このブログでは、
「美容院ジプシー」の方々に決まって高い美容院にいくことを勧めています。
はたして、ほんとーに
高い美容院に行けば上手い美容師と出会えるのか?
結論は
「価格の高い美容院に行くほどうまい美容師に当たる確率は上がります」
当然相性などもあるし、価格が高い美容院にも下手な美容師が紛れているのですが、確率的には間違いなくそうです。
■前回書いたように高いお店の方が美容師の心のゆとりは間違いなくあります。施術をするのは人ですから当然精神面は大事になってくると思います。
⇒「マクドナルドの混入問題と美容師が下手になった理由は同じ?」
高価格帯サロンに上手い美容師がいる根拠とは?
カット+カラーが4980円とか5980円とかの価格設定が多い時代に、12000円でやっていけてる美容院なんですよ。
上手くなかったら、そして4980円のお店と差がなかったら間違いなく潰れていますよね。
でも、営業していけてるんですよ。
巷でよく聞く、美容院への不満。
- 「雑」
- 「すごい待たされた」
- 「いろんな美容師にたらい回しにされた」
- 「スタイル気に入らない」
- 「気に入らなくて後日直しにもらいに行ったが、扱いが悪い」etc
これ、安いお店ほど不満の量が増えていくんじゃないですかね。
だって高級美容院がこんなにいっぱい不満を持たれていたら、
それこそ”潰れちゃう(-_-;)”。
そう考えると、やはり
お値段に比例して、うまい美容師や、居心地のいい美容院は増えていきます
高くても上手くない美容院もある!?
ただ、何個か気を付けていただきたいこともあります。
1、まずは都内の俗に「カリスマサロン」と言われている美容院の場合は例外と思ってください。
あの辺は家賃も異常な高さですからね。
施術料金が高い割りにカット時間10分とかのお店も多々あります。腕はあったとしても、いろいろ悩みがある人が通うタイプのお店ではないですよ。懇切丁寧に毛髪の悩みなどを聞いてくれるわけではありませんので。
ということで
2、地域の平均的な高めのお店より飛び抜けて高いお店。(例えば6000円台が多い地域で10000円など)
この場合は、腕に自信がありすぎて、変なプライドが邪魔してお客様の言うことあんまりきいてくれなくて「あなたにはこれっ!!」みたいに勝手に切っちゃうってとこもありますからね。
(絶対じゃないですが比較的、安いお店より多いですよね。)
僕のお客様で父親が遊園地持ってる(-_-;)なんて方がいますが、うちのお店来る前は子供の頃からカット料金15000円って美容院に通っていたそうですが、カット椅子の前に鏡がなかったらしいですよ(゜o゜)
座ると「似合うように」って勝手に切られて、終わったら手鏡で「こうなりましたよ」って見せられてたそうです(-_-;)
これは極端な例ですけどね。
ということで
3、古くからある高価格帯のお店。
昔から経営している大先生がいるような美容院って、高い価格でも長年の付き合いで来てくださるご年配のお客様が固定客としていらっしゃってて、その方々のおかげで存続しているってパターンがあります。
その場合、仮に腕があってもセンス的にどうかなってこともありますし、技術ベースが古くて最近の技術に対応できていないサロンも見かけます。
こういうサロンがすべてそうとは限りませんが、でも”あなた”が20代なら、避けといてもいいかもですね。
ということで、
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実例
僕が体験した「高くても上手くない実例集」のようなものを何個かピックアップしました。
(正確に言えば「上手くない」というよりは「時代についていけていない」ということなのですが)
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【実例1】
僕は若い頃、技術料カット15000円の美容師で、カットの基本理論の第一人者みたいな方に、縁あって直接指導してもらっていたことがあります。
確かに技術理論は素晴らしく大変勉強になりましたが、おじいちゃんだったのでセンス的には微妙でした。
実際にモデルさんをカットしているとこも見ましたがはっきり言って古臭い・・・(>_<)
少なくとも僕は「タダ」で切ってあげるって言われても断るかな(-_-;)
というセンスでした。
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【実例2】
僕が雇われ美容師時代のオーナーも現役時代は全国を飛び回ってカットの講習をしていた方なのですが、同じ店舗で働いていたとき、「taka切ってやるぞぉ。こっちこい!!」って髪が伸びてくるといわれて、何も注文できずに問答無用で切られていたのですが・・・。
やっぱりおじいちゃんだったので、カットはうまいんですが形が古臭くて(>_<)
オーナーが帰った後に、ほかの先輩に少し切り直してもらうという作業を繰り返していました(´・ω・`)
ちなみにオーナーは気づいていなくて、翌日いつも「俺が切ったからいい感じになってるな♪」的なことを言っていました(笑)
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という感じで、やはり自分と年代がかけ離れすぎていると共有するイメージが結構違うものになってしまうこともありますので、注意が必要です。
などなど、
上記の辺りを気を付けて、ちょっと高めのお店の中で美容院探しをすれば、もうかなり、”あなた”にとって上手い美容師に出会える確率は上がったと思います!!
最後に
毎度のことながら、
美容院ジプシーの方が最短でお気に入りのお店を探す方法
ということで書いています。
「ここに当てはまらない美容院がダメ」っと一方的に言ってるわけではなく、「安いお店にも上手い美容師がいますが、確率的には出会いづらい」ってことで書いていますので、ご了承くださいね。
ですので、美容院ジプシーではなくて安い美容院でお気に入りんの美容師さんを見つけている場合は、それを否定したいわけではありませんのでご了承ください。
■関連記事です。併せてお読みください。
→上手い美容院の探し方のコツ|サロンホームページのどこで判断できる?
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