前回の続きです。
⇒「ヘアカラーと眉毛の色のバランスについて」
この記事の中で、眉毛を茶色くするときには眉用マスカラを使用するか、
眉毛を脱色しちゃう方法があって、自己責任且つ皮膚刺激が問題ないのであれば眉毛を脱色しちゃう方が手っ取り早くておすすめだと書きました。
という事で自宅で眉毛の脱色をする方法を紹介していきます。
と、その前になぜ美容院で染めてもらわずに、自宅で染めるのかというと、以前「美容院で眉毛を染めるのは違法?」 と言う記事を書きましが、ザクッと言えば、美容院での眉カラーは違法行為だからです。
ですので、どんなにお客様にご納得頂いた上で眉カラーをしたとしても、実際の施術により失明や皮膚トラブルなどが起きたときに、お客様が手のひら返しをして訴えれば美容院側に非があることになります。
ですので、僕のお店では絶対にしませんし、”あなた”の行っている美容院でも、頼んでもしてくれない場合でも「融通が利かない!!」っと思わないでくださいね。
ルールを守っているだけですので。
なんて話をしました。
で、その時に僕のお店では、その代わりに自宅で出来る様に脱色剤を少し分けて差し上げて、使用方法を説明するのですが、多くの美容院でそういうことはしないと思いますので、やり方について少し説明しておこうと思います。
眉毛の脱色の仕方
基本的に眉毛専用脱色剤と言うモノが海外製でありますので(最近初めて知りました(^_^.))、そちらをご利用いただくか、市販の毛髪用の脱色剤を使用していただくことになります。
で、ご自分で市販の商品を購入する際の注意点は、カラー剤ではなく脱色剤を購入するということです。
理由は2つ。
- ヘアカラー剤はアレルギーを起こすリスクのある人口色素「ジアミン」が配合されています。多くの場合それにアレルギーを起こすことは少ないですが、前回の施術で大丈夫でも今回突然アレルギー性皮膚炎などが起きる可能性があります。 その時に眉毛は目のすぐ近くですのでちょっと怖い(>_<)
少しでも安全に理由しようと思うなら、ジアミンの配合されていない脱色剤を利用するのが一番だと思います。
⇒「ヘアカラー剤で皮膚炎多発。消費者庁が注意喚起」 - 「カラー剤」=「色素入り」なので少し肌に色が付いてしまいます(特に少し暗めのアッシュやレッド系などは)。
カラー剤だと色素が入っていますので、眉毛が脱色されるだけではなく、塗布したところの皮膚も少し染色されてしまいます(>_<)
皮膚に入った色素はすぐに抜けるのですが、少しの間太眉みたいな変な感じになります(@_@;)
経験者は語るです(;一_一)
十数年前、始めて眉毛を染め始めた頃、アッシュブラウンに毛髪を染めるついでに、余ったカラー剤で眉毛を染めたら「あら、ビックリ(;O;)」眉毛下の皮膚&その周辺の皮膚が少しブルーに染まってパッと見が太眉みたいになっちゃった時がありました(@_@;)
もちろんこれは2日もしないで消えますが、染めた時は少しやらかしたかな、、、と思いますよww
つまり、こういうカラー剤ではなく↓
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脱色剤とかライトナーなどと言われるジャンルのただ髪の毛を茶色くするだけの商品が良いですね。
先ほど書いた、眉毛用脱色剤はこちらです↓
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安値に挑戦!JOLEN ジョレン クリームブリーチ マイルドフォーミュラ 28g アロエ入り 【アメリカ正規品】 価格:890円 |
毛髪用脱色剤と眉毛用脱色剤の違いはこちらの記事です。
⇒「眉毛用脱色剤「JOLEN (ジョレン)」と毛髪用脱色剤の違いは?」
軽く結論から言えば、別に眉毛用だから特別な処方がされているという事はありません。
調合されている薬は毛髪用でも眉毛用でも同じ中身です。
でも、眉用の方が薬剤濃度が薄い分だけ優しい処方と謳っているのだと思います。
薄いという事は脱色力は弱めだと思いますが、眉毛ならそれで十分でしょう。
その分だけ、肌に優しいという事ですね。
眉毛の脱色の仕方
ようやく本題です。
染めること自体は超簡単です。
まずは用意していただいた脱色剤を、めん棒などを使用して以下のように眉毛にこんもりと脱色剤を塗布します。
※目に入ってしまうと失明するかもしれないようなお薬ですので注意して塗布してくださいね。
で、このままの状態ですと、眉毛は頑丈でお薬をはじいてしまうので染まりがよくありません。
ですので、この上からサランラップとかコットンとかティッシュで押さえつけます。
※以下画像はコットンです↓
で、このまま取りあえず10分くらい放置しておきましょうか。
で、時間になったら一度お薬をふき取ってみて、その明るさでOKならそのまま洗顔して終了。
もう少し明るくしたいなら、もう一度塗布しなおしてください。
※このふき取る時に、皮膚を擦りあげてしまうと染め直しの時に、皮膚が敏感になっていて沁みますので優しく拭き取ってあげてくださいね。
※もし「結構明るくしたいのに中々明るくならない(>_<)」という方は、ドライヤーで熱を当てると結構明るくなります。当然、その分肌への負担は上昇しますので、肌が頑丈な人だけお試しくださいm(__)m
※重ね重ねになりますが、目に入ると大変危険ですので、そこだけは気を付けて使用してくださいね。
眉毛脱色で皮膚が赤くなる方へ
眉毛を脱色するときに皮膚がピリピリしたり、染め上がり後に肌が赤くなってしまう方がいますが、このような方はなるべくお風呂に入る直前に眉毛脱色をしてくださいね。
つまり、皮脂がしっかり出ている状態で染めてくださいね。
そうすると皮脂が脱色剤からお肌を守ってくれますので
皮膚刺激が緩和されます。
ヘアカラーで頭皮がピリピリする人と同じですね
⇒「カラー剤で頭皮がヒリヒリ痛い・かゆい時の対処法」
※最後に何度も繰り返しますが、目に入ってしまった時に失明など大変なトラブルが起こる可能性もあります。何度も繰り返し染めるようになって慣れてくると軽い気持ちで染めてしまうかもしれませんが、とても危険なことをしているという事をしっかりご理解の上、ご利用してくださいねm(__)m