BOTANISTボタニストボタニカルヘアオイルの成分解析。おすすめ?

当ページの外部リンクにはプロモーションが含まれているものもあります。成分解析は公平を期しています。
ボタニカルボタニストヘアオイルの成分解析
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楽天のシャンプーランキングでいつも1位の「BOTANISTボタニカルシャンプー」 

そして、2015年11月11日にBOTANISTボタニカルヘアオイルが発売され、今現在、楽天のアウトバストリートメントランキングで1位の人気。

今回は、そのBOTANISTボタニストボタニカルへオイルを成分解析します。

 

◆先に結論だけ書くと、ボタニカルヘアオイルはシリコンオイルの中ではおすすめ出来る一つです

 

 



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目次

 BOTANISTボタニストボタニカルへオイルの成分

【成分】スムース

水添ポリイソブテン・シクロペンタシロキサン・ジメチコン・フェニルトリメチコン・ジメチコノール・アボカド油・アルガニアスピノサ核油・コメ胚芽油・シア脂・スクワラン・ツバキ種子油・ホホバ種子油・・マカデミアナッツ油・マンゴー種子油・ローズヒップ油・メドウフォーム-δ-ラクトン・アルニカ花エキス・オリーブ油・トウキンセンカ花エキス・アンズ核油・ユチャ種子油・ククイナッツ油・分岐脂肪酸(C14-28)(羊毛)・脂肪酸(C14-28)(羊毛)・イヌラクリスモイデエキス・イソステアロイル加水分解シルク・ラミナリアオクロロイカエキス・ダイズ油・トコフェロール・PCAジメチコン・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル・イソステアリン酸・香料

 

※【スムース】と【モイスト】の違いは1つの成分の違いだけです。スムースの場合は、黄色で囲ってある成分がイソステアロイル加水分解シルクですが、モイストの場合はイソステアロイル加水分解コラーゲンに代わるだけです。ですのでまとめて成分を解析していきます。どちらを選ぶかはどちらも基本的にはしっとりタイプだと思いますが、軽めなのがスムース・重めなのがモイストという感じです。そんなに悩まなくてもほとんど変わらないんじゃないかと思います(笑)

 

BOTANISTボタニストボタニカルへオイルの解析

成分で一番配合量が多いものは、水添ポリイソブテン。

これは、酸化や腐敗しないように合成された、鉱物油です。

 

ワセリンやミネラルオイルと同じで毛髪表面をおおって毛髪からの水分の蒸発を防ぐエモリエント成分です。

 

そして2・3・4・5番目に記載されている成分はすべてシリコンオイルです。

シクロペンタシロキサン・ジメチコン・フェニルトリメチコン・ジメチコノール

 

つまりこれは、シリコン系のアウトバスオイルですね。

 

シリコンは巷で言われているような「悪者」ではないですが、その日につけたシリコンは、その日のシャンプーでしっかり落としてあげないとビルドアップしていき(積み重なる)、毛髪がベタベタしたり、束になって固まったり、毛髪が硬くなったりと悪影響が起きることもありますので、使用の際はその点に注意が必要です。

 

ただ、天然オイルだと使用量を多くつけすぎるとベタベタになってしまうこともありますが、シリコンオイルは付ける量を間違えてもベタベタしずらくサラサラしっとりとまとまりやすくなるので、ノンシリコンタイプでは対応できない毛髪(重度の乾燥・ダメージ毛)には、非常に有効なアイテムになります。

(シリコンはビルドアップされるとシャンプーでも取れないくらいにベタベタになりますが、ビルドアップされていない毛髪につけた場合はよっぽどつけすぎなければベタベタすることはありません。)

 

 

 

ボタニカルヘアオイルは、僕がアウトバストリートメントが必要な理由に挙げている外的ダメージ要因から毛髪を守る様に作られている商品です。

「洗い流さない(アウトバス)トリートメントの必要性」

 

この商品は、水添ポリイソブテンという鉱物油と、各種シリコンの表面コーティング剤をメイン成分とすることで手触りの良さやツヤ感・しっとりまとまる様に作られています。

 

