かゆみ・かぶれが出た時のシャンプーの選び方

当ページの外部リンクにはプロモーションが含まれているものもあります。成分解析は公平を期しています。
かゆみ・かぶれが出たときのシャンプーの選び方
  • URLをコピーしました!

シャンプーやコンディショナー・化粧品などのコスメを使用していてかぶれ・かゆみ等が出たときに、次にどれを購入すればいいか迷うことってありますよね?

 

当ブログに流入する検索ワードでも

●「ひまわりシャンプー かゆい」

●「いち髪 かゆい」

●「ボタニスト かゆい」

●「ジュレーム かゆい」

など「製品名+かゆい」で検索されている方が多いです。

 

なぜ「かゆみ」が出るのかを知りたくて検索している人から、

「ひまわりシャンプーでかゆみが出た私に合うシャンプーはどれ!?」

「オーガニックならやさしくていいかな?」

「無添加ならかぶれないでしょ!!」

などと考えてしまいますよね?

 

でもこれが大きな間違いであることは、今まで

「口が酸っぱくなるくらい・・・」

「耳にタコができるくらい・・・」

言ってきましたね

 

 

ということで今回は「かゆみ・かぶれ」が出たら、次に使う製品をどう選んだらいいかをレクチャーしていきますね!!

 



【最も老舗のシャンプー解析サイト】

読者様に支えられ開設から2023年で満8年

いつもご来訪頂きありがとうございます

これからも有意義な情報を執筆致しますので今後とも宜しくお願いします



【PR】

harukurokami-more 



 

目次

かゆみ・かぶれが出たら同一メーカーを避ける理由

まずは前提としてアレルギーが出て「顔が腫れる」など、重篤な症状が出た場合は自己判断ではなく、病院を受診くださいね。

 

それでは、

「かゆみ・かぶれが出たときに次にどの製品を使用するか?」
同一メーカーは避けましょう!

メーカーごと変えちゃうのが一番無難です。

 

なぜかと言えば、、、同一メーカーだと、ブランド名は違っても製品の基本の作りは大体同じだからです。

 

シャンプーで言えば、「洗浄成分・防腐剤・ph調整剤・キレート剤(金属封鎖剤)」等の製品の骨格になるようなものは同じものが配合されていることが多いです。

 

この同じ骨格をもとに、

  • 頭皮に良いようなエキスをプラスしてスキャルプシャンプーと言ってみたり
  • オイル類やシリコンをプラスしてしっとりタイプと言ってみたり、、、

場合によっては、数種類配合されている洗浄成分の配合比率を変えることで洗浄力を弱くすることで低刺激と言ったり・・・。

 

同一メーカーだとこのようにベースはほとんど同じなので、同一メーカーの別のブランドを利用しても”あなた”にとってかゆみを引き起こす成分はなくなっていない可能性が高いんです。

 

ですので、

同一メーカーは避けた方が良い

と思います。

 

美容部員にはご注意を!

モテ髪師義永大悟

もちろん「かゆみ・炎症が出て」、メーカーさんに電話相談したり、デパートの美容部員に相談すれば、そのメーカーの中で敏感肌用の製品をおすすめしてくると思います。

 

当たり前ですよね。

 

「じゃあうちの製品は使用しない方が良いです。」なんていうわけありませんからね。

 

いや、というよりも、美容部員さんなどは、結局”社内講習”で習うのは。その製品に配合されている「”ウリ”の成分」について習うだけで、一つ一つの成分についてわかっていない人がほとんどです。

 

たまに奥様の付き合いで、

デパートの化粧品コーナーの美容部員さんや、ドラッグストアの薬剤師さん?店員さん?等と会話することや、ほかのお客さんと会話しているのを隣で聞いてることがありますが、「メーカーの売り込み通りの内容しかわかっていないんだろうなぁ・・・」という説明をされている人がほとんどです(>_<)

 

それを言っちゃあ美容師もそうなんですけどね(;^ω^)

 

美容師なのに「ノンシリコンだから良いですよ」とか「オーガニックだから良いですよ」とか恐ろしい宣伝方法で販売している人も多いですからね(;一_一)

 

ほんとはオーガニックなんて何の意味もないとわかっているうえで「宣伝のため」に言っているんだと信じたいところですが・・・そうでもない人が結構いますよね・・・。

 

それはカリスマサロンでも同じですが・・・。

だってカリスマサロンほど、メーカー側は

「美容師さんは技術理論を追求して下さい。製品や使う薬剤に関してはこちらにおかませください」とか言うんですよ。

 

僕はそう言われると、「この人、美容師にケミカル詳しくなられるとやっかいだなと思ってるんだろうな」と疑ってしまうんですよねww

 

と、話を戻しますと、美容部員に「前回これでかゆみ出たんだけど・・・。」と相談すると、「それなら、こちらの方が優しい処方でいいかもしれませんね♫ほら!パッケージに敏感肌用って書いてあります!!」

みたいなことになりますので、あまり美容部員に相談しても意味がありませんよ。

 

ということで結論は、

かゆみ・かぶれが出たときは、同一メーカーを利用するのは結構危険だということですね<m(__)m>

 

 

 

【スポンサーリンク】

 

同一メーカーを避けた方がいい実例

韓国コスメにステロイド。どの化粧品?

