前回「自宅で眉毛を脱色する方法」という記事を書きましたが、その時に話に出た海外製の眉毛用脱色剤「JOLEN(ジョレン)]
これと、普通の毛髪用脱色剤の違いについて書いてみようと思います。
あくまでも想像ですのでご了承くださいm(__)m
まずは前提のお話ですが、髪の毛でも眉毛でも髭でも、どこの毛でも茶色くするのであれば方法は一つしかありません。
それは、アルカリ剤というモノと、過酸化水素(オキシドール)というモノを調合したお薬(脱色剤)を塗布して毛髪を脱色させる方法です。
この原則だけは変わる事はありません。
そして、この脱色剤と一緒に色々髪や頭皮に良い成分が配合されていてもそんなに意味はありません(>_<)
なぜなら、髪の毛が茶色くなるという事は、茶色くなった分だけ傷むという事です。
優しいお薬を使用しても、結局同じ明るさまで脱色されるのであれば「優しかろうが優しくなかろうが」最終的なダメージレベルは同じです。
強引な例え話で言えば、
ナイフで自分の皮膚を傷つけたとして(>_<)
仮にそのナイフの刃先に、肌に良い成分を塗り込んでいたとしてもナイフで皮膚を傷つけたのであれば、塗り込んであろうがなかろうが一緒ですよね?
意味ないですよね。それと同じ感じですかね((-_-;))
と、話は戻りますが、ただ一つ違うのは、
優しいお薬を使用すると、優しい分だけ目指す明るさになるまでにお時間はかかりますが、皮膚への刺激は控えめにその明るさまでリフトアップすることが出来ます。
逆に、やさしくないお薬を使用すると、目指す明るさまで最短の時間でリフトアップしますがその分だけ皮膚刺激が強くなります。
これを原則としてご理解いただいたうえで、眉用と毛髪用脱色剤の違いを想像してみますね。
「JOLEN (ジョレン)」の口コミを確認する
まずは「JOLEN (ジョレン)」の口コミを見てみようと思います。
いつもドラッグストアなどでブリーチを買って色を抜いてたのですが眉毛だけだと勿体なくてどうにかならないものか悩んでいました。
そんな時にこの商品を見つけ購入~。二十分くらい置けば結構色が抜けていてブリーチほど痛くなく良かったです!
大学生になりやっと茶髪にした娘から頼まれて購入しました。茶髪にした日に美容院で眉もサービスで染めてもらったときは、肌が弱いので痛くてピリピリしたそうです。たった2週間ほどで真っ黒眉に戻っちゃったので、また眉染したくても怖いなぁ~と言ってたのですが、これは全然平気だったようです。
さっそく使ってみました。
塗ってすぐ痛みが。我慢できない痛みではないです。10分放置しても全く変わらず…。
そこから20分以上放置すると金髪にw
etc
さらに口コミが気になる方は以下感想をご確認ください。
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口コミをざっと読んだ感じどうですかね・・・。
何となく他の脱色剤よりはピリピリしないような・・・。
感じなんですかね・・・。
眉毛用脱色剤の皮膚刺激が弱い理由
仮にそうだと想定すると、毛髪用など他の脱色剤との違いは、恐らく「アルカリ量の違い」や「過酸化水素濃度の違い」だと思います。
美容院の現場でも、脱色力を緩やかにするときに過酸化水素の濃度を薄めたりしますので。
そうすることで脱色力が穏やかになれば、皮膚刺激もやさしくなります。
ですので、このジョレンという眉毛用脱色剤の説明を見ると、「肌に優しい」とか「マイルドタイプ」と書いてありますので、恐らく薬液の濃度を薄めた商品なんだろうなと思います。
(商品説明に書いてあるようにアロエが配合されているくらいでは優しくはならないでしょう。これは、僕のブログでよく書いている、消費者を引き付けるためのキャッチコピーとしてアロエと書いているだけで、本当にこれで優しくなっているわけではないでしょうね)
で、
その場合、市販の毛髪用脱色剤は濃度が薄くなっていませんので、眉毛用脱色剤の方が濃度が薄い分だけ皮膚に優しく染められるのかもしれませんね。
ちなみに美容院では、どちらの濃度も用意してありますので、お肌の弱さに応じて、その辺はコントロールしてるのかな?
ちょっと他の美容院の事は分かりませんが・・・。
という事で、ぶっちゃけ脱色剤なら基本はどれでも同じです。
ただ商品説明や、口コミをみる限り、
他のタイプの脱色剤よりも「しみる」「ピリピリ痛い」という事は書いておらず、人によってはほかの脱色剤よりもピリピリしないと書いてありますので、少なくとも、ほかの脱色剤より若干は優しいという事は間違いなさそうですので、皮膚が弱いとか、眉毛を初めて染めるからちょっと怖い。なんて方は試してみてもいいかもしれませんね。
⇒「眉メイクの基本。上手に描く方法。」
⇒「眉毛を左右対称に描くコツ」
⇒「ヘアカラーと眉毛の色のバランスについて」
⇒「自宅で眉毛を脱色する方法」
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