POLAグローイングショットカラートリートメントの成分解析と口コミレビュー

当ページの外部リンクにはプロモーションが含まれているものもあります。成分解析は公平を期しています。
カラートリートメントPOLAアイキャッチ
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POLAグローイングショットカラートリートメントBK(ブラック)の成分解析と毛髪実験結果の比較を掲載していきます。

POLAグローイングショットカラートリートメントはブラックとブラウンの2種類。ここでは濃い色味のブラックで実験しています。

 

【POLAグローイングショットカラートリートメントBKの特徴まとめ】

POLAグローイングショットカラートリートメントBK

200g 3190円

色味 ブルーブラック系
染色具合
低刺激性
手触り・感触
コスパ 普通

【一言評価】

カラートリートメントで白髪をカバーしながら、POLAオリジナル成分「黒米エキス」で白髪改善が期待できます(黒髪に戻る?)ので、白髪をカバーしながら改善も期待できるところが特徴です。

 

目次

POLAグローイングショットカラートリートメントBKの染色比較実験

まずは、POLAグローイングショットカラートリートメントBKの染色比較実験です。

以下5種類の実験をしています。

  1. シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布10分×1回(その後流しのみ)
  2. シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布10分×2回(その後流しのみ)
  3. シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布10分×3回(その後流しのみ)
  4. シャンプー前ドライの状態で塗布30分×1回(その後シャンプー)
  5. シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布30分(その後流しのみ)

◆メーカー公式の使用方法は、シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布5分です。以下メーカー公式の染色実験画像です(説明がなくわからないのですが、これはブラウンでの染色結果??今回したブラックでの染色結果とは全く違いますので)↓↓

カラートリートメントPOLA公式

 

ウェット10分1回~3回の実験結果

シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布して10分放置(その後流す)の1回~3回までの実験結果です。

【1回目】

カラートリートメントPOLA

【2回目】

カラートリートメントPOLA2

【3回目】

カラートリートメントPOLA3

※黒髪毛束に少し重ねた状態

カラートリートメントPOLA毛束3

 

ドライ塗布30分の実験結果

今度はシャンプー前ドライの状態で塗布して30分放置。その後シャンプーのみをした状態の毛束です。

カラートリートメントPOLAD30

 

ウェット塗布30分の実験結果

シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布して30分放置後流しのみした状態の毛束です。

カラートリートメントPOLA(W30)

 

実験結果を比較検証(口コミレビュー)

いかがですか?ドライ30分塗布が一番しっかりと色が入っていますが、ブルーブラックという感じですね。

そしてウェット10分での実験結果を見るとわかるように、ちょっとずつ染める場合だと、しっかり染まるまでの途中経過はブルーに若干依ってしまいます(>_<)

※ウェット10分×1回↓

カラートリートメントPOLA

 

ちょっとブルー強いですよね↑↑

 

そう考えると

POLAグローイングショットカラートリートメントBK(ブラック)のおすすめ使用方法と向いている人

POLAグローイングショットカラートリートメントBK(ブラック)のおすすめ使用方法は、ドライ30分放置で一気にしっかり染めるという方法です。

じゃないと途中経過で「○○さん今日髪の毛青くないっすか??」とか職場で言われちゃいそうです(-_-;)

 

そして向いている人は当然、BK(ブラック)ですので、

  • ブラック系に白髪染めをしている人
  • バージン毛(カラーをしていない人)で白髪を地毛と同じ黒に染めたい人

になります。

【POLA】グローイングショット カラートリートメント 【POLA】グローイングショット カラートリートメント成分解析

カラートリートメントPOLAアイキャッチ

 

 

POLAグローイングショットカラートリートメントBKの成分

水、ステアリルアルコール、グリセリン、DPG、水添ポリデセン、ステアラミドプロピルジメチルアミン
以下の成分1%以下、順不同
加水分解コメエキス、タベブイアインペチギノサ樹皮エキス、セラミド2、セラミド3、ユズ果実エキス、ヒマワリ種子エキス、オタネニンジン根エキス、トチャカエキス、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD、加水分解コラーゲン、クレアチン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、グリシン、セリン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、プロリン、PCA、PCA-Na、コメヌカ油、スフィンゴ糖脂質、水添レシチン、イソステアリン酸、デシルグルコシド、フィトステロールズ、オレイン酸ポリグリセリル-10、アモジメチコン、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、セテス-20、クエン酸、セテス-2、乳酸Na、香料、ポリクオタニウム-10、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、エタノール、フェノキシエタノール、塩基性青99HC赤3HC黄2HC青2、BG

