前回カリスマ美容師と地方の美容師の違いについて書きましたが、
そのとき偏差値がカリスマ美容院は75~55。地方美容院が75~35なんて話を書きましたが、今回は低い方の数字「55と35」。
この数字に差がある理由を紹介したいと思います。
そしてこれこそが
「カリスマサロンと地方の美容院で失敗されやすい&下手な美容師に当たりやすいのはどっちか」
というタイトルの答えにもなりますので。
この数字の差は単純で、
カリスマ美容院には看板がありますので下手なことはできない。
SNSやら2ch等で悪口書かれまくったら潰れちゃいますからね。
だから、基本的には新人から育てます。
或いは中途で「カット出来ます」「アシスタント仕事全部出来ます。」
って言って入ってきても、新人と同じく0からのスタートです。
たまには例外もありますよ。
僕も2件ほど俗にカリスマサロンと言われている美容室に誘われたことありますが、そのときは「スタイリストとして」って誘いでしたから。
まぁ元々僕の素性とかを知っていた上での誘いだったからなわけですが・・・。
「しれっと自慢すか!?」って思っちゃいましたか?・・・(;一_一)
まぁそう思われてもしょうがないですが、でも「美容院ジプシー」の方のために、いろいろ偉そうにアドバイスしている私takaが「実はカット&カラー5980円のお店で働いてた」なんて事実があったらがっかりじゃないですか?
「おまえ自分のこと棚にあげてよくも偉そうにベラベラと」って。
でもね、あんまり素性は明かせないわけですよ。
狭い業界だし、かなーりディープなとこえぐっちゃってるんで、
素性がばれるとちょっとね。
でも、自己紹介ページにも書いていますが、
某全国有数の激戦区で雇われ店長として働いていて、雑誌撮影の経験有り、テレビ番組のヘアメイクやヘアショー。カット講師として地方で講習みたいなことも・・・。で、独立してその某激戦区近くの住宅地で店構えてこだわって仕事しています・・・。
って書けば何となく想像つく人はつくでしょう?takaがどんな人物かm(__)m
で、話は戻りますが、カリスマサロンはそんな感じで、偏差値75の美容師が新人や中途さんを1から育てるんです。
そのお店の合格基準にしたがって。
でも、偏差値75の人が教えても、最終的には教わる子のセンスや、元々のそのスタッフの性質等(つまりお客様に対してどれくらいのモチベーションで出来るかってこと)もあって人によっては偏差値55くらいの仕上がりになるんですね。
でも×2合格基準が厳しいですので、カリスマサロンでまがいなりにも試験に合格してスタイリストデビューしたなら、それなりの腕はあるはず。
もちろん例外はあるでしょうし、相性が悪い美容師に当たって、仕上がりがそのお客様にとっては「35点じゃん」ってこともあるとは思いますよ。
逆に
地方美容院は慢性的な人出不足ですから、万年求人募集状態です。人が足りてないからホントは新人から育てたくても中途をそのまま雇って即戦力で使うってことも珍しくありません。
そうすると、技術チェックしないところも多いので、以前も書いたようにホントはまだアシスタントでカットの勉強中くらいなのに、面接の時に「前のお店でカットしてました」って嘘ついてそのままスタイリストとして働いちゃうパターンとかもあります。
僕の知ってる人でも、
カット&カラー4980円って安売りのお店で働いていて、それだとお客さんひっきりなしで大変だからって、カットだけで6000円のお店に移ったんです。
もちろん技術チェックもされなかったので、最初からスタイリストとしてにやってますよ。
僕知り合いなんでこんなこと言いたくはないですが、ちょー下手です。
以前僕が働いていたお店のスタイリストデビュー前のカットモデルで練習しているくらいのレベルの子よりもダントツで下手でした。
ちなみにその安売り美容院の店長でしたよ、その人は(・.・;)
でも、6000円のカットのお店で働いていて、お客さん全然つかないって(指名客がいないってことです)嘆いていましたが、
「そりゃそうだろ!!もっと勉強しろ!!」って思いながら、「へー」って興味無さそうに聞いています。
この人、全然練習する気とかない人なんですよね・・・( ゚Д゚)
もちろん地方でも「うちは1から新人さんを鍛える」ってお店もあるしこういうお店は偏差値55以上の可能性が高いですが、それ以外のサロンでは、上記の話のようなパターンもありますので、「地方の美容院は下は35のサロンもある」ってことになっちゃうんですよね。
あとは、以前書いたように「高級に見せてる安売り美容院」ってのは、薄利多売でスタッフも「来るもの拒まず去るもの追わず」状態で、誰でも採用しますので、ほんとにいろんな美容師が入店してきます。
やはり以前書いたように、こういうお店は集客のノウハウは持っているので、別にスタイリストなんて誰でもいいんです。
お客さんはジャンジャン呼べるので。
で、下手でも不思議と10人担当すれば2人くらいは指名になっちゃうもんなんです。
なんか相性とかいろいろあるんでしょうね。
だから、サロンオーナー的にはスタイリストのレベルなんてどうでもよくて(ちょっと言いすぎですが)、どちらかといえば「お客様を早く終わらせてくれること」を望んでいるんですよね。
薄利多売なんでね。
ってことも起きますので、地方では偏差値35に当たっちゃう可能性も
結構高い(゜o゜)
※都内でもこういうパターンのサロンは同じことが言えますので都内だから大丈夫なんてことは全然ありませんのでご注意くださいね。
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