世の中には
- 「発がんだ!!」
- 「環境ホルモンだ!!」
- 「危険だ!!」
と言われる成分が多く存在していますよね。
僕は、
そんな成分に直面した時は、まずは信用せずに、むしろその言葉を疑うようにしています。
だって大概の場合、規模の小さなメーカーのネガティブキャンペーンの為に利用されているだけ。
なんてことが多いですので。
つまり、規模の小さなメーカーが
「皆さんご存知ですか?〇〇や〇〇や〇〇は発がんや環境ホルモンを疑われてます。当社では、そのような危険視されている成分を配合せず、なるべく安全な成分で製品を製造しておりますので安心です」
みたいなネガティブキャンペーンをするんですね。
で、こういう宣伝を見た消費者の誰かが自分のブログで
「皆さん知ってました?〇〇って発がんが疑われている成分なんですって(>_<)。怖いですね。成分表示に〇〇って書いてあったら避けた方が良いですね♫」
みたいな情報を書いてしまって。
それを見た、またまた別のブロガーがまた自分のブログで
「皆さん知ってました?」ってねずみ講的に「〇〇が危険な成分」と言うのがネット上で広まっていくんですよね(゜o゜)
で、実際それらは危険なのかどうか?と言う話でいえば、僕はほとんどのモノが「ガセ」だと思うんですよね。
正確にいえば、多くの有名メーカーで配合されているのに危険だとネットで言われている成分についてはですね。
なんでガセだと思うかと言うと、危険だと言われるきっかけになった話が、成分を抽出する技術がまだまだだった時代に石油からその成分を抽出する時に不純物が数%混ざってしまって、、、。
で、その成分のせいで色んなトラブルが起きた。
とか、
その不純物から発がん物質が見つかったとかって言う、1970年とかそういう時代の話をソースにしていることってすごい多いですよね。
で、技術が進んで不純物をほぼ完全に取れるようになった現在、その成分に「発がんがあるか」「アレルギーがあるか」等を調べてみたら「ノーリスクだった」。
問題はこの成分なのではなくて、混ざり込んでいた不純物だった・・・。
って話はよくある話です。
当然、ネガティブキャンペーンを打ったメーカーも、「〇〇は危険です」とかって本を出している先生もそんなこと百も承知なんだと思うんですよね。
でもそう書けば、
「〇〇」を入れていないそのメーカーのシャンプーは売れるし、その本も売れるんですよね。
(「これは良いですよ?」って言う本よりも「これは危険!!」って本の方が売れるじゃないですか)
しかも、嘘じゃないので訴えられることもないじゃないですか?
だって不純物が混ざっていた時代に本当に「発がん」が疑われたんですから。
「今は大丈夫ですよ」って言わないだけで。
さらにいえば本当に100%安全なものなんてこの世の中ないですよね。
良いと言われているものでも摂取しすぎれば危険なものにもなるわけですから。(塩だっていっぺんに大量摂取すれば危険なわけで・・・。)
さらに「疑われている」ってのも上手い言葉ですよね。
疑っているだけですからね。
誰にでもできるんですよ。疑うことって(笑)
今から適当なこと書きますね。
「パンを食べると心臓発作になるリスクがあると疑われている」
誰が疑っているの?、、、僕です(笑)
みたいな、、、(=_=)
まあこれは極端ですが。
ただ、「疑われている」って表現はとっても都合が良い言葉で、僕も恐らくブログのどこかで「これは〇〇が疑われている成分ですね」とか書いているような気がします(;一_一)
と言うことで、「〇〇は危ない!!」と言われたら「怪しんでみてもいいかもしれませんよ(=_=)」
これは僕が勝手に思っていることですが、「牛乳がダメ」みたいに言う人いるじゃないですか?
ベストセラーになった書籍がありましたよね。
でも、牛乳って大昔から飲まれていて、今現在も多くの人が飲んでいて、それでいてこれくらい生きているわけですよね?
長寿大国日本!!
そんなに悪いと言うのなら、日本国民全員がある日ぱったりと飲むの辞めたら、今までそれだけ体に悪いモノ飲んでたわけですから、相当平均寿命伸びるんですかね?