 

POLAグローイングショットカラートリートメントBKの解析

低刺激性な作りに各種アミノ酸やセラミド・各種エキスやによる毛髪・頭皮の保湿や頭皮環境改善に期待できる作りです。

さらにPOLAグローイングショットカラートリートメントのハイライトは、加水分解コメエキス(黒米エキス)です。白髪を黒髪へと改善することが期待されています。

 

黒米エキスはPOLAのオリジナル成分で、2013年4月17日にプレス発表された成分です。↓↓

◆白髪改善はメラノサイト(色素細胞)の毛母細胞周辺への移動促進がポイント◆

【「メラノサイト移動誘導因子」の産生促進効果を持つ『加水分解黒米エキス』を開発】

ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:岩﨑泰夫)は、毛
母細胞周辺にメラノサイトの移動を誘導する因子に着目し、同因子の産生促進効果を持つ「加水分解黒
米エキス」を開発しました。
加齢に伴い増加する大部分の白髪においては、毛母細胞周辺にメラノサイトが存在しない(移動して
いない)ことが確認されており、「加水分解黒米エキス」の働きにより、人間が本来持つ機能である「メラノサイトの毛母細胞周辺への移動」を効率的に実現し、黒髪へと改善することが期待されます

※詳しくはこちら⇒https://goo.gl/3kiMkf

 

ですので、POLAグローイングショットカラートリートメントは白髪を染めながら、白髪の改善も期待できるという製品です。

 

仕上がりの感触は、各種アミノ酸やセラミド・各種エキスに加えてシリコン「アモジメチコン」が配合されていることで収まりは良いです。

収まってくれつつも、重い感じはしないですので、ボリュームが欲しい層の人にも心配ない感じになっています。

 

※詳しくは公式サイトで確認する
⇒「【POLA】グローイングショット カラートリートメント 【POLA】グローイングショット カラートリートメント成分解析

 

 

低刺激?旧表示指定成分「ステアリルアルコール」について

旧表示指定成分であるステアリルアルコールが配合されているので、僕の解析を見て「これが低刺激??」と思う人もいるかもしれませんのでちょっと・・・。

===========

旧表示指定成分とは・・・

2001年3月以前は、ごくまれにアレルギーなどのトラブルを起こす可能性のあると指定された103の成分が配合されているときはラベルに表記する義務がありました。それらの103の成分を表示指定成分と言います。

その後、2001年4月に化粧品の全成分表示が義務化になって以降は旧表示指定成分と言われています。

===========

ただ、旧表示指定成分の103種(香料も含む)は1980年に厚生省が定めて以降、再検討はされていないので、旧表示指定成分じゃないからアレルギーが起きないわけでもないし、逆に表示指定成分も「ごくまれにアレルギーなどのトラブルを起こすことがあるだけの成分」ですので、逆に言えばアレルギーがない人はあまり気にする必要もないと思います。

※旧表示指定成分について詳しくはこちら⇒「旧表示指定成分とは」

 

 

まあつまり今現在、旧表示指定成分であろうがなかろうが、あまり気にする必要はないんです。

1980年に指定したころは「まだあまり利用されていない成分」或いは「まだ存在しなかった成分」だったから指定されなかっただけのアレルギーリスクがある成分なんてのもあるわけですので。

 

で、ステアリルアルコールですが、これは低刺激で安全な成分と言われています。(トリートメントのベースになる油剤です)

 

その証拠に?化粧品分野で1000件以上の商品に配合されている成分です!!

 

というと、、、、「原価が安いから悪いものだけど配合しているんだ!!」とおっしゃる人もいますが、考えてもみてください。

 

多くの人にアレルギーリスクがある成分をこれだけ多くのメーカーさんが、しかもPOLAのような大手メーカーが手を出すと思いますか?

