今回は今度いろいろ話になるであろうカラーの話をより理解しやすくするために、
髪が染まる仕組み
をレクチャーしていきたいと思います。
チョーわかりやすく?
専門用語を使わずに話していきますので、すごい正確な話にはなりませんがイメージはしやすくなると思いますので<m(__)m>
頭の右上で「ぽわわーん」っとイメージしながら読んでくださいね(笑)
脱色って?
では、想像してください・・・
海苔巻きを。
まぁ髪の毛を例えるときに海苔巻きの話するのは「あるある」なのですが
髪の毛に例えると、表面の海苔がキューティクルで透明。で、中身のお米が黒い。
その結果、髪の毛は黒く見える。
(ざくっと話していますので美容師はここで突っ込まないようにww)
もっというとキューティクルである海苔は1枚がくるっと巻き付いているのではなく、切り絵みたいな感じで、”ぺたぺたぺた”っと張り付いています。
まあキューティクルのイメージ図とかはCMとかでも見かけるので何となく想像はつくと思うのですが・・。
イメージつきましたか?
まだの方はもう1度読み直してくださいね。
じゃないとこの先の話が分からなくなりますので。
では、まずは脱色のお話。つまりブリーチの事ですね。
脱色剤(ブリーチ剤)を髪の毛に塗ります。
そうすると脱色剤はまずキューティクルを膨潤させて(開いて)、髪の内部に薬液が浸透できるように隙間を作ります。
(さっきの海苔巻きを想像しながら聞いてくださいね)
つまり、切り絵的にくっついているキューティクルを開くと中に黒いお米が入っています。
で、色つきのTシャツをブリーチすると色が薄くなっていくように、脱色剤が黒いお米をブリーチして「色を薄く=茶色く」していきます。
例えば10%くらいブリーチしたらダークブラウン。
50%くらいなら、結構明るめのブラウン。
80%くらいブリーチすると金髪。
みたいな。
この作業をして、
毛髪内の黒いお米をブリーチしていくと、髪の毛は明るくなっていきます。これを脱色とかブリーチとかって言います。
そしてこの脱色力に比例して毛髪ダメージが進むんですね。
(10%脱色するなら10%毛髪内のダメージが進行するし、50%脱色するなら50%毛髪内のダメージが進行する)
ヘアカラー剤の仕組み
今までのとこOKですか?
・・・。
じゃあ次行きます。これが本題。
例えば9/Rっていうカラー剤があったとします。
これは黒髪から染めた場合、9レベルの明るさのR(レッド)ブラウンになるって意味です。
このカラー剤を塗布すると何が起こるかというと
まず最初に、先ほどの話のように9レベルまで脱色できる強さの脱色剤が配合されているので、9レベルまで脱色されます。
で、カラー剤というのはこの脱色剤(ブリーチ剤)に、人工色素が配合されている薬のことを言います。
つまり、このカラー剤には9レベルに脱色される薬にプラスして、赤い人工的なお米(ジアミン)も配合されていて、毛髪内部に浸透していくんです。
そうすると9レベルまで茶色くなった毛髪に赤いお米が混ざるので、その結果レッドブラウンになるってのがカラーの原理です。
どうですか?
意味わかりましたか?
これをご理解いただけると、「オーガニックカラーとかハーブカラーって意味あると思います??」みたいな話の時に分かりやすいですので、わからなかったって方いたら読み直してみてください。
よろしくお願いします。
※更新しました
コメント
コメント一覧 (2件)
TAKAさん、こんにちは。
すごいわかりやすかったですよぉ!(^^)!
たまにうんちくのすごい美容師さん(´ι _` )
に、色々説明されますけど、
専門用語ばっかでわかんないッつうのヽ(`Д´)ノ
フフッ
みんなこれくらいわかりやすく説明してくれればいのに。
オーガニックカラーの記事も楽しみにしていますね♫
Y・Tさん
コメントありがとうございます。
わかりやすかったようでよかったです!(^^)!
そうですよね。専門用語ばっかの人いますよね。
そういう人に限って下手だったりもしますよね。
オーガニックの記事書きましたのでよかったら読んで下さいね♪
⇒オーガニックカラーとは。普通のカラーとの違いは?