そんなことなくないですか(笑)
もしかしたらホントにちょっとだけなんか悪いのかもしれませんが、それでも、、、ねぇ。
ちょっと悪いものなんてごまんとあると思うんですけどね。
って言うか、
食べ方によってはなんでも毒にもなるし薬にもなるみたいなことのような・・・。
こういう話ってさらに消費者の心を打ってしまう原因があると僕は思っています。
それは、日本人の判官びいきなところに訴えかけているんだと思います。
例えば、「〇〇成分は危険」みたいな話で言うと、大概これは中小のメーカーがやる手法なんですよ。
普通にシャンプー作ったら大手シャンプーと戦えないので、大手シャンプーでよく使われている成分を叩いて、「うちの会社のシャンプーには配合していませんので安心ですよ」って。
で、さらに信ぴょう性を持たせるために、
「なぜ大手メーカーは危険なのにその成分を使うのかと言うと、コストが安く作れるからです。本当は消費者のことなんて考えてないんですよ」
なんてことを言うんですが、
恐らく、、、
そんなことを書いているメーカーの方が消費者のこと考えてないかもしれません(>_<)
だって騙して本当は問題のない成分をさらしものにして、自分達のシャンプーを売ろうとしてるんですからね(゜レ゜)
でも、
「本当は危険なのに大手はコストを抑えるためにその成分を入れているんです」
なんて小さな会社が声を上げると、消費者はそっちの声になびいちゃう心理が働くんですかね。
小さい会社がこだわって製造している感が出せると言うか・・・。
さらに、牛乳の時は、
「牛乳が悪いと認めちゃうと農家が困るし、JAや国がズブズブの関係だからwそんな事実を認めるわけがない。知らずに飲まされて、危険な目にあうのは消費者だ!」みたいなジャンヌダルク的声を上げることで反感びいき精神が働いて
「そうだそうだ!!」とつい共鳴してしまう困った問題があるのはないかと思うんですよね(^_^;)
実際は、多くの場合は逆だと思うんです。
大手メーカーの多くが配合している〇〇が本当に危険な発がん物質だとしたら、絶対にそんな成分入れませんよ。
だって大手ですよ。損害賠償とか大変なことになりますよ。社会的責任がでかすぎます。潰れますよ。
世の中、特にネットの中で「危険だ」と言われていても、ほとんどの大手メーカーが入れている成分があるとすれば、それは「危険じゃない」んだと思いますよ。
大手メーカー側も当然のように調べ上げていますよ。
僕とか一般消費者がネットを見て知れるような内容を、大手メーカーが把握せずに配合していると思う方が普通じゃないと思うんですよね(笑)
もちろんネガティブキャンペーン信者の方は
「知っている上で大手はその危険な成分を入れているんだ!!」
とか言うのかもしれませんが・・・。
先程も言いましたが、そこまで危険なリスクを取るわけないでしょう(笑)
安いコストで作る為にと言いますが、その危険な成分と同じ働きのする違う成分入れると一体いくらコストが跳ね上がると思っているんでしょうか?
以前も書きましたが、
すごーい上質な成分でシャンプーを作ってもらったことありますが
(商品化はしていません。実験に原料メーカー兼製造をしている会社の社長さんに付き合ってもらっただけですw)
それでも広告料とかの初期費用を含めても一本1000円くらいのコストと言われましたよ。
で、次回からは初期費用も広告費もなくなるから、そこからさらに数百円安くなると。
これ、かなり上質なシャンプーとして作ってもらった時の話です。
話戻しますが、中小企業が大手企業を叩くときに言う、「コストの問題で、同じ働きをする成分が他にあるけどコストの安い危険な成分を使う」という主張。
何となく引っかかってきませんか??
ある成分。それが危険だとして、それを他の成分に切り替えても、恐らく何百円もコストがプラスされるわけではないです。
売値も値上げするにしても数円~数十円のコストの差しかないような気がするんですけどね。
それだけのコストの差の為にそんな危険な成分を使うと思います?
後で訴えられるかもしれないのに?
一本のコストは数十円かもしれないけど、チリも積もればすごい製造コストになるから、社員に給料払うためには少しでもコストカットが必要ですか?
でも、そのせいで危険な成分を入れて、結果として多くの人に健康被害が出て訴えられたら、それこそ会社潰れて社員全員路頭に迷うんですよ?
そこまでしてそんな成分配合しますかね?
