傷めない(ダメージレス)なカットは・・・
「あります。」
いや、ほんとに・・・デザインが気に入るかどうかは別にして・・・。
ダメージレスのポイントは削がない・段を付けない
極力毛髪を傷めないカットの方法は
- 削がない
- 段を付けない
です。
削ぐ・段を付けるというのは毛髪と毛髪の間に隙間・空間を作ることになります。
それは良く言えば
- 空気感
- 無造作
- ゆるふわ
みたいに言われます。
毛髪同士の間に空間ができるので、1本1本の毛髪が動きやすくなるんですね♪
ということは、悪く言えば
- 摩擦が起きやすいです(>_<)
- 隣り合った毛髪同士で削りあいます(>_<)
結果、毛髪はダメージを負いやすくなります。
だから、
- 削がない
- 段を付けない
というのは、毛髪の保護には非常に役立ちます。
※今現在「段」や「削ぎ」が入っているスタイルで、ダメージもそこまで気になっていない場合に、無理に「段」や「削ぎ」をなくす必要はありませんよ。
ダメージに悩んでいる方には、このような方法のダメージ対策もあるという話ですので悪しからずm(_ _)m
傷めないためのブラントカット
もう一つはカット技法。
というかはさみの入れ方。
ブラントカットというのは毛髪に対して真横にパツンと切るカット。
ハサミを縦に入れて、毛先を不揃いにするとか、レザーカットで毛先をシャープにするとかではなく、「ぱっつん前髪」のようにぱっつんと全体を切ります。
ブラントカットは、一番毛先がシャープにならないので傷みづらいです。
その代わり、ぱっつんとなりますけどね(;^ω^)
傷まないヘアスタイルってどんなの?
上記のことを踏まえて、傷まないヘアスタイルはワンレングスボブのようなスタイル↓
ALBUM HARAJUKU_Sより
ラフォーレ原宿交差点10秒☆JR原宿駅3分
本当に違いますよ!!
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つい最近もこんなことがありました。
3ヵ月周期でいつもパーマをかけるお客さん。
ここ1年ほどずーっと伸ばし中。
でも、とても毛が細い方でボリュームを出したいので、いつもは段もそこそこ入れるパーマスタイル。
ただ、そうするといつも3か月後には結構ダメージが進んでいるので結局伸びた分近く切ることになるんです(>_<)
なのでホントちょっとづつしか伸びない・・・。
ということで前回、「なるべく段を付けないスタイルにするとダメージがかなり収まるので伸ばしやすくなりますよ。」と提案して受け入れていただきました。
そして今回来店時、びっくりするくらいダメージが進んでいない♪
パーマもかけているので、いつも来店時は枝毛がすごいのにほとんど枝毛もない♪
ということで3ヵ月で4cmくらい伸びて、3cm切って・・・の繰り返しで毎回1cmしか伸ばせなかったのに、今回は1cmほどカットで整えれば大丈夫だったので3cmも今までと同じ期間で伸ばすことに成功しました♪
まあお客さんは相当驚いていましたが・・・「ここまで違うとは!!」と。
ワンレングスボブは嫌!!そしたらどうしたらいい??
ワンレンで傷まないのはわかったと。
「でも、そのデザインは嫌だ!!」
という人もいますよね?
そんな時は・・・
「今のスタイルよりは少し重くする」ということを心掛けるだけでも違いますよ。
例えばアウトラインだけでもいつもより
- 段を取る
- 削ぎを控える
これだけでも、アウトラインの毛先がきれいに見えますので全体にダメージが減ったように見えます。
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上記のお客さんの場合も、アウトラインを4cmほどカットしてトップの毛髪は整えるだけという感じでカットをしました。
でも、元々が段が結構入っている方だったので、それだとまだ段は残っている状態。
ですので、決してワンレングスボブにまでしたわけではありません。
それでも十分なほどの効果を発揮します。
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もちろん段や削ぎを控えれば控えるほどダメージレスにはなりますので、あとは
- 希望のデザイン
- ダメージレスのためのカットライン
この2つのバランスをうまく美容師さんに取っていただければと思います。
ダメージレスでカットした毛髪はそれだけでもつやっぽく毛髪がきれいに見えますので、女子力アップですよ♪
お試しくださいm(_ _)m
◆実は最近ほぼ似たような記事を書いていました(;^ω^)合わせてごらんください
「極力ダメージをさせずに髪の毛を早く伸ばす方法」
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