大変な健康被害が起きちゃうんじゃないですか?

 

1980年以前から多く利用され(だからこそ表示指定成分になってしまったわけで)、今現在も多くのメーカー・商品で利用されているということが安全性を物語っていると思います。

(もちろんそもそもステアリルアルコールにアレルギーを持っている極一部の人にはダメなわけですが・・・。繰り返しますがそれはどの成分にも言えることですので。)

 

ですので、一般的に考えればステアリルアルコールは低刺激です。

 

そしてPOLAグローイングショットカラートリートメント全体の低刺激の話になりますが、「リンス・コンディショナー系は頭皮に刺激になるのでつけない」と言われている理由であるカチオン界面活性剤(~クロリド・~アミン)というほぼ必ずリンス系製品には配合される成分がありますが、特に刺激があると言われている成分は避けて低刺激タイプを利用しているので、その点も低刺激と評価できるポイントです。

 

カラートリートメントのアレルギーについて

最後にこれだけは確認です。

「通常のカラー剤に配合されている色素「ジアミン」にアレルギーを持っている人は、カラートリートメントは「ジアミン」以外の染料で出来ているから安心です。」

という書かれ方をしていることが多く、基本的には僕もこれには賛成なのですが・・・

 

どんな色素でも、絶対に”あなた”にアレルギーがないということはありません。そして花粉症のように使い続けることで発症することもあります。(ジアミンもそういう人は多いですよね)

 

実際に欧米ではカラートリートメントの色素「HC染料」「塩基性染料」によるアレルギー報告もあります。

 

ですので、「絶対安全なわけではない」ということはご理解しつつ利用されることをおすすめいたします。

 

少なくともカラートリートメントにアレルギーがなければ、全般的にどの商品も低刺激ですし毛髪ダメージもないので染まり方に不満がなければおすすめです。

さらに、”ジアミンにアレルギーを持っていて、でも白髪のカバーをしたい”という人にはお勧めできる選択肢の一つになると思います。

「ヘアカラートリートメントのHC・塩基性染料はアレルギーがなく安全?」
「4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノールの安全性・アレルギー性について」

 

 

素手でOK?手袋必要?染色実験

最後に気になる人もいるかと思いますので、「素手でやっていいのか?手袋必須か?」について。

おまけ実験です♪

カラートリートメントPOLAアイキャッチ

手に取りだして、まんべんなく手のひらに伸ばしました。3分放置↓↓

※テクスチャーは伸びもよく毛髪になじませやすいです。

※香りも強くなく癖のある香りではないので「万人受け」というか良くも悪くも特に感じないと思います。

カラートリートメントPOLA手1

 

↓↓お湯で流しただけの状態

美容師的に言うとお客様のメイクをするには失礼な状態(-_-;)

 

↓↓市販のハンドソープで洗浄中

やはりブルー系の色素が強いことがよくわかります。

 

↓1回目の洗浄を終えた状態。

※まだお客様のメイクをするには失礼ですね(-_-;)

 

↓↓3回目の洗浄を終えた状態です。

※2回でも十分な感じでした。(お客様のメイクも、もうできます(笑))

 

ということで素手でして問題ありませんが、最低2回の手の洗浄は必要かなと思います。

※3回の手洗浄でも完全な状態までは戻っていません。

僕は、美容師の職業病である手荒れも全くないのでかなり皮膚は強いですが、それでも3回連続の手洗浄は「手が乾燥したなあ・・・」と感じましたので、乾燥しやすい人は、そっちの対策として手袋の着用、あるいはお風呂上り後すぐのハンドクリームは必須かと思います。

※POLAグローイングショットカラートリートメントは付属品として手袋も付いてくるようです。

 

【POLA】グローイングショット カラートリートメント 【POLA】グローイングショット カラートリートメント成分解析

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • BRは、ブラックではなく、ブラウンですよ。
    Brown と Blackなので、BKがブラックです。

    • Mmさん

      コメントありがとうございます。

      BKのことを書いているつもりでずっとBRになっていました(汗)

      ご指摘いただきありがとうございました!

      変更いたします!!

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