今回はモイストダイアン オイルシャンプー エクストラシャインの成分解析と口コミレビューです。
◆モイストダイアンの他のシリーズの成分解析と口コミレビューはこちら
●モイストダイアン オイルシャンプー エクストラダメージリペア
●モイストダイアン オイルシャンプー ボタニカルダメージリペアリング
モイストダイアン オイルシャンプー エクストラシャインの成分解析
【成分】
水、ラウレス硫酸Na、ラウリルベタイン、コカミドDEA、ココイルメチルタウリンNa、DPG、ココイルグルタミン酸TEA、ローカストビーンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、コロハヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、ヤシ油、アルガニアスピノサ核油、オプンチアフィクスインジカ種子油、水添アルガニアスピノサ核油、アンズ核油、水添アンズ核油、シロバナルーピン種子油、マンゴー種子油、カラパグアイアネンシス種子油、スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、プルーン種子エキス、テオブロマグランジフロルム種子脂リンゴ果実培養細胞エキス、ピタヤ果実エキス、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、ミクロシトルスオウストララシカ果実エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、白金、ポリクオタニウム−10、ケラチン(羊毛)、セラミド3、セラミド2、セラミド6II、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12−13)グリセリル、加水分解ヒアルロン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニンアルギニン、アスパラギン酸、PCA、PCA−Na、クオタニウム−33、BG、尿素、加水分解コンキオリン、コラーゲン、イソマルト、塩化Na、ラウリン酸BG、乳酸Naコレステロール、炭酸水素Na、キサンタンガム、セルロースガム、レシチン、クオタニウム−18、ヤシ油脂肪酸PEG−7グリセリル、グリセリン、変性アルコール、PG、乳酸、クエン酸Na、トコフェロール、EDTA−2Na、安息香酸Na、香料、カラメル
【解析】
成分数がすごいですね( ゚Д゚)
ってことは一つ一つの配合量はいったいどれくらいなんでしょうか?
いつもながらシャンプーで一番大事な洗浄成分が「ラウレス硫酸Na、ラウリルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸TEA」
ですので、強洗浄力のラウレス硫酸Naベースです。
そこに低刺激・低洗浄力のラウレスベタインという組み合わせ。
これは、一昔前に市販でよく見かけたラウレス硫酸NA+ベタイン系という組み合わせですね。
大体このままだと軋んでしまうので、シリコンを配合して手触りをごまかすというのが昔の市販シャンプーのよくある作りですが、このシャンプーはシリコンの配合はなく、代わりに洗浄成分のすぐ次に
- ローカストビーンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
- コロハヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
- 塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン
というカチオン界面活性剤という、毛髪表面に吸着して毛髪柔軟効果や洗浄剤による軋み緩和をしてくれる成分が3種配合されています。
そのうえでオイル系保湿剤やアミノ酸系保湿剤・セラミドなどの保湿剤など多種多様な保湿剤や毛髪補修剤が配合されています。
結構洗浄力は強いと思いますので、この「強洗浄力×多種多様」な毛髪吸着剤と保湿剤との組み合わせでどれくらいの仕上がりになるのか興味がありますね。
ただいずれにしても「ラウレス硫酸Naがベースの洗浄剤かぁ・・・」というのが一番の感想ではあります。
今までいろいろシャンプーを試してきて、ラウレス硫酸Naがベースの洗浄剤で「良いなぁ」と思ったことはあまりないんですよね・・・。
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なんとなく家でいうと、基礎をしっかり作ってあるとか、耐震等級の高い建築になっているとか、家としての作りがしっかりしているというベース部分が、シャンプーでいうと洗浄剤。
そのうえで、オシャレな家具が揃っているとか、キチン周りがハイスペックな製品だとか、そういうのがシリコンとか○○オイルとか毛髪補修成分だと思うんですよね。
それでいうとトリートメントは、家で考えれば外観の美しさって感じですかね。
と考えると洗浄剤とコンディショニング剤、どちらによりこだわるべきかはおのずとわかると思います<m(__)m>
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とりあえず感触結果は、下記の口コミレビューのところで書いていきます。(ここまで書いている時点ではまだ試していないんですよね。)
ちなみに、
モイストダイアンが言うところのオイルシャンプーとは?
シャンプーで一番大事な洗浄成分が、オイルクレンジング系だということではなく、何かしらの洗浄剤(ダイアンはラウレス硫酸など)に、プラスして保湿剤にオイル系を多数使用しているということでオイルシャンプーと言っているようです。
ここは大きな違いですので勘違いしないでいただきたいです。
オイルクレンジング系洗浄剤を使用しているからオイル系シャンプーなのか?
コンディショニング剤にオイルを多数使用しているからオイルシャンプーなのか?
の違いですね。
モイストダイアンは後者です。
モイストダイアン オイルトリートメント エクストラシャインの成分解析
【成分】
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、ステアルトリモニウムブロミド、ローカストビーンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、コロハヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、ケラチン(羊毛)、セラミド3、セラミド2、セラミド6II、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、プロリン、ヒスチジン、フェニルアラニン、アルギニン、アスパラギン酸、PCA、PCA−Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12−13)グリセリル、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、白金、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、ミクロシトルスオウストララシカ果実エキス、ピタヤ果実エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、ヤシ油、アルガニアスピノサ核油、水添アルガニアスピノサ核油、アンズ核油、水添アンズ核油、オプンチアフィクスインジカ種子油、シロバナルーピン種子油、マンゴー種子油、カラパグアイアネンシス種子油、スクレロカリアビレア種子油、バオバブ種子油、プルーン種子エキス、テオブロマグランジフロルム種子脂、ホホバ種子油、ヒマシ油、クオタニウム−33、BG、加水分解コンキオリン、尿素、コラーゲン、イソマルト、PPG−3カプリリルエーテル、パルミチン酸エチルヘキシル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、イソステアリン酸水添ヒマシ油、ジメチコノール、ビス(ポリグリセリル−3オキシフェニルプロピル)ジメチコン、塩化Na、乳酸Na、コレステロール、炭酸水素Na、PEG−90M、キサンタンガム、セルロースガム、トリ水添ロジン酸グリセリル、レシチン、セトリモニウムクロリド、クオタニウム−18、イソプロパノール、グリセリン、変性アルコール、PG、乳酸、トコフェロール、エチドロン酸、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料、カラメル
【解析】
こちらも、まあ成分数がすごいですね。
一つ一つをピックアップして、期待できる効果を説明したらとってもすごい成分群ということになると思いますが、これだけ配合数が多いということは、一つ一つの配合量は減るわけですので、結果どうなるのかは未知数です。
水、セテアリルアルコール(ベースになる油剤)に続く成分が、ジメチコンというシリコン(毛髪コーティング剤)。
でその次が
- ステアルトリモニウムブロミド
- ローカストビーンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
- コロハヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
- 塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン
というカチオン界面活性剤という、プラスに帯電して毛髪表面に吸着するコンディショニング剤が続きます。
ということで、かなり多くの毛髪表面をツルツルサラサラと手触りを向上される成分が含まれています。
そのうえで、ケラチン(羊毛)、セラミド3、セラミド2、セラミド6II等の毛髪内部を構成する補修剤。
セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク(別名:ベジタミド)というキューティクル表面にある失われたバリア機能を修復させる補修剤。
で、つぎが各種アミノ酸による保湿効果。
で、そのあともカチオン界面活性剤や、ヒアルロン酸などの保湿などなどが続いて~~。
ようやくアルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)などのオイル成分が続きます。
ということで、このトリートメントはなかなか期待できる補修剤が配合されていますし、感触も結構いいのだろうなと予想できますが、そのまとまりの良さ・ツヤツヤサラサラ感は、シリコン×カチオン界面活性剤のおかげかな、と思います。
シリコンは油ですのでシリコンを指してオイルトリートメントと言っているのであれば納得です・・・はい<m(__)m>
いずれにせよ、シャンプーの洗浄力が強そうですから、トリートメントは被膜力が結構あるのだろうと予想が付きます。
では以下実際に使用した口コミレビューです。
モイストダイアン エクストラシャインの口コミレビュー
それでは口コミレビューです。
【シャンプー】↓↓
モイストダイアンの多くは琥珀色なのでこちらもそうかと思ったら透明です。
【トリートメント】
【香り】
モイストダイアンはどのシリーズも女性らしい甘い香りがします。
女性受けは結構いい香りだと思います。
僕個人としては、香りが強すぎます。
お風呂上りに食事をするときに、香りが頭皮からして少し酔います(>_<)
そして次の日の夕方でも匂います・・・これも女性には嬉しい??
まあこの辺は好みです<m(__)m>
シャンプー&トリートメントの使用感
では使用感を<m(__)m>
【シャンプー】
シャンプーは洗浄中はサラサラです♪
「おっこのまま流し中も意外とサラサラなのでは??」
と思いつつ、流してみると・・・
やっぱりちょっとギュギュッと軋みが気になりました(>_<)
でも、許容範囲というか・・・「ギッシギシのこれは使っちゃダメでしょ!!」っていうレベルではなく、「パーマやカラーを繰り返しているダメージ毛などの人でなければ許容範囲かな」
と・・・思っていたのですが使用3日目から状況が変わってきました(>_<)
シャンプー洗浄中もサラサラ感の低下も始まり、流し中のごわつきも強くなってきました。
結局5日間使用したが(サンプル2パックで)、その後も徐々に質感が悪化していきましたので、あと1日使用できたのですが、残念ながら捨てました(>_<)
※泡立ちはとてもいいので1パックで3日分になりました。
【トリートメント】
サラサラしっとりです♪
とっても感触がよく感じると思います。
実際、僕もかなりボリュームダウンしました。
結構強めにパーマをかけているのでほっておくと結構パサつきますが、いつもよりパサつきが少なく感じました。
あと、朝起きたときにいつものように寝ぐせがついていないのも「さすがシリコン♪」という感じですね。
これに関しては5日間とも同じ感想です。
でも、逆に言えばそれだけコーティングするからこそ、洗浄力が強力になり結果日を追うごとにシャンプー中の毛髪のごわつきが気になったのかなぁ・・・という感じですね。
まとめ
モイストダイアン オイルシャンプー エクストラシャインは、ボリュームダウン・サラサラという感触を求めている人で、健康毛であれば市販の中で考えたときに消極的にではありますが、使用してもいいかもしれません。
ただごわつきはだんだん強くなりますので、パーマやカラーなどをされているダメージ毛の人にはあまりお勧めしたくありません<m(__)m>
でも、トリートメント後の仕上がりはなかなかのものです。
仕上がりの感触が一番大事という人は試してみてもいいかもしれませんね。
ただ、その場合は、パーマなどはしないことをおすすめします<m(__)m>
◆僕のブログ実験で軋まなかった市販シャンプーはこちら
⇒「HIMAWARI(ひまわり)シャンプーは美容師おすすめ?」
⇒「ジュレームアミノ モイスト&スムースシャンプーの成分解析と口コミレビュー」
コメント
コメント一覧 (2件)
おはようございます。
モイストダイアンのボタニカルシャンプーでリフレッシュモイストは解析なさっておられないのでしょうか?検索で探しても出てこないので…
脂性の若い年代ですとこちらのシャンプーがすっきりすると聞きました。
まりもさん
お問い合わせありがとうございます。
ハイこちらのシャンプーの解析はしていません。
見たところスッキリはすると思いますよ。
イメージは通常の洗浄力の強いシャンプーベースに、メイクなどの油性汚れを落とすクレンジング剤を混ぜたような作りですので、水溶性の汚れも油溶性の汚れもしっかりスッキリ落とせる作りだと思います。(洗浄力は強い割に低刺激なつくりです)
このままだと結構ごわつく仕上がりになると思いますので、トリートメントはシリコンのコーティング処方になっています。
健康毛(パーマやカラーをしていない)で、頭皮の油分過多に悩んでいる場合は良いかもしれませんね。