今更のような記事ですが、リンス・コンデショナー・トリートメントの違いについて書いておこうと思います。
まあ”ある商品”についての記事を書くための布石でもあるのですが・・・。
リンス・コンディショナー・トリートメントの違いについてネットを見ると「??」な内容も結構見かけます・・・。
リンスとコンディショナーは同じもので、言い方がリンスからコンディショナーになった的なことを書いている記事もありますよね・・・。
僕が昔習ったこととは違うんですよね・・・。
昔と今では違っているのでしょうか??
とりあえずここでは、僕が昔習った本来の意味と、今現在の意味に分けて書いていきます。
トリートメント・コンディショナー・リンスの本来の意味は?
本来の意味は超単純なんですよね。
- リンス・・・表面コーティング
- トリートメント・・・内部補修
- コンディショナー・・・表面コーティングと内部補修半々
こんな感じです。
で、本当にこのように製品が分かれていればわかりやすいのですが、そんなことはないんですよね(-_-;)
トリートメント・コンディショナー・リンスの現在の使い分け
最近は「リンス」という言い方はなくなってきましたよね。
なんとなく「あまり効果がなさそう」というイメージがあるのでしょうか?
だから「昔、リンスと呼んでいたものが今はコンディショナーと言われています」みたいにネット上で書かれている原因なんでしょうか?
いずれにせよ、今も昔も「リンスは毛髪表面のコーティング、というかシャンプーのせいでごわついた毛髪の指どおりを良くするものです」
そもそもリンスができた理由からして、シャンプーでごわついたコンディションを元に戻すために作られたものですので。
で、コンディショナーとトリートメントはケミカル処理などでダメージしている毛髪のコンディションを向上させるのが目的なので、スタートの目的がそもそも違うんですよね。
ということで、最近のコンディショナーとトリートメントの違いについてです。
●答え・・・「コンディショナーとトリートメントに違いはありません!!」
先ほど書いたように基本は
- トリートメント:「毛髪内部」
- コンディショナー:「表面コーティング&毛髪内部」半々
ですが、結局はコンディショナーでもトリートメントでも、基本的には表面と内側にアプローチしているものが多いです。(昔から)
イメージとしては「トリートメントの方がより毛髪内部補修していますよ」という感じですよね・・・イメージはですよ。
でも実際はトリートメントの方がシリコンなどでコーティングしていますよ・・・となっている商品が特に市販製品では多いですよね。
ただトリートメント・コンディショナーの呼称には決まりがあるわけでもなく、そのメーカーがトリートメントと言えばトリートメントだし、コンディショナーと言えばコンディショナーなんですよね。
だから違いはほとんどないんです。
とあるトリートメントよりも、ほかのコンディショナーの方が補修成分が豊富に配合されている可能性もあるんですから。
だってどちらで呼ぶかは各メーカー毎の基準ですので。
とはいっても、最近はトリートメントの方がイメージがいいので、トリートメントと書いている商品の方が増えてきている気はしますよね。
よく言うイメージ戦略ですね。
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で、そうなるともう一つ疑問が湧きませんか?
同一シリーズでコンディショナーと、トリートメントがある場合の違いって?
それは
・・・
ずばり
・・・
・・・
コーティング力の濃さの違い!!
ということが多いです・・・はい。
同一シリーズ製品でコンディショナーとトリートメントがある場合、たいがいのパターンは、トリートメントの方がシリコンの配合量が多い、或いは、しっとり感が強いタイプのシリコンを配合している。
という違いになっていることが多いと思います。
決して毛髪補修成分がより優れているという感じはしないものが多いですね。
でも、コーティング力が高まるので、実際に毛髪にとっていいか悪いかは別にして、トリートメントの方が「まとまりの良さ・ツルツル感」は感じやすいです。
その方が消費者が「やっぱりトリートメントはよりしっとりして毛髪が補修された♪」と感じてもらえますからね。
実際は補修されたわけではなく、より強くコーティングされただけなんですけどね(-_-;)
で、問題になるのはコーティング力が強いということは、そのシリーズのシャンプーは、それを除去するために強洗浄力が必要になりので、毛髪・頭皮への負担になるということです。
つまりあまりそういうシリーズの製品はおすすめしないということですね。
トリートメントの方が毛髪補修成分が多く配合されているわけじゃない理由
不思議じゃないですか?
元々はトリートメントは毛髪補修してくれるものという位置づけなのに、同一シリーズでコンディショナーとトリートメントがあった場合、コーティング力が強くなるだけという謎・・・。
これの理由は明確です。
それは、どんなに毛髪内部補修をしても、消費者の人が求める表面のツルツル感・まとまり感は得られないからです!!
だって内部補修ですから。
ツルツルまとまり良い毛髪にするには、内部ではなく外部、つまり毛髪表面にアプローチしないといけませんので。
そしてトリートメントと書いてしまった以上、消費者の期待を裏切らないためにツルツルまとまりのある毛髪にするためには「シリコン」などで毛髪表面をコントロールするしかないんですよね(;^ω^)
だからこそシリーズでコンディショナーとトリートメントがある場合は、大概の場合、シリコンなどのコーティング剤がより濃く配合されているのが、トリートメントなんですね。
ちなみにノンシリコンのトリートメントなどは、シリコンを使用せずに「ほかのコーティング剤×毛髪内部補修成分」という作りになっています。
ノンシリコンでもシリコン入りの製品に見劣りしない質感が出せるかはメーカーの腕の見せ所なのではないでしょうか?
まとめ
●リンスは別として、実際のところコンディショナーとトリートメントに大した違いはない。メーカーがどちらの名称を付けるかだけの違い
●同一シリーズでコンディショナーとトリートメントがある場合は、シリコンなどのコーティング剤の配合量の違いで名称を変えていることが多い。
ということですね。
つまり、トリートメントとかコンディショナーという名称はあまり気にする必要はないです。
そうなると、「あれってなんなの?」って思いません??
トリコン?トリートメント イン コンディショナー??
まさにメーカーの自由な発想ですね(笑)
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