あとは、本当に危険なら、そっとリニューアル時にその成分抜いていると思いますよ。
ちゃんとこんなことも過去にはありますしね↓
厚生労働省は2006年5月、国内で流通する安息香酸とアスコルビン酸(ビタミンC)が添加されている清涼飲料水のベンゼンを分析調査した結果、31銘柄のうち、1銘柄から日本の水道水の基準値およびWHOの飲料水ガイドライン値(10ppb)を超えるベンゼンが検出された。その製品に対して、自主回収と成分の見直しを要請している。
まあそれ以外にも、本当は危険じゃなくても、ネットのネガティブキャンペーンのせいで配合しづらくなった成分も多々あるのではないかと思います。
こういうことって、結局損しているのって消費者なんですよね。
だって、本当は安全かつ安い成分だからそれを使っていたのに、「危険成分」とされてしまったせいで、その成分を配合しづらくなった・・・。
結果その大替え成分を使用することでコストが上がり値上がりした(>_<)
さらにメーカー側も「〇〇フリー」と書けることで、「付加価値をつけられるので適正価格よりも価格を上げることも可能」ですよね。
今って昔よりもシャンプーの値段も高い気がしますが、それって良いシャンプーが増えたからじゃなくて、コストが安くて安全な成分を使ったら「悪」のように言われるようになって、配合しづらくなって、もう少しコストは高いけど「悪」と言われていない同じ働きをする成分で製造しないと「叩かれちゃうから」、そのせいで「付加価値」もプラスされて売値も上がっただけ。
つまり、「モノがよくなったわけではない」なんて、残念な感じになってしまっているのでは?
とか勝手に思っています。
話が相当長くなってきたので、じゃあどう見極めるのかって話は次回に続く・・・。
まあこの話はtakaの完全なる「戯言」なんですが、個人的には当たらずとも遠からずな感じではないかなぁと思っています。
信じるか信じないかは、、、、「あなた次第!!」ですけどねww
コメント
コメント一覧 (5件)
takaさん
はじめまして。思い切って初コメントさせていただきます。
最近takaさんのブログを知り、拝読させていただいています。数年前からお顔だけではなくて、髪にもある程度のものを、と思い立ち、色々と試しているところで、takaさんの記事、とても参考になります。
ずっと行きつけの美容院はあるのですが、そこで勧められてしばらく使用していたシャンプーに、ラウレス?ラウリル?硫酸Naが使われていましたので、使用を控えました。
今日は、アプルセルのお試しセットを夜に使うことにしてます。縮毛&デジパーしていて、硬くて多い私の髪には合いそう。使ってみるまで分かりませんが、合うといいなと思っています。
この話題に関しまして、私もほぼ同感です。
身体に少しでも良いものを、と思うのは、人間として、当然の心理かと思いますが、ナチュラル思考も行き過ぎると逆に、危ないかも(^^;;
言い出したら歯磨きもできない、空気すら吸えなくなりそうです(笑)。
シャンプー選びも、良い成分だからといって自分の頭皮に合うかは使ってみるまでは分からないので、難しいです(T_T)
美容院ジプシーではないけれど、シャンプージプシーに陥っております。
じょでぃ様
コメントありがとうございます(^^)
>>今日は、アプルセルのお試しセットを夜に使うことにしてます。縮毛&デジパーしていて、硬くて多い私の髪には合いそう。使ってみるまで分かりませんが、合うといいなと思っています。
そうですね。この内容を見た限り合うような気がします。シャンプー時泡立ててから何分かお時間置いてから流してみてくださいね。さらに使用感が上がると思いますので。熱処理されてる髪にはいいと思いますよ♫
>>この話題に関しまして、私もほぼ同感です。
良かったです。
場合によっては文句を言われるのではないかと思って、だいぶやわらかく自分の考えを書いてみましたww
>>言い出したら歯磨きもできない、空気すら吸えなくなりそうです(笑)。
ホントですねww
歯磨き粉も危ないから一切何も使わずにブラッシングだけで虫歯になったら元も子もないですもんね。
ちょっとマニアックですが、新選組の永倉新八は虫歯を原因とした病気で亡くなっていますので、、、。(すいません。歴史オタクです(-_-;))
まぁ考え方は人それぞれですけどね。
>>シャンプー選びも、良い成分だからといって自分の頭皮に合うかは使ってみるまでは分からないので、難しいです(T_T)
アプルセルで脱却できることをお祈りしていますね(^^)
「経皮毒(笑)」ってのを思い出しました。
こういうの信じる方々は「陰謀論」好きですよね。
オカルトに片足突っ込んでますね。(ため息)
こんばんは。
今、自分に合ったシャンプーを、探しており、ここのブログにいきつきました!
色々と情報をありがとうございます!!
きいてみるのですが、ナプラのリラベールはいかがでしょうか?ラウリルは入っておりませんが、パレス-3硫酸naという成分があるようで気になっています。
りんごさま
コメントありがとうございます。
パレスー3硫酸naは、ほぼラウレス硫酸と同じくらいの洗浄力ですね。ラウレス硫酸がダメダメ言われるから、こっちにしているという感じでしょうか?