これらの成分がそのまま、酸化や腐敗をしない非常に安定した安全な成分であるうえに、毛髪表面をコーティングすることで毛髪の摩擦ダメージ等から守ってくれます。

 

(注)ビルドアップしすぎ場合は、毛髪のパサつきの原因になることもあります。

 

そして、それ以外に多く記載されているオイル関係(アルガンオイルなど)やトコフェロール(ビタミンE)等も抗酸化力があり、毛髪の保湿効果や柔軟化(柔らかくする)・表面をコーティングするものです。

 

ですので、僕がアウトバストリートメントに期待する外的毛髪ダメージから毛髪を守ってくれつつ、ツヤ感やしっとりとまとまる仕上がりにしてくれるものです。

 

そして上記までの成分の多くは守るだけの成分ですが

メドウフォーム-δ-ラクトンが熱を守るだけでなく、熱を生かして毛髪を修復する成分になります。

 

メドウフォーム-δ-ラクトンは

加熱により毛髪ケラチンのアミノ基と化学結合(アミド結合)を形成します。
このアミド結合は疎水性相互作用より強力な髪への吸着性を有し、毛髪の疎水性環境の強化が期待できます。

と言った成分です。

まあ簡単に言えば、熱を加えることで毛髪に強力に吸着する結果

ダメージ毛を改善・毛髪のクシ通りを改善・帯電の防止

等を期待できる毛髪補修成分です。

CMCLEOの解析記事より
「アミノシールドCMCLEOの成分解析」

 

という成分で、熱によって毛髪が補修される成分ですのでアウトバストリートメントに配合されている場合非常に有用な成分になります。

 

 

結論

水添ポリイソブテンという鉱物油と各種シリコンの表面コーティング剤をメイン成分とすることで、

  • ノンシリコンのクリームタイプの製品よりもしっとりと収まりが良い
  • シリコンだけで作られている製品よりもビルドアップのリスクは少ない
  • 天然オイルよりも重くなくサラッとした仕上がりでベタベタになりづらい

という使用感になっているうえで、熱を利用して毛髪補修をしてくれる成分なども配合されているアウトバストリートメントになっています。

 

つまり、僕が今まで紹介したアウトバストリートメントの中で仕上がりの軽さ・重さで比べると

★軽い→重い★

CMCLEOリシリッチ利尻ヘアクリームボタニストヘアオイルセラムスパオイル

という立ち位置の商品かなと思います。

 

僕は「ノンシリコンのクリームタイプで収まりがいいもの。」というのがアウトバストリートメントの中で一番いいと思っていますので、それにあたるリシリッチ利尻ヘアクリームを試してみて、物足りなかった場合にシリコンオイルに走るのであれば、ほとんどシリコンだけを配合してあるアウトバスオイル(ケラスターゼ)等を使用するよりも、ボタニストオイルの方が良いと思います。

 

※単純な使用感だけなら、ほとんどシリコンだけのケラスターゼの方が仕上がりのしっとり・まとまり・サラサラ感などは上だと思いますが。

 

 

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シリコンインアウトバストリートメントでおすすめのヘアオイルです

以前「アウトバスオイルトリートメントについて考察すると」で書いたような理由で、僕はクリームタイプのアウトバスの方が好みです。

(個人の好みですが)

 

簡単に言えば、

  • オーガニックなどの天然オイルタイプはベタベタしやすい。
  • ベタつかずサラサラしっとりおさまるオイルだとしたら、そはシリコンオイルで作られているから。
  • 「ノンシリコン」×「オイルタイプじゃないアウトバス」でしっとりサラサラにまとまるものが好き。

リシリッチ利尻ヘアクリームを美容師が解析すると

という内容でした。

 

で、このボタニストオイルは、ジャンルで言えばシリコンオイルです。

 

ただ、上記でも記載した、シリコンオイルで一番有名な商品であるロレアルのケラスターゼオイル等の通常のシリコンオイルは、成分表の先頭からシリコンの記載が続くことが多いですが(つまりほとんどシリコンで出来ているオイル)、ボタニストは先頭が水添ポリイソブテンという鉱物油ですので若干シリコンオイルの弊害(ビルドアップ)を緩和させた商品になると思います。

