと低価格帯サロンの施術料金の価格差に対したら微々たる差額です。(原料コスト差は、あっても最大で数百円ではないですかね)

 

家賃の違い

これも価格に影響は出ます。

といっても、東京とか地方でも大都市など一部の土地が超高騰しているエリアに限られてくるとは思いますが・・・。

ですので、東京青山の一等地にカット6000円で15分くらいで終わらせるサロンがあるとしたら、そのサロンは「安切りサロン」ですね。

 

美容院の価格差のまとめ

終わりに

ということで、使っている材料の良し悪しでサロンの価格が違うと思っている方は多いと思いますが、実際はお客様一人一人にかけられる時間の長さが価格を決める重要な要素なんですね。

 

ですのでヘアスタイルの悩みが多い人はその地域の少し高価格帯のサロンに行かれることをおすすめします<m(__)m>

 

安い美容院の見分け方

最後に美容院ジプシーの方向けに。

実際の定価などは無視して、この記事で書いているような一見おしゃれそうで低価格帯のスピード命美容院の見分け方があります!

 

それは、、、

「ホットペッパーの各地域別に検索した時に上位に表示されるサロンを選択しない」

 

ということです。

 

ホットペッパーの表示は基本的に大金を出したサロンが上位に表示されるようになっています。(最上位プランに登録した10件20件のサロン内で日替わりで順位が変動します。)

 

「大金を出して上位に表示させたい」=「スピード命でガンガン稼ぐぞ!!」ですので、美容院ジプシーの方にはこのようなサロンはおすすめしません

 

※特に、100件以上と多くの美容院が登録している地域でこの話が当てはまります。

※数十件しか登録がない地域では当てはまりません。

 

登録件数が多い地域ほど「最上位プラン(上位に表示されるプラン)」の価格が高くなります。僕の地域では月40万ほどの固定費です(>_<)

 

登録数が少ない地域だと10万、或いはもっと安い価格もあると思うので、そういう地域なら上位に表示されていても、大金払って、スピード命でガンガンガンスタイルではないですよ。

 

【参考にホットペッパーでご自分の地域を確認してみてくださいね】

↓↓

 

最後にもう1点。

上位表示サロンで口コミが異常に多いサロンがありますよね?

 

そのカラクリは、「口コミを書いてもらうと次回来店時に割引などのサービスがあるからです」

 

初回割引で行った美容院で、次回以降の割引があるなら「普通以上の出来」なら口コミ書きますよね。

しかも、誰がどの口コミを書いているか美容院側では筒抜けなので、また行く予定の美容院に対して「★3普通です」とは書きませんよね。

星を一つか二つ上乗せしませんか。

 

その結果「異常に口コミが多くて、しかも高評価の口コミばかりになる」というカラクリになっています。

 


美容口コミサイト「アッ〇コスメ」の口コミもこれに似たカラクリで、高評価の口コミを集める手法が浸透しています。

アッ〇コスメ経由で化粧品のサンプル提供サービスがありますが、それを業者側が悪く利用して高評価の口コミを集めているんですよね。

表向きは「アッ〇コスメ」側も、その手法を禁止にしていますが、聞いた話によると黙認・・・かな。

シャンプーの口コミよりも化粧品の口コミでこの話は耳にします。

 

 

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