ちょっとここまでの話だと「よく分からない」という人もいると思いますので実例を挙げて説明してみますね。

ここでは、クラシエというメーカーの「いち髪」「HIMAWARI」シャンプーを例に挙げたいと思います。

 

この2つは同じメーカーの商品だけに基本の作りが似ています。

まずは2つの成分を記載します。黄色いマーカーの成分が同一成分です。

「いち髪の成分」
ラウロイルサルコシンTEAパーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、PPG-2コカミド、コカミドメチルMEAコカミドMEAジステアリン酸グリコール、塩化Na、コメエキス、コメヌカエキス、コメ胚芽油、加水分解コメタンパク、コメヌカ油脂肪酸フィトステリル、ムクロジエキス、ツバキエキス、ヒオウギエキス、クエン酸、カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10エタノールポリクオタニウム-7、BG、デキストリン、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料、カラメル

「HIMAWARIの成分」
,ココイルメチルタウリンNa,パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン,コカミドメチルMEA,ココイルグルタミン酸TEA,ラウロイルサルコシンTEA,コカミドMEA,ジステリアン酸グリコール,ココイルグルタミン酸2Na,ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル,ヒマワリ種子油,ヒマワリ種子エキス,ヒマワリ花エキス,ヒマワリ芽エキス,アセチルグルコサミン,グリセリン,塩化Na,ミリスチン酸,ココイルトレオニンNa,グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド,ココイルグルタミン酸Na,クエン酸,ポリクオタニウム-10,ポリクオタニウム-49,ポリクオタニウム-7,エタノール,EDTA-2Na,安息香酸Na,香料,カラメル

 

この中でごくまれにですがアレルギー症状が報告されているのが、

ラウロイルサルコシンTEA(洗浄成分)・EDTA-2Na(金属封鎖剤)・安息香酸Na(防腐剤)

で、これらは「いち髪」「ひまわり」どちらの製品にも配合されています。

 

ということは、、、

HIMAWARIシャンプーの方が洗浄成分の組み合わせ的には低刺激で優しくできていますが、いち髪で「かゆみ・炎症」が出た人がHIMAWARIに変更したら症状がおさまるかと言われれば、「かゆみ・炎症」を比較的起こしやすい成分は同じように配合されていますので、同じように「かゆみ・炎症」を起こす可能性があります。

※実際はアレルギー物質は人それぞれですので、上記で上げた成分以外でかゆみが出ている可能性もあります。その場合はHIMAWARIに変えることで症状がおさまることもあります。

 

ですので、つまり低刺激であることと、アレルギー物質が含まれていないことは別の話なんですよね。

どんなに低刺激なつくりでもあなたに合わない成分が配合されていればアレルギーを引き起こす成分なんですよね。

 

※勘違いしないで頂きたいのは、HIMAWARIもいち髪もその価格帯の中では、良いシャンプーですのでバッシングしていいるわけではありませんので悪しからず<m(__)m>

「HIMAWARI(ひまわり)シャンプーは美容師おすすめ?」
「市販のアミノ酸系シャンプー「いち髪」」

※あくまでも低価格にしては良い。と言うだけでダメージヘア。シャンプージプシーにお薦めだと言っているわけではありません。

 

「いち髪」「ひまわり」以外でも

コーセー

  • オレオドールボタニカル
  • ジュレームディープモイストノンシリコン

この2つの成分の上位と下位を少し見てみると

「オレオドール ボタニカル」
水,オレフィン(C14-16)スルホン酸Na,コカミドプロピルベタイン,PPG-2コカミド,ココイルメチルタウリンNa,ココアンホ酢酸Na、アンズ核油~~~トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル,ポリクオタニウム-10,ラウリン酸PEG-2,塩化Na,サリチル酸,メチルパラベン,安息香酸Na,香料,カラメル

「ジュレームディープモイストノンシリコン」
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、PPG-2コカミド、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、アンス核油、~~~トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ポリクオタニウムー10、ラウリン酸PEG-2、塩化Na、メチルパラベン、安息香酸Na、香料

このコーセーの2つのシリーズ、洗浄成分と、補助剤や防腐剤が完全に同じです。

違うのは、○○エキスの種類がちょっと違うだけ。まあ○○エキスなんてほとんどただの保湿成分です。

で、基本の作りはほぼ同じ。

 

ですので、ジュレームにかゆみが出たときに、代わりにオレオドールにしても、ほとんど同じ成分ですので、やっぱりかゆみが出る可能性が高いんですよね。

 

これがかゆみ・かぶれが出たときに、同一メーカーの商品を外した方が無難だと思う理由です。

 

今回の話は、そのシャンプーや化粧品のモノがいい・悪いという話とは違いますので悪しからずm(__)m

 

”あなた”にとって合うか合わないかの話です。

 

 

かゆみ・かぶれが出たときのシャンプーの選び方

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次