その分仕上がり感がほぼシリコンオイルよりも劣るのでしょうが。(ケラスターゼのことですが)

「美容師おすすめ?ケラスターゼオイル NU ソワン オレオ リラックス」

 

 

口コミを見るとそのように感じる方もやはりいるみたいです↓↓

スムースタイプを購入しましたが、使用感は悪くないです。ただ使っているときはそれなりに香りますが全然残りません。量も少ないし、これならケラスターゼなどのトリートメント効果もあって香りも良いヘアオイルのほうが癒されていいです。期待ハズレでした。

 

まあこれはメチャクチャなことが書かれているんですけどね(。-_-。)

 

ケラスターゼにトリートメント効果はありませんので・・・

 

ただのシリコンコーティング剤ですから。

 

でも、結局仕上がりのツヤツヤ感・サラサラ感がケラスターゼの方が勝っていたから、「ケラスターゼにトリートメント効果を感じた。」ということなんでしょう。

 

でも、それは何度も言っているようにシリコンコーティングのおかげなんです。

(ツヤツヤ・サラサラになることをトリートメント効果と言うのであれば、確かにトリートメント効果はあったといえるんだと思いますが、個人的には毛髪補修されることがトリートメント効果だと思っています。)

 

それ自体をダメと言っているわけではなく、「ビルドアップしないようにしっかりシャンプーで落としてあげてくださいね。」ということなんですけど、やはりどうしても、しっかり落としきれずにビルドアップされてしまっている方も多くいらっしゃいます。

 

その点、ボタニストヘアオイルは、配合量の一番多い成分が水添ポリイソブテンでそのあとにシリコンが続く作りですので、まだ通常のシリコンオイルタイプ(ケラスターゼなどの)よりはビルドアップなどの弊害はない少ないと思います。

(あくまでもシリコンオイル系の比較での話で、単純にボタニストヘアオイルはビルドアップ自体はしやすいと思いますので勘違いしないでくださいねm(_ _)m)

 

さらに、シリコンオイルではあまり配合されることが少ない?毛髪補修成分(メドウフォーム-δ-ラクトン)等も配合されていますのでいろいろ計算されて作られていると思います。

 

 

ということで、シリコンインのアウトバスオイルというジャンルの中ではおすすめの一つです。
⇒「BOTANIST公式ホームページ

 

※その他、おすすめアウトバストリートメントはこちら

●ノンシリコンで軽い使用感がご希望なら
「アミノシールドCMCLEOの成分解析」

●ノンシリコンなのにしっとりサラサラにまとまるクリームアウトバスなら
「リシリッチ利尻ヘアクリームを美容師が解析すると」

●しっとりまとまるノンシリコンヘアオイルならこちら
「スプリナージュ セラムスパオイルの成分解析」

 

 

ボタニカルボタニストヘアオイルの成分解析

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コメント

コメント一覧 (8件)

  • アムウェイのサテニークのシャンプー、コンディショナー、トリートメントの評価が知りたいです。

    • すぎちゃんさん

      コメントありがとうございます。

      アムフェイは種類もかなりあるようですので、ここで細かくお話をすることはできません。ご了承ください。
      そのうち記事にしようと思いますのでお待ちください。
      ただ、パッと見たところコンディショナー系は水の次に多い成分がシリコンという変わった作り?ですので、このシリーズでさらさらになるとしたらそれはシリコンのおかげでしょうね。

      コメントありがとうございました。

    • さわこさん

      ミルクもシリコンがベースで出来ていますが、一番多い成分が水ですのでその分オイルタイプよりはビルドアップせず軽い仕上がりになると思いますよ。
      補修剤などは似たようなものが配合されていますので、それはヘアオイルの記事でご確認ください。

      個人的にはミルクの方が好きです

  • それならミルクも良さそうですね。
    試してみて使用感や仕上がりの好みでどちらを使うか決めてみます。
    ドラッグストアなどで購入出来るアウトバスは、このボタニストの他はなさそうですか?

    • さわこさん

      すいません。
      あまりアウトバストリートメントの製品をチェックしていないので他はわかりません。

  • そうですか。
    ボタニスト少し高いので、他に違うものがあればなと思ってお聞きしました。
    返信ありがとうございました。

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