パーマがかかる仕組み

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パーマがかかる仕組み
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「パーマがかかる仕組み」を理解することで、

  • 「パーマがかからない理由」
  • 「処理剤と言われるものが必要な理由」

を理解していただけるといいかな・・・

と思っています。

 

今回は、僕が考えた擬人法理論で説明していきます!!

 



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目次

パーマがかかる仕組み

と、その前に科学的な説明を簡単に書きますね。

 

パーマの仕組みは、パーマ1剤で毛髪内に存在するタンパク質のシスチン(S-S)結合というモノが切れて、ロッドで巻いた状態に合わせて毛髪内がずれる(内周と外周のずれ)。そのズレを2剤で固定するとウェーブになる・・・。

と言った感じですかね↓↓

パーマのしくみ

まああんまりわからないですよね(・_・;)

 

しかも、この説明だと、パーマがかかる理論は理解されたとしても、「ダメージがあるとかからない理由」「処理剤が必要な理由」が説明できないんですよね(-_-;)

 

という事で、

僕はサロン内では擬人法でパーマを説明しています。そうすると、ダメージ毛がかからない理由処理剤が必要な理由などがわかるかなーと。

 

※あくまでもイメージです。毛髪内部で同じことが起きていると言うわけではありません。CMのイメージ画像と同じようなものですね(笑)ですので美容師さんは突っ込まないでくださいm(__)m

 

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パーマを擬人法で解説すると・・・。

健康毛の髪の毛の内部を擬人法で簡潔に表すとこんな感じ↓↓

パーマ理論1

 

両枠の赤い棒がキューティクルで、毛髪内部に人間が整列しています。彼らは「タンパク質君」です。(笑)

このタンパク質君や、キューティクルである赤い棒には、ノリ(糊)が付いていて、ベタベタしているのでそれによってお互いがくっつき合っています。そして、朝の満員電車のようにぎゅうぎゅう状態だと思ってください。大混雑です。

・・・(笑)

 

こんな感じで、恐ろしいほど突拍子のない説明です・・・。「もうやめた!!」って方はこの辺で・・・また次の記事で・・・m(__)m

って当分この擬人法の話が続くんですけどね・・・(-_-;)

 

では、話を進めていきます。

 

ロッドを巻いた状態↓

パーマがかかる仕組み

 

この状態で、パーマ液の1剤を塗布すると、キューティクルが開いて(膨潤・軟化)毛髪内部に1剤が流入していきます↓↓

パーマ理論2

そうすると1剤の力(還元)で、タンパク質君たちは骨抜き状態になっていきます。全員がなるわけでなく、一部のタンパク質君たちが骨抜きにされます。そうするとロッドで巻かれていますので、ロッドの巻かれた状態にぐにゃりと曲がるんです。

 

今回の場合4人のタンパク質君がぐにゃりと曲がってしまいました。そうすると元がぎゅうぎゅう状態ですので、他のタンパク質君たちもその動きに合わせるしかなく、最終的には全員がぐにゃりと・・・↓↓

パーマ理論3

 キューティクルはノリでベタベタで「タンパク質君」とくっついています。

 

これがそれぞれの列で起きるとこうなります↓↓

パーマ理論4

 

いかがですか?

ウェーブになっていますね。

んじゃこれで固定しよう!!(酸化しよう!!)と2剤を付けてこの形状を固定して終了です。

 

と言うのが、パーマ理論を擬人化したイメージです(笑)

 

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パーマが取れる理由

んで、今回の場合4人だけが腰砕けになって、他の6人はしょうがなく曲がっているだけでしたよね?

 

そうすると、この6人が「元に戻りたい×2」と直立しようとし続けるんです。

そして最終的にこの元に戻る力が徐々に勝っていく状態が「パーマが取れた」と言う状態になります。つまり、真っ直ぐに戻るということですね↓↓

パーマ理論5いかがですか??

スーパー突拍子もない話でしたよね(笑)

 

でも何となくわかりましたかね?

ポイントは、毛髪内部が曲がるのでノリでくっついているキューティクルも一緒にその形になる。という事です。

今は「なんのこっちゃ?」という感じでしょうが、次回以降ポイントになる話ですので覚えておいてくださいね。

 

今後この話を中心にパーマがかからない理由などを説明していきますが、わからなかった方は、もう今回はほっといてください(笑)

 

※通われている美容院でこの話をされると美容師は「????」になると思いますのでお気を付けください<m(__)m>

takaの完全オリジナルの当サロンでのみ流通している擬人化法ですので(笑)

 

※美容師の人が読むと、本当は側鎖結合が左右に切れるのに、「これだと上下に切ってんじゃねえか!?」と思われるかもしれませんが、何度も言うようにイメージですので悪しからず<m(__)m>

 

★今回の話をご理解いただいたうえで、こちらの記事をお読みいただくとパーマがかからない理由がわかります
「パーマがかからない・かかりにくい理由?」

 

カラーの仕組みはこちら

パーマがかかる仕組み

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 各種記事拝見し、参考にさせていただいております。

    私はパーマをかけてもすぐに取れてしまい、1週間くらいで「あれ?パーマかけたはずだよね?」程度にゆるくなり、1〜2ヶ月後にはツルーンとストレートに戻ってしまいます。
    唯一デジタルパーマだけ、3〜4ヶ月ぐらいクルクルが維持されていました。
    これは、私の元来の髪質なのでしょうか?
    髪の中の、元に戻りたい人たちが頑張りすぎちゃってるのでしょうか…
    何かいい持続法はないでしょうか?

    ちなみに、日頃特段トリートメントなどのケアもしていませんが、カラーもパーマもしておらず、髪が傷んでパサパサしているということはないと思います。

    • さななさん

      コメントありがとうございます。

      >私の元来の髪質なのでしょうか?

      はい、そうだと思います。

      >髪の中の、元に戻りたい人たちが頑張りすぎちゃってるのでしょうか…

      はい、その通りです!!

      >何かいい持続法はないでしょうか?

      デジパーなら持ったということで、ホット系パーマをされるのが良いでしょうね。

      ・持続法というのはありませんので、持続しやすいパーマを選択する、

      ・洗浄力の強いシャンプー&シリコンたっぷりのトリートメント(つまり市販の製品の多く)=パーマが取れやすいです。強い洗浄力でパーマがダレ、たっぷりのシリコンで毛髪がしっとり重くなりさらにパーマがダレる・・・という流れになります。

      持たせるならそこまで洗浄力の強くないシャンプー(適度にある分には問題ないですが、強いと取れやすいです)を利用するのが良いと思いますよ

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