ヘアカラートリートメントの中でシェアナンバー1の「白髪用利尻ヘアカラートリートメント」の成分解析と毛髪実験結果、さらに実際の口コミをチェックしていきます!
(全色:ライトブラウン・ナチュラルブラウン・ダークブラウン・ブラック)
まずは実際の染色結果が一番大事ですので、まずは染色結果をご覧ください。(濡れた髪・乾いた髪の毛でそれぞれ実験しているので結構参考になると思います!)
そのあとに
- 成分解析
- アットコスメなどの口コミをチェック(裏側を解説します)
さらに利尻ヘアカラートリートメントに関して、ネット上で検索されることの多い
- 利尻ヘアカラートリートメントで緑に変色問題
等についても説明していきますね!
利尻ヘアカラートリートメントの総合評価
◆価格:定価3000円+送料540円⇒初回1000円割引で2000円(全て税抜価格)
色味 | 若干ワインレッド寄りのブラウン系 |
染色具合 | ◎ |
低刺激性 | ◎ |
手触り・感触 | 〇 |
コスパ | 普通 |
【総合評価】
さすがはカラートリートメントの第一人者といった作りです。
- しっかりとした染色力(カラートリートメントとしては)
- 少しだけ赤みを帯びているのはカラートリートメントの弱点「緑」に変色しやすいのを防ぐため
- 他のメーカーは旧表示指定成分(ごくまれにですがアレルギーを起こす可能性のある成分)が配合されていることが結構ありますが、それらが配合されておらず低刺激。
サイトを見ると何度もリニューアルを繰り返しているようなので、第一人者(社)だからこその過去のデータの蓄積をもとにどんどん進化させていますね♪
それでは染色実験結果を見ていきましょう!!
白髪用利尻ヘアカラートリートメントの染色比較実験
まずは、利尻ヘアカラートリートメントの染色比較実験です。
- シャンプー後、タオルドライのみの濡れた髪に塗布10分×1回(その後流しのみ)
- シャンプー後、タオルドライのみの濡れた髪に塗布10分×2回(その後流しのみ)
- シャンプー後、タオルドライのみの濡れた髪に塗布10分×3回(その後流しのみ)
- シャンプー前、乾いた髪に塗布30分×1回(その後シャンプー)
- シャンプー後、タオルドライのみの濡れた髪に塗布30分(その後流しのみ)
◆メーカー公式の使用方法は、「シャンプー後ウェットな毛髪に塗布して10分放置」が基本です。乾いた毛髪への染色もOKです。
使用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。
「濡れた髪に染色」10分1回~3回の実験結果
シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布して10分放置(その後流す)の1回~3回までの実験結果です。
【1回目】
【2回目】
【3回目】
※3回染めの毛束を、黒髪毛束に少し重ねた状態
「乾いた髪に染色」30分の実験結果
今度はシャンプー前ドライの状態で塗布して30分放置。その後シャンプーのみをした状態の毛束です。
「濡れた髪に染色」30分の実験結果
シャンプー後タオルドライのみのウェット状態で塗布して30分放置後流しのみした状態の毛束です。
実験結果を比較検証(口コミレビュー)
いかがですか?
3パターンの最終染色結果を一気に載せてみますね。
◆「濡れた髪に染色」10分×3回
◆「乾いた髪に染色」30分×1回
◆「濡れた髪に染色」30分×1回
「乾いた髪に30分染色」と「濡れた髪に10分×3回染色」がほぼ同じ染まり具合。強いて言えば「若干乾いた髪に染色した方が濃く染まったかな」という感じです。
「濡れた毛髪に染色30分」はちょっと物足りない結果になっているので、この方法はおすすめしません。
染色結果を見ていただくとわかる通りダークブラウン系ですが若干ワインレッド感がありますよね。これは普通のカラーやパーマ、連続使用によりまれに起こる「緑色」に変色する症状を防ぐ目的でしているのだと思います。
この色素の調合こそが利尻カラートリートメントがおすすめの一番の理由ですね。
★メーカー公式でも、赤みがあることに関するアナウンスがあります。
上記モデル画像はイメージです。実際には黒髪はそのまま黒髪のままなので、このモデルさんは「全頭が白髪だった場合このような色味になりますよ」というイメージ画像なので間違えないようにしてください。まばらに白髪があるだけの方がナチュラルブラウンで染めても、仕上がりの印象は「黒髪」です。
利尻カラートリートメント(ダークブラウン)はおすすめ?
利尻カラートリートメント(ダークブラウン)はオールマイティに利用しやすいカラートリートメントですので、特にカラートリートメント初心者の方には扱いやすくておすすめです!!
口コミチェック!利尻カラートリートメントは染まらない?
■出典:アットコスメより
アットコスメの口コミを確認すると「思っている以上に染まらない」という声を見かけます。
上手く染められなかった人は「★1、★2」の評価になるので総合結果も「★4.1」とそこまで高評価にはなっていませんね。
これは期待値とそもそものヘアカラートリートメントというジャンルの染色力に差があるのだと思います。
そもそもヘアカラートリートメントは通常のヘアカラーやヘアマニキュアと比べたら全然染まりません(>_<)
ですので「通常のヘアカラーよりもちょっと染まり悪いのかな?」くらいの認識ですと、もっと染まりづらいです。
つまり、ヘアカラートリートメントは用途が合えば非常におすすめな商品です。
そのヘアカラートリートメントというジャンルの中で利尻カラートリートメントは最も染まりが良い一つですが、もちろんヘアマニキュアの方が染色力は全然強いということもご理解ください。
※利尻カラートリートメントが染まらないという口コミが多い理由のもう一つは、それだけカラートリートメントというジャンルで圧倒的なシェアを誇っているからです。
利用者が少なければ、そもそも口コミがないので、「染まらない」という意見も聞こえてこないということですね。
利尻ヘアカラートリートメントの成分解析
それでは利尻ヘアカラートリートメントの成分解析をしていきますね!
【成分】
水(特殊水),ベヘニルアルコール,ミリスチルアルコール,ステアラミドプロピルジメチルアミン,ステアリン酸,シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール,パルミチン酸エチルヘキシル,BG,イソペンチルジオール,ミツロウ,リシリコンブエキス,ローヤルゼリーエキス,アルギン酸Na,加水分解シルク,加水分解ケラチン(羊毛),カキタンニン,乳酸,乳酸Na,水添ヤシ油,ローマカミツレ花エキス,ローズマリーエキス,ミリスチン酸,ボタンエキス,プラセンタエキス,フユボダイジュ花エキス,パーシック油,ニンニクエキス,トコフェロール,センブリエキス,セイヨウキズタエキス,セイヨウアカマツ球果エキス,ステアリン酸グリセリル,ゴボウ根エキス,ゲンチアナ根エキス,カワラヨモギエキス,カミツレ花エキス,オランダカラシエキス,オドリコソウ花エキス,オタネニンジン根エキス,オクラエキス,エタノール,アルニカ花エキス ,アルテア根エキス,PEG-40水添ヒマシ油,オオウメガサソウ葉エキス,ユズエキス,塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン,加水分解コンキオリン,ポリクオタニウム-10,AMP,PPG-3カプリリルエーテル,イノシトール,グリチルリチン酸2K,バチルアルコール,ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム,ポリアミノプロピルビグアニド,マロン酸ビスエチルヘキシルヒドロキシジメトキシベンジル,水溶性アナトー,クチナシ青,シコンエキス,ウコン根茎エキス,4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール,HC青2,HC黄4,塩基性青99,塩基性茶16,塩基性赤76,塩基性黄57
【解析】
まずは結論から言うと、低刺激性という分野でほかのカラートリートメントよりも優れている一つです。
(ほかのカラートリートメントがダメということではなく、「より低刺激」ということです)
ほかのメーカーのカラートリートメントを解析していると、結構「旧表示指定成分」が含まれています。
旧表示指定成分は、ごくまれにアレルギーを発症する人がいる成分です。(ごくまれにですので、多くの人にはそもそも気にする必要のない話です⇒「ヘアカラートリートメントと旧表示指定成分と「かゆみ・炎症」について」)
その旧表示指定成分が、利尻カラートリートメントには配合されていません。
そして4級カチオン界面活性剤という、頭皮に若干刺激になる成分が配合されているヘアカラートリートメントも見かけますが、利尻ヘアカラートリートメントは刺激の低い3級カチオン界面活性剤を利用しています。
通常は刺激の低い3級カチオン界面活性剤にするとトリートメントとしての手触りやまとまり感は低下しますが、実際に実験したところ、そこまでの差は感じません。ほかの成分をうまく組み合わせてまとまりもよく作られています。
簡単に製品の特長を書けばトリートメントのベースになる油剤はオーガニック系や自然派化粧品会社が好む「ベヘニルアルコール,ミリスチルアルコール」がベースになっています。
そのほかは、各種エキス類による保湿力と、頭皮環境の改善・加水分解ケラチンやシルクによる感触やハリコシの向上・そして製品名になっているリシリコンブエキスによる保湿力が特徴になっている製品です。
※リシリコンブエキスで色が付くわけではなく、リシリコンブは保湿成分です。
※旧表示指定成分は配合されていませんが、アレルギー成分は人それぞれ違います。ほかのエキスや成分にアレルギー反応を起こす人もいますので、誰に対してもかゆみ炎症が起きない訳ではありません⇒「ヘアカラートリートメントと旧表示指定成分と「かゆみ・炎症」について」
まとめると利尻ヘアカラートリートメントは、最も低刺激なヘアカラートリートメントの一つであり、一番染色力もあるので、総合的に評価して最もおすすめできます。
さすがはカラートリートメントのリーディングカンパニーですね。
カラートリートメントのアレルギーについて
最後にこれだけは確認です。
という説明をウェブ上でよく見かけます。基本的には僕もこれには賛成なのですが・・・
「ジアミン」にアレルギーを持っている人が、ほかの染料にアレルギーを持っていないとは言い切れない!!
ですので、ジアミン以外なら絶対に安心なわけではありません。
さらに、花粉症のように使い続けることでアレルギーを発症することもあります。(ジアミンも始めは大丈夫だったけど「使い続けているうちにある日突然アレルギー反応が出た」という人は多いですよね)
実際に欧米ではカラートリートメントの色素「HC染料」「塩基性染料」によるアレルギー報告もあります。
ですので、「絶対に安心ではない」ということはご理解しつつ利用されることをおすすめいたします。
少なくともカラートリートメントはアレルギーがなければ全般的にどの商品も低刺激ですし毛髪ダメージもないので、染まり方に問題なかったり、”ジアミンにアレルギーを持っていて、でも白髪のカバーをしたい”という人にはお勧めできる選択肢の一つです。
⇒「ヘアカラートリートメントのHC・塩基性染料はアレルギーがなく安全?」
⇒「4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノールの安全性・アレルギー性について」
まとめ・ランキング
利尻ヘアカラートリートメントは 、「緑に変色対策」・「染まり具合」・「低刺激性」などを総合的に見ると一番おすすめできるヘアカラートリートメントの一つです。
さすがは第一人者ですね♪
そして第一人者だからこそ、過去のデータの蓄積がありますので、何度ものリニューアルの結果ちょうど良い作りになっています。
初めてカラートリートメントを試す人にもおすすめできると思います。
⇒「サスティの[白髪用]利尻ヘアカラートリートメント 」
素手でOK?手袋必要?染色実験
最後に気になる人もいるかと思いますので、「素手でやっていいのか?手袋必須か?」について。
おまけ実験です♪
手に取りだして、まんべんなく手のひらに伸ばしました。3分放置↓↓
※とても伸びがいいので扱いやすいです。
※香りも強くなく癖のある香りではないので「万人受け」というか良くも悪くも特に感じないと思います。
↓↓お湯で流しただけの状態
美容師的に言うとお客様のメイクをするには失礼な状態(-_-;)
↓↓市販のハンドソープで洗浄中
↓↓1回目の洗浄を終えた状態。
※意外と1回できれいになりました。ギリギリお客様にメイクしても有りかなぁ・・・くらいのきれいさです。日常ならこれくらいきれいになれば十分ですね♪
ということで、素手で利用しても1回ないしは2回ほど「手洗い」をすればすっかりきれいになりますが、乾燥肌の人は初めからグローブをしておいた方が良いと思います。
利尻ヘアカラートリートメントの価格
利尻ヘアカラートリートメントは、定期便がないんですかね??
定期便がなくてまとめ買いで安くなるという感じです。
まあその方が親切でありがたいですね。
初回1個購入でも1000円引きなど割引が効いて、仕上がりが気に入れば次回購入時に2個セット以上で購入すれば、初回割引分と同じくらいの割引+送料無料になるシステムも定期便と違ってありがたいシステムだなと思います。
というか要は自信があるから定期便で購入させずとも、またリピートで購入していただけるということなんでしょうね。
【定価】
3240円+送料540円
【初回購入割引】
2160円+送料540円
【2回目以降セット購入】
1個2160円×個数+送料無料+コームプレゼント
仮に2個セットの場合:2160円×2個+送料無料+コームプレゼント=4320円
カラートリートメントに興味がある人は試してみてください<m(__)m>
※公式サイト
⇒「サスティの[白髪用]利尻ヘアカラートリートメント 」
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