サロンシャンプーは高いけど、本当に良いものなら使ってみたいけど実際どうなの??
基本的にはサロン専売シャンプーはおすすめですが、ものによっては市販シャンプーと同等のものもあるんですよ!
サロン専売シャンプーの本当の姿は誰も教えてくれません・・・
と僕は考えています。
- 松:高価格のフラッグシップシャンプー(ネットではあまり流通していない)
- 竹:サロン専売シャンプーとしては平均的な広く流通しているシャンプー(ネットで流通)
- 梅:「施術前にスタイリング剤を落とす」などの目的で作られている比較的洗浄力が強めで低価格帯の業務用シャンプー(ネットで流通)
と分類わけが出来ます。
ざっくりとここに市販シャンプーを組み込むと・・・
つまり・・・
って、それはつまりほぼ市販シャンプーと同等レベルのものなんですよね(^^;)
もちろん市販シャンプーのおすすめ品と同等以上ではあるわけですが・・・。
ということで、市販シャンプーとサロン専売シャンプーの違いを解説するうえで、頭に浮かんでいるサロンシャンプーは「松竹」までのシャンプーのことです。
美容室専売シャンプーと市販シャンプーの大きな違いはこれ!!
市販シャンプーと美容室専売シャンプーの大きな違いは、当たり前ですが「成分の違い」です。
特に洗浄成分が違います。
【ココイルグルタミン酸TEAというアミノ酸シャンプー】
ココイルグルタミン酸TEAは、低刺激・低洗浄力で仕上がりはしっとり収まる、人気のアミノ酸洗浄成分です。
でも、ココイルグルタミン酸TEAは原価が高いのでなかなか市販シャンプーへの配合は難しい。
ということで、市販シャンプーだと原価の安い原料を組み合わせて、ココイルグルタミン酸TEAに近い形に持っていくわけです。
例えば以下のような組み合わせで。
- コカミドプロピルベタイン(低刺激・低洗浄)
- オレフィン(14-16)スルホン酸Na(中刺激・強洗浄力)
- しっとり系の保湿成分
牛肉で考えると、A5の牛肉(サロンシャンプー)に近づけようと、安い輸入肉(市販シャンプー)に「ビールかけて柔らかくして~」「叩いて~」「牛脂注入して~」といろいろ手を加えてA5肉に近づけるイメージです。
でも当然その2つの肉は、全然違いますよね。
- A5の牛肉(お肉そのものの旨さ)=アミノ酸系洗浄成分そのものの自然な収まり
- いろいろ加工した安い輸入牛肉(加工した旨さ)=市販シャンプー特有の人工的なツルツル感
この違いが圧倒的な大きい違いです。
市販シャンプーは、洗浄成分を安く組み合わせることで、余った予算で洗浄成分以外のウリになる「毛髪補修成分やオーガニックオイル」を配合するんですね。
洗浄成分に問題がある時点で、ほかの成分で「こだわっている風」を演じても、実際はダメシャンプーです。
それくらい洗浄成分は大事なんですよ!!
※市販シャンプーでもココイルグルタミン酸TEAベースのシャンプーもありますが、その場合「洗浄成分にお金がかかっている」ので、ほかの成分にはあまりこだわれません。
洗浄成分がなぜ大事?
洗浄成分はシャンプーにおいて非常に大事です。
毛髪や頭皮のコンディションに対して、過度に洗浄力の強いシャンプーを利用してしまうと毛髪や頭皮の負担にあります。
- ただれた腕(ダメージ毛)を、砂や塩のような粒子の洗い粒(強洗浄成分)で擦ったらさらにただれそうですよね?
- ただれた腕(ダメージ毛)を、小麦粉などの粒子の細かいもの(低洗浄成分)で擦っても、皮膚のただれがこれ以上は悪化しなそうですよね??
砂や塩などの粒子の洗い粒(強洗浄力)の中にヒアルロン酸が配合されていても、それで擦ればやっぱり皮膚はさらにただれるので、ヒアルロン酸の配合ってあまり意味がないですよね?
逆に、小麦粉などの細かい粒子(低洗浄力)の中にヒアルロン酸が配合されている場合、皮膚のただれをこれ以上悪化させずに、その上からヒアルロン酸で保湿を加えられるので「なんか良さそう」な気がしませんか?
つまり「洗浄成分以外で、キャッチ―な響きの良さそうな成分」を配合したところで、そもそも洗浄成分があまり良くなければ、もうそれはダメシャンプーなんですね。
と、洗浄成分がどれだけシャンプーで大事かご理解いただいたところで、、、
まとめ
サロン専売シャンプー「松竹梅」と市販シャンプーの違いを以下のようにまとめました。
「洗浄成分がすぐれている+毛髪補修成分・頭皮ケア成分にもこだわり」
=
サロン専売シャンプー「松竹」
「洗浄成分がすぐれている+それ以外は配合ナシ」
=
サロン専売シャンプー「梅」と「市販のおすすめシャンプー」
「洗浄成分がすぐれていない+こだわっている風の成分配合」
=
「市販の一般的なシャンプー」
※ほかにも、市販シャンプーと、サロンシャンプーで同じ優秀な成分が配合されているケースもありますが、価格が大きく違う場合は、その成分の「配合濃度が違います」
- 優秀な成分を「宣伝のウリ」にするために、とりあえず微量配合するのか、
- 優秀な成分のポテンシャルがしっかりと出るだけの配合濃度を保っているか、
同じ成分が配合されていても、ここは大きな違いですね!!
毛髪ダメージがないなら市販シャンプーでもOKです!
補足ですが、毛髪ダメージがないなら、市販の一般的なシャンプーを利用しても問題ありません。
「毛髪ダメージがない」というのは、パーマやカラーリングをしていない毛髪のことです。
ノンダメージ毛なら、洗浄力が強いシャンプーを利用しても、負担になるほど”やわ”ではありませんので問題なくご利用ください。
■ノンダメージ毛でも、毛髪のエイジング(毛髪の痩せ・クセ・パサつきの出現)が始まっている場合は育毛ケアシャンプーをご利用ください
■皮脂分泌の多い方、特に高校生以下のお子様が市販の一般的なシャンプーを利用すると、根元がベタベタになるときがありますが、ほとんどの場合トリートメントに配合されている「シリコン」が毎日のシャンプーで取り切れずに蓄積することで起こる症状です。
このような症状が出た場合は「改善されるまで(大体1週間ほど)」トリートメントは利用せずにシャンプーだけ利用すると自然にべたつきが取れます。
「美容師が教える!毛髪の根元や頭皮がベタベタする原因と対策は?実は簡単に改善します!」
一度でもパーマやカラーをしている人が一般的な市販のシャンプー(洗浄力の強いシャンプー)を利用すると「パーマ・色持ちの低下」&毛髪に負担がかかるのでお勧めしません。
以下に各種おすすめシャンプーがまとめられています。
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美容師おすすめ育毛(スカルプ)シャンプーランキング!ハゲたくない人必見!! |
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市販込み|シャンプー・トリートメント共にノンシリコンのおすすめランキング |
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