立教大学法学部・細川ゼミで閉店セールの実態調査
2月12日のニュースで
「立教大学法学部・細川ゼミの学生が閉店セールを謳っておきながら結局長きにわたって閉店しないっていうお店の実態を調査した」というニュースが出ていましたが↓↓
「閉店セール」をしておきながら閉店しない店などの実態を調査した大学生らが、消費者庁に基準をつくることなどを要望した。
13日、消費者庁を訪れたのは、立教大学法学部・細川ゼミの学生らで、「閉店セール」の表示の意味や期間に関して、景品表示法上で一定の基準をつくることなどを要望した。細川ゼミが去年、都内9店舗の「閉店セール」の実態を調査したところ、5店舗は閉店予告日を過ぎても「閉店セール」が続いたということで、これは、消費者の購買意欲をむやみにあおり、景品表示法上の「有利誤認」にあたる可能性を指摘している。
一方、消費者庁側は、景品表示法上のガイドラインがあるとした上で、「『閉店セール』といって本当に安くなっているのかが問題だ」「具体的な情報に基づいて調査を進めたい」と話している。
2月13日(金) 日本テレビ系(NNN)
まぁ、これは昔からありましたよね。
閉店セールでずっと閉店しないのは嘘つきではないのか?
いつからだろう。
「閉店セール??はいはいはい・・・。またあれね。嘘ね・・・。」
と気にも留めなくなったのは。
まぁ秋葉原とかでよく見かける「閉店セール」は風物詩というか
「嘘つき!!」
と怒りの突っ込みを入れようとも思いませんが、
同じ商売人として、「ああいう商売の仕方は自分は嫌だな」と思いながら見ています。
いかに相手を欺いて物を売るかを考えている人たちってことですからね。
ちなみにチェーンのお店だと、本当に閉店するから閉店セールをしているとしても、その店が潰れても、在庫は違うお店に持っていくだけなので、閉店セールって宣伝している割に大して安くないしね・・・。
って思いません?
と「イヤな大人になったもんだww」
で、ここからが本題。
閉店セールが問題なら、クーポンをずっと発行し続けている美容院は問題ないのか?
ということなんですよね。
どうなんでしょう?
ホットペッパー等のポータルサイト見てると、通常の価格は一応ありつつも、クーポンで全員割引になっているとこって結構ありますよね。
全員ですよ。新規だけじゃなくて・・・。
これどういうことだと思いますか?
これって・・・全員この値段ならもうそれが定価なんじゃないすか?
って思ってしまう。
というか間違いなくそうですよね。
自分の知り合いがそういうお店で働いている人いますけど、極々まれにクーポンを見ないで来ちゃって、ホントの定価で施術することがあるそうですが、
「ラッキー!!」って思うみたいです。
(うちのお店、全員にクーポン出していますので〇〇さんもクーポン価格で¥〇〇円です。なんて甘いことはせず問答無用でクーポンなしなら定価で貰うそうです。)
こうやってごくまれにでも定価でもらっている実績があると景品表示法上はセーフなんですかねぇ。
この辺も是非どっかの大学で調査してみてほしいですね。
だってこういうお店が増えていくことが
「美容院ジプシー」を増やしていくこととイコールだと思いますからね。
少なくともこのブログを見ている「美容院ジプシー」の方は、クーポンを全員に発行しているお店は避けた方が良いかもしれないですね。
PS:
一部のメニューだけ全員にクーポンということではなく、多くのメニューが全員にクーポン発行になってる場合ですのでお間違えないようにして下さい。
「今月だけ〇〇メニューは新規も既存も関係なく全員。」とか
「何周年記念で期間限定で全員にクーポン」ってことはどこのお店にも有りますので。
あと、クーポンメニューが今月末までとか書いてある場合は、大体の場合は次の月になると自動でまたその月の月末までに変わるシステムですので、そちらもお間違えのにようにして下さいね。
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