今回は2017年1月10日に発売されたばかりのコーセー ジュレーム フルボス ブライトニングシャンプー ブライト&モイストの成分解析です。
コーセーのジュレームシリーズは過去にもいろいろ解析していますが、どんどん新しいジュレームシリーズを投入しているので種類がどんどん増えて多くなってしまい逆にどれを選べばいいのか訳が分からなくなってきますね(>_<)
- ジュレームフルボス2種類
- ジュレームリラックス2種類
- ジュレームアミノ2種類
- ジュレームノンシリコン1種類
の計7種類ですからね・・・(;^ω^)
今回はその中のジュレーム フルボス ブライト&モイストの成分解析です。。
嵐の松潤・相葉雅紀さんのCMのやつですね↓↓
◆ジュレームフルボスの使用感・口コミレビューはこちら
⇒「ジュレーム フルボスシャンプー ブライト&モイストの口コミレビュー・使用感」
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その他、コーセー「ジュレームシリーズ」解析一覧はこちら↓↓
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ジュレーム フルボス ブライト&モイストの成分
水・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na・ココイルメチルタウリンNa・ココイルグルタミン酸TEA・PPG-2コカミド・コカミドプロピルベタイン・ラウリルベタイン・センブリエキス・リンゴ果実エキス・加水分解ヒアルロン酸・腐植土抽出物・BG・EDTA-2Na・PG・イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油・エタノール・クエン酸・グリセリン・コハク酸・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・ポリクオタニウム-10・ラウリン酸PEG-2・塩化Na・炭酸水素Na・フェノキシエタノール・メチルパラベン・安息香酸Na・香料
ジュレーム フルボス ブライト&モイストの解析
まずはいつもながらシャンプーで一番大事な洗浄成分から。
洗浄成分&洗浄助剤はこの辺↓↓
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na・ココイルメチルタウリンNa・ココイルグルタミン酸TEA・PPG-2コカミド・コカミドプロピルベタイン・ラウリルベタイン
ざっくりとした感想は、ジュレームシリーズの中では「洗浄力強めだなぁ・・・。」
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naはラウレス硫酸na等のように洗浄力が強めです(刺激性は低くなっています)。
個人的にはオレフィン(C14-16)スルホン酸Naがメインで配合されているシャンプーはごわつくことが多いのであまり好きではないんですよね。
で、続くココイルメチルタウリンNaは、アミノ酸系?タウリン系?(人によって言い方が違いますが)で、適度に洗浄力もあり、しっとりサラサラとするバランスの良い洗浄剤。
ココイルグルタミン酸TEAはアミノ酸系で最もしっとりする部類の低洗浄力の成分・・・。
という組み合わせで、ジュレームシリーズの中では、洗浄力の強い方の部類に入ります。
ジュレームアミノ・ジュレームリラックスの洗浄剤のバランスに比べると、個人的には洗浄力が強くなって感触はどうなんだろう?と疑問に思うところがあります。
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※更新しました
想像以上にごわつかずに悪くない洗い上がりでした。
こちらのシャンプー&トリートメントを試したレビュー記事はこちら
⇒「ジュレーム フルボスシャンプー ブライト&モイストの口コミレビュー・使用感」
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というか、これだけ洗浄力を上げたということは・・・おそらくトリートメントの被膜力を上げたということかな??つまりトリートメントの被膜力を強くしたので、シャンプーでしっかりと被膜を落とすために強洗浄力になっている・・・。
と思い、ジュレームのサイトを見ると、今回はアウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)も一緒に販売されたんですね・・・。
「なるほど~。アウトバスまでつけたことを前提にしてシャンプーの洗浄力をグンッと上げたのかなぁ・・・。」って感じですかね。
消費者にとっては仕上がりのツヤ感は上がってうれしいかもしれませんね♪
ただ、メイクで考えれば「濃いメイク」で大変身すると、強洗浄力のクレンジング剤じゃないと落ちないじゃないですか?でも、強洗浄力のクレンジング剤は肌の負担になりますよね?
結果として、メイク中は良い感じでも、実際の肌はどんどんダメージを受けていく・・・。
それと同じで、「濃い被膜成分」をつければ、その時はツルツルサラサラでいい感じだけど、強洗浄力のシャンプーで落とさないといけませんので毛髪の負担になる・・・。
結果として、毛髪ダメージにつながる・・・。
そして最終的に美容院ジプシーになる⇒「ホームカラーや市販シャンプーが美容院ジプシーの原因になる?」
まあよくある市販のシャンプーは大体こういう作りです。
仕上がりは強被膜のおかげでツルツルサラサラ。その除去のためにシャンプーは強洗浄力で毛髪の負担・・・。
ジュレームリラックスとジュレームアミノは、強被膜のツルツルサラサラ仕上がりの一般的な市販シャンプーとは違いましたので(個人的にはそこがよかったのですが)、逆に言えばツルツルサラサラに慣れている人には物足りない使用感だったんですよね。
今回のジュレームフルボスはまさに、このジュレームリラックス&アミノでは、取り込めなかった層の客層を狙って作ったのかなぁ・・・なんて個人的な感想ですが・・・。
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そのほかの成分としては、ジュレームシリーズでよく配合されているジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)が、毛髪補修成分として毛髪内部に素早く吸着して流しても流れず毛髪内部にとどまる成分です。
それ以外には特に特徴的な成分は配合されていません・・・。
フルボ酸以外は・・・( 一一)
そう・・・フルボ酸・・・。
成分表で「腐植土抽出物」と書かれている成分です。
フルボ酸(腐植土抽出物)の効果は?
