前髪を切る時に失敗しないコツがあります。
その一番のコツは、
「濡れた状態でカットしない、乾いた状態でカットする。」と、多くのブログやサイトで書いてありますよね。
僕的には、もう一文付け加えたい。
「乾いている状態と言っても、実は2つの状態があり、そのどちらで切るかで話は変わってくる」と。
美容院の現場でもそこを意識してカットしています。
そんな、より細かいコツ?考え方?をレクチャーしていきますね。
失敗の原因!!濡れた状態で前髪カットをすると、短く仕上がりやすい
一応ここから簡単に説明しますと、毛髪は濡れているときよりも、乾くと収縮します。
ですので、
単純に濡れた状態でちょうどよくカットすると、乾いたときに十中八九短く見えてしまうんですよね。
ということで、
必ず前髪は乾いた状態でカットしてくださいねm(__)m
と言うのはよく聞く話ですよね?
で、本題です↓↓
乾いていても違う2つの状態
これはあまり言われていないことなのですが、僕は前髪をカットするときに意識していることがあります。
それは、
- 洗ってすぐに乾かした状態なのか
- 洗って乾かしてからすでに結構な時間が経過しているのか・・・。
どういう事かと言うと、
洗ってすぐに乾かした場合の方がフワッと浮くので短く見えます。そして時間が経つとだんだん前髪が自分の皮脂などが付いてペタッと寝てきます。という事は寝た分長く感じますよね?
ね?
違いますよね?
同じ乾いている状態でも、洗ってからどれくらいの時間が経過しているかで前髪の長さは変わってきます。
あなたはどちらが希望ですか?
洗ってすぐの乾いた状態でちょうどよくしたい?
それとも少し時間が経って馴染んだ頃に丁度良くなりたいですか?
(髪質によってはそんなに差が出ない方もいます)
当然どちらでも「いい状態」が良いですよね?
そうなると、
セルフカットの場合は、大抵学校や仕事帰りのお風呂前にカットするパターンが多いと思うのですが、この場合は少し前髪が寝ている状態です。
という事は、いくら乾いていると言ってもこのタイミングでちょうどよく切ると、お風呂上りに「あれ?短い?」となります。
ですので、この時にちょうどいいよりはちょっと長めに切っておくのがコツです。
で、お風呂上りに乾かした後、もう一度前髪の長さを確認してみてください。それでもちょっと長いな・・・・と感じたときは少しカットしちゃってOKです。
こうすることで、前髪が短くなってしまうという失敗のリスクはだいぶ減らせるのではないでしょうか?
まあそもそもお風呂上り、乾かしてからカットするんでも良いんですよ。
その場合は、一番前髪が浮いていて短く見える状態でちょうどよくカットするということですので、時間経過で寝てくると長く感じることもありますので、そのタイミングでもう一回切り直す。
まあいづれの方法でカットするにしても、乾いた状態でもタイミングによって前髪の長さは多少変わる(人によりその差に違いはありますが)ということを、理解し・意識して切ることで「短くなりすぎた」と言う失敗を回避しやすくなると思いますよ。
あまりこんなこと言う人いないですけど、言われてみれば「確かに」と思いませんか?
※もう一度言いますが、洗ってすぐ乾かした状態と時間が経った状態、いづれにしても長さがそんなに変わらない。と言う方も一定数います。そういう場合は今回の話は関係ありません。
僕は美容院で前髪を切るときもその辺のことも考慮してカットしているんですよね。
仕事の帰り道に、前髪だけを切りたくって美容院による方っていますが、この場合は一日の疲れが前髪に出ていて(笑)前髪が寝ている状態です。
で、大概の場合「前髪カットのみ」って流したりせずに、文字通り前髪だけ切っておしまいですよね。ってことはこの時にちょうどよく切っちゃうと、帰宅後お風呂上りに鏡見て「あれ?結構短かったかな…?」
と・・・。
「あっ!経験ある!!」って思った方いますよね?
うちのサロンはそういう話をしたうえで、ほんのちょっとだけ長めにしておきます。そうすれば次回前髪カットをするときに参考にできますよね。「調度よりも少し長めにして正解だったのか」或は「やっぱり少し長く感じたからちょうどよく切っちゃって大丈夫そうなのか」などを。
「いつも前髪失敗されるんだよなぁ・・・」と思っている方は、この辺のことも少し意識して今度は切ってもらってみてくださいね<m(__)m>
つまり夕方など部活帰り・遊び帰り・仕事帰りに前髪を切りに行くときは、少しだけ長めに切ってもらった方が無難です。
お試しください♪
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※カットで短くなった方はこちら
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