ジュレームフルボスのフルボスという名前の由来は、フルボ酸が配合されているからです。
というくらい、このシリーズの”ウリ”はフルボ酸(腐植土抽出物)。
ちなみに僕は
(=_=)
↑↑
こんな目で見ています(笑)
つまりフルボ酸に寄せられている期待には、今のところ懐疑的です。
一応、万が一すごい効果があると証明されたときのために「効果はない!!」と断言するのは止めておきます(笑)
ただ、僕の今のところの考えは、イメージ戦略の一環として使われる成分なだけで、”これ”そのもの自体をシャンプーに入れることで素晴らしいことが本当に起きるのかなぁ・・・。
ボタニカルとかオーガニックとかのワードと似たようなもんなのでは?
「オーガニックだから何??」みたいな・・・
以下は一応フルボ酸について少し書いておきます。
フルボ酸とは
フルボ酸とは、植物などが微生物により分解される最終生成物である腐植物質のうち、酸によって沈殿しない無定形高分子有機酸。土壌や天然水中に広く分布している。
wikiより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%9C%E9%85%B8)
一応栄養成分として、「各種アミノ酸やミネラルビタミンなどが豊富に含まれていて~」などと説明されていたりしますね。
フルボ酸の効果は?
フルボ酸に期待されている効果については、まだまだ信頼性が薄いと思います(;^ω^)
が、一応以下のようなことが言われているようです↓↓
生活習慣病をはじめ、有害物質の分解能力による細胞の機能回復や美肌づくり、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の改善、視力回復や育毛、免疫力アップなど、フルボ酸の未知なる可能性に大きな期待が寄せられています。
⇒http://furubo.net/fulvic/
フルボ酸の毛髪への効果は?
フルボ酸の毛髪への効果も、まだまだ???なことが多いような気がしますが、コーセー的には以下のような感じで言っています↓↓
要は、キレート剤(金属封鎖剤)ですね。
つまり、コーセー的には巷で言われているフムス酸の効果についてはほとんど触れていないってことです。(まあ薬事法に引っかかるからですが・・・)
まあこれが答えということなのかなぁと思います。
しかしながらコーセーの画像の最後に書いてあること↓↓
「フルボ酸」を配合したシャンプーは、「フルボ酸シャンプー」と呼ばれ、ヘアサロンを中心にトレンドになっています
トレンドになっていますかねぇ・・・。
僕の周りでは、「また新手の”言葉遊び”が出たよ(;^ω^)今度はフルボ酸シャンプーだって・・・ははは(笑)」
※要は「ノンシリコン」とか「ボタニカル」とか「コハク酸系シャンプー」とかもありましたっけ(笑)
っていう感じのネタの一つになっています(笑)
しかもヘアサロンを中心にトレンドって・・・。
一部の中小メーカーがキャッチ―な言葉としてフムスシャンプーとか言っているだけで、美容メーカー大手で「フムスシャンプー」なんて宣伝しているところはない気がするんですが・・・。
※以前「水素トリートメント」なんてものもありましたが、これも中小メーカーが作りましたが、大手は追随しませんでした。結果としては「水素水のデマに気を付けて!!」って消費者省がアナウンスする事になりましたよね・・・。
一応水素水関係の面白いシャンプーもあります。超つやつやです♪
⇒「ミネコラパーフェクト3とは?質感矯正ミネコラとは?おすすめ?」
とはいっても、「効果がない!!」と今のところは断定はしません!!
もしかしたら、今後本当にすごい成分だと認定される可能性は「0」ではありませんからね。
自己防衛しておきます(;^ω^)
ただ、今のところ僕の成分解析で、フムス酸が評価に影響することはありません(悪化するわけではなく、評価の対象にはしないだけです。)
ジュレームフルボスはおすすめ?
で、結果としてジュレームフルボスはおすすめか?
個人的にはジュレームアミノなどのまとまり感・ツヤツヤ感に物足りないときはこちらを試してみてもいいのかもしれませんね。
確かに洗浄力が強めの成分が配合されていますが、ジュレームシリーズが基本的には感触が良いですので、これだけが極端に手触りが悪いということはないと思います。
洗浄成分は、今までのジュレームシリーズよりも強め。
それ以外の成分もフルボ酸を強調したいがために?配合は少なめ。
でも、そのフルボ酸は個人的には評価の対象外・・・。
ただ、ジュレームの最新作ということを考えれば、突然今回から感触が低下するような商品を作るとも考えられませんので。
仮にジュレームにこだわるのであればジュレームリラックス・ジュレームアミノがおすすめです。(市販の中ではですよ)
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コーセー「ジュレームシリーズ」解析一覧はこちら↓↓
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※市販シャンプーの位置づけは確認しておいてください<m(__)m>
★おすすめシャンプー一覧はこちら
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※更新しました
想像以上にごわつかずに悪くない洗い上がりでした。
こちらのシャンプー&トリートメントを試したレビュー記事はこちら
⇒「ジュレーム フルボスシャンプー ブライト&モイストの口コミレビュー